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会話にはパターンがある!失敗しがちな会話はロジカルにパターン化して対応するとコミュ力が高まるよ

2020年10月16日 更新2020年10月16日 公開

会話をするときにいつでもどんな会話状況でも同じように会話を続けていませんか?実は会話にはパターンがあります。自分が失敗しがちな同じような会話はロジカルにパターン化して対応するとコミュ力が高まる件をお伝えします。

会話にはパターンがある

ロジカルシンキングを学んで会話をするようになってから、ロジカルに会話をするにはということを常に考えるようになります。自分や人の会話をロジカルに分析するようになるので、

「どういう会話が良かったのか」
「どういう会話が悪かったのか」

ということがわかるようになってきます。すると「あれ?これ前も同じような会話パターンがあったな!」と」気づくようになります。例えば、

最後まで話を聞けないパターン
早口なパターン
覚えている前提で話すパターン
会話が飛んだパターン
無駄に具体的に説明するパターン
背景知識も知っている前提で話すパターン
質問の意図がわからないパターン
同じ質問や回答を繰り返すパターン

などなどいろんな会話パターンがわかるようになってきます。こんな感じで自分の中で会話パターンを分類できるようになると、ある程度パターンで会話できるようになるのでスムーズに会話ができるようになります。

会話パターンに応じて会話方法を変えよう

会話パターンがあることに気づいたら、会話パターンに応じて会話方法を変えることが必要です。

何でも同じ質問や回答パターンでこちらも返してしまっているから臨機応変な対応が出来なくなっているだけなんです。

本当はいろんな会話パターンがあるのに、どんな会話パターンでも同じような会話の仕方をしているから会話が噛み合わなくなるわけです。だから、会話パターンに応じて自分の会話方法を変えてやりましょう。

会話パターンに応じて会話方法を変える方法

私が会話パターンに応じて会話方法を変える方法をお伝えしますね。

失敗したなと思う会話をロジカルに分析する

まず、失敗した会話があったなと思ったときに、会話のどの部分が失敗したのかをロジカルに分析するようにしましょう。

「質問の意図がわかりにくかったのではないか?」
「回答が質問の意図を理解出来ていなかったのではないか?」
「会話のテーマ以外のことを話してしまったのではないか?」

などなど失敗を分析していくと、自分が失敗しやすい会話パターンが見えるようになってきます。どういう会話が失敗しているのか少しずつデータを蓄積していきましょう。

同じような会話パターンに気づく

失敗した会話をロジカルに分析してデータを蓄積するようになると、自分の中で失敗した会話をパターン化しやすくなります。人間面白いもので同じような失敗を何度も繰り返しているからです。

「前も同じような会話で失敗したな」
「この人自分と同じような失敗会話をしているな」

と気づけるようになり、失敗しがちな会話パターンがわかるようになります。すごく属人的な作業ですが、自分で失敗する会話パターンを見つけていくしかないのです。

同じ会話パターンで失敗しないように注意する

自分が同じ会話パターンで失敗しないように注意することが必要です。例えば、

上司「今日中に資料を修正してほしいな」
私「今日中に修正します(今日中だから0時までに提出すればいいか)」
…(時間は流れる)…
上司「資料の修正はまだ?」」
私「今日中とのことなので0時までには提出する予定です!」
上司「(絶句)確かに今日は0時までだけど、私が帰る時間もあることを考えなかったの?」
私「確かにw」

というような失敗をしたとしましょう。新入社員時代だと提出機嫌というものを勘違いしてしまうことはよくありますよね。提出は提出ですが、相手の時間というものも考えないといけません。こんなときは、

上司「今日中に資料を修正してほしいな」
私(前は時間を勝手に勘違いして怒らせてしまったな。ちゃんと具体的な時間を確認しなければ!)
私「何時頃までに修正したらいいでしょうか?」
上司「そうだな。今日は会合があるから16時までには修正してほしい」

というように具体的な時間を確認すればいいのです。こんな感じで自分が失敗した会話パターンに陥らないように気をつけて会話をすればいいのです。

相手が同じ会話パターンで失敗しそうならアシストしてあげる

相手が同じ会話パターンで失敗しそうならば、相手が失敗しないようにアシストすることも重要です。

私「今日中に資料を修正してくれない?」
君「はい。わかりました。」
私(昔同じような会話を上司にされて怒られたことがあったな。具体的な時間を伝えてあげないとな。)
私「今日の16時までに修正が終わっていると助かるな」
君「では16時までに確認できるように修正作業を進めます」

こんな感じで相手が会話で失敗しそうなら、アシストして助けてあげればいいのです。もちろん相手のコミュ力が高ければ勝手に確認してくれますが、そうコミュ力が高い人ばかりでないのが世の中です。持ちつ持たれつでアシストしてあげましょうね。

心理学のパターン化と同じ!後天的に会話パターンを学ぼう!

こんな感じで会話にパターンがあることに気づけば、一度失敗したパターンで失敗することがなくなります。心理学のパターン化と同じです。

「こういう行動を取るとこういう反応が返ってきやすい」

というようにメンタリズムのDaigoさながらのパターン化を行えばいいのです。そんな感じで後天的にパターン別の会話方法がわかるようになるわけです。

初見のことには対応できない方法ではありますが、パターン化できた会話ならどんどん対応できるようになりますよ。どんどん会話をパターン化して、どんどん会話上手になりましょう。

感想

ロジカルシンキングで会話を分析するようになると、会話にはパターンがあることに気づくようになります。

会話をパターン化できるようになれば、自分や相手が会話で失敗しそうなときでも「前もこんな会話で失敗したな」と気付き、会話方法を変えることができるので、円滑に会話ができるようになっていきます。

会話内容は無限大ですが、会話のパターンというのは会話内容ほど無限大にパターンがあるわけではありません。

また、自分が失敗する会話パターンもある程度決まっているので、失敗しがちな会話を分析してパターン化すれば、どんどん会話上手になっていくはずです。

考える技術・書く技術(バーバラミント)がロジカルシンキング本でおすすめ」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
詳細プロフィール

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