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日本学生支援機構の奨学金の貸付金額、返還者数はどれくらい?

2024年01月05日 更新2024年01月05日 公開

日本学生支援機構の奨学金の貸付金額、返還者数はどれくらいでしょうか?

日本学生支援機構の貸付総額

年度 総貸付残高 返還を要する債権額
2004年 3兆7,997億円 2兆2,568億円
2012年 7兆7,656億円 5兆2,547億円
2013年 8兆2,126億円 5兆6,878億円
2014年 8兆6,042億円 6兆1,018億円
2015年 8兆9,232億円 6兆4,803億円
2016年 9兆1,793億円 6兆7,872億円
2017年 9兆3,743億円 7兆0,498億円
2018年 9兆5,067億円 7兆2,617億円
2019年 9兆6,067億円 7兆4,240億円
2020年 9兆5,920億円 7兆5,134億円
2021年 9兆5,356億円 7兆5,556億円
2022年 9兆4,613億円 7兆5,587億円

日本学生支援機構が発足した2004年から、総貸付残高は2.5倍、返還を要する債権額は3.3倍となっており、多くの学生が奨学金を必要としていることがわかります。

給付型奨学金の推移

年度 給付金額 給付人数
2017年 13億円 0.2万人
2018年 79億円 2万人
2019年 139億円 3.7万人
2020年 1,231億円 27.7万人
2021年 1,437億円 32.2万人
2022年 1,507億円 33.7万人

貸与型奨学金の推移

年度 貸与金額 貸与人数
2012年 1兆0,815億円 131.9万人
2013年 1兆0,933億円 133.9万人
2014年 1兆0,805億円 133.6万人
2015年 1兆0,638億円 132.4万人
2016年 1兆0,465億円 131万人
2017年 1兆0,156億円 129.2万人
2018年 9,874億円 127.6万人
2019年 9,720億円 127万人
2020年 8,996億円 119.9万人
2021年 8,664億円 115.9万人
2022年 8,477億円 113.2万人

貸与型の内訳

第一種奨学金は無利子、第二種奨学金は有利子です。

年度 第一種金額 第二種金額 第一種人数 第二種人数
2012年 2,676億円 8,139億円 40.2万人 91.7万人
2013年 2,811億円 8,123億円 42.7万人 91.2万人
2014年 3,011億円 7,794億円 46.2万人 87.4万人
2015年 3,158億円 7,480億円 48.7万人 83.7万人
2016年 3,225億円 7,240億円 50万人 81万人
2017年 3,329億円 6,827億円 52万人 77.2万人
2018年 3,473億円 6,400億円 54.8万人 72.8万人
2019年 3,577億円 6,143億円 56.8万人 70.2万人
2020年 2,901億円 6,095億円 48.6万人 71.3万人
2021年 2,781億円 5,883億円 47.3万人 68.6万人
2022年 2,723億円 5,754億円 46.7万人 66.5万人

返還者数

年度 返還者数
2004年 184.8万人
2012年 333.4万人
2013年 353.5万人
2014年 374.1万人
2015年 392.8万人
2016年 409.5万人
2017年 425.9万人
2018年 440万人
2019年 453.2万人
2020年 463万人
2021年 473万人
2022年 483.1万人

日本学生支援機構が発足した2004年から、返還者数は2.6倍となっています。2004年と比較して約2.5~2.6倍の学生が奨学金を必要としていることがデータからわかります。

奨学金の累計データ

給付

平成29年度から令和4年度までの累計金額です。

給付金額:4,405億円
学生数:56万人

貸与

昭和18年度から令和4年度までに80年間、JASSO(大日本育英会、日本育英会を含む)が奨学金を貸与した累計金額です。

貸与金額:24兆円
学生数:1,485万人

感想

約2.5~2.6倍の奨学金の需要があることがわかります。返済不要の給付型奨学金をメインとし、教育費用のかからない日本にすることが大事です。

少子化対策にもつながり、日本の学生の質を高めることにもつながります。経済状況で学校に行くのをあきらめない社会にすることが重要です。

奨学金全体の利用金額、人数は?」も参考にしてください。

利用データ

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
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