何話してるかわからない…早口でマシンガントークな人が話す速さを普通に近づけるコツ
私は自分の会話リミッターを外して話すと超絶早口のマシンガントークになります。自分の口が頭の思考についてこないくらい早口です。早口でマシンガントーク過ぎて何言っているかわからないともよく言われます。
そんな早口で悩んだ私だからわかる早口でマシンガントークな人が話す速さを普通に近づけるコツをお伝えします。
目次
早口でマシンガントークになる理由
私が早口でマシンガントークになるのにはいくつか理由があります。早口になる理由は人それぞれなので参考までに。
思考パターンが音声思考
私の思考パターンは音声思考です。自分の頭の中で考えるときは自分の頭が勝手に話しているイメージです。
故に、頭の中で考えたことをそのまま口にすることができます。絵や映像などで思考する人は言葉に変換してから話す必要があるでしょうが、そんな必要もなくそのまま話すことができるので、早口になりやすいのかなと思います。
「頭の中で早口で会話してる!自分の思考パターンを知ると人の思考パターンも理解できて相互理解しやすい件」も参考にしてください。
頭の中が口より早口
私が早口なのは私の思考が早口だからだと思います。思考が早口だから思考していることを口にすると自然と早口になるのです。
しかも厄介なことに頭の中の思考は自分の口よりも早口なんですよね。だから、口が頭の中の早口についていくためにどんどん早口になるわけです。
そんで、思考がヒートアップすると早口になりすぎて口はついていけなくなるので、何言っているかわからないレベルの早口になるわけです。
生まれつき早口だから仕方ないと思っていましたが、冷静に自分で分析してみると思考が口より早口だったのがいけなかったのですねw
思考の会話が口の会話より早いのであれこれ話したくなる
人と会話しているときでも、脳内では思考が超早口で話しているので、人の会話よりも早く思考が進んでいきます。あれこれ話したいことがどんどん増えるわけです。
でも、人との会話は相手との掛け合いもあるので、思考ほどは早くは会話が進まないものです。それでも、思考の中ではどんどん会話が進み、あれこれ話したいことが増えていきます。
そして、自分としては頭の中に浮かんだことは、せっかくなら全部話したいという欲求もあります。そこで早口にすれば、頭の中に浮かんだことも全部話しやすくなるので自然と早口になるわけです。
でも、最終的には口が思考に追いつけなくなり、人が聞き取れないレベルの早口になるわけです。ちなみに、これこそがよく「思考が飛ぶね」と言われる理由です。
「テーマは1つ!会話が飛んで何を話しているかわからないと言われる人は会話のテーマや意図を意識しよう」も参考にしてください。
早口のマシンガントークから普通の速さに近づけるコツ
そんなこんなで早口でマシンガントークのまま生きてきましたが、早口でマシンガントークだと損することも多かったです。
なので、社会人になってからは早口を直すように努力してきました。様々な努力のおかげか、ある程度は話す速度を普通に近づけることができるようになりました。
自分が早口でマシンガントークなことを自覚する
まず、自分が早口でマシンガントークなことを自覚することです。私も「自分は少し早口かも?」とは思っていましたが、聞き取れないレベルの早口だとは思いませんでした。
しかし、就職活動の面接で話す速度が大事ということを知って、自分の面接練習を録音したときに、自分がものすごく早口なことに気づきました。最近なら自分の会話をスマホで録音してみれば、自分が早口かどうかすぐに判断できるかと思います。
また、他人に早口だと指摘されたことがある人は、自分が早口だと自覚して、改善するようにしていきましょう。
アナウンサーが普通の会話の速度だと考える
テレビのアナウンサーって早口だと思いますか?早すぎず遅すぎずのスピードで話していると思いませんか?一般的にテレビのアナウンサーは1分間に300文字程度を目安に話しているそうです。NHKのアナウンサーは特に参考になるかと思います。
とはいえ、300文字と言われてもピンと来ることはなかったし、この記事を書いてもやっぱりピンとこないです。
なので、テレビでニュースを見ているときにアナウンサーの話す速度を覚えておくと、なんとなく普通の会話の速度がわかるようになります。
厳密に300文字の早さで話す練習をしたいのであれば、300文字の原稿を作って1分間ちょうどで話し終わるようにしてみてください。
思考の速度を落とす(思考も普通の速度にする)
思考の速度が早くて早口になってしまう人は、思考の速度を落とすことも重要です。思考も普通の速度にすれば早口になりにくくなります。
頭がフル回転の超絶早口になってしまうと、口さえもついてこなくなるので、アナウンサーくらいの話すスピードで思考をすることを心がけましょう。暴走モードにすることなかれです。
ロジカルシンキングしながら話す
ロジカルシンキングしながら話すと、論理的に話すための会話構造を意識するようになるので、ある程度会話の速度を落とすことができます。
何も考えずに話すと、思ったことを思ったままに話すから早口になるわけです。ちゃんと会話構造を考えながら話せば、ある程度は早口を抑えられるようになります。
「考える技術・書く技術(バーバラミント)がロジカルシンキング本でおすすめ」も参考にしてください。
句読点を強く意識する
早口な人って句読点の「、」「。」を省略しているなと思います。私も自分が早口だと気づくまで、会話で句読点を意識したことなんてありませんでした。むしろ、句読点なんか無視しているレベルでした。
最近でも早口にならないように句読点を意識して話しているつもりでも、句読点の存在があるかわからないくらいのスピードで話していることがあるわけです。
なので、早口を直したいのであれば、句読点を強く意識することが大事です。句読点があるところで息をする、1秒待ってからから話すなど句読点を強く意識して話すことも早口を抑えるコツです。
最後の手段は戦場カメラマンの渡部洋一になったつもりで話す
それでも早口が直らないという人は、戦場カメラマンの渡部洋一さんになったつもりで話すといいです。あの会話速度ならどんな早口な人でも早口になることはありません。
早口の人だと「もっと早く話したい」となるので、渡部洋一さんくらいの会話速度で普通の会話速度になることもしばしばあります。かなり極端な例ですが、意外と有効なのでお試しあれ。
感想
早口&マシンガントークの人は、人生を損している気がします。早口でも人が聞き取れるならいいけど、そもそも早口自体聞いている人が疲れてしまうから、やっぱり早口は直すべきです。
とにもかくにも自分が早口であることを自覚することから、早口を直すことができるようになります。自分が悪いところはどんどん直していきましょう!