大学、短期大学、大学院に通う学生のアルバイト状況
2024年04月15日 更新2023年12月27日 公開
大学、短期大学、大学院に通う学生のアルバイト状況をご紹介します。2020年度のデータとなります。
大学(昼間)
区分 | 比率(%) |
---|---|
家庭からの給付のみで修学可能 | 49.1 |
家庭からの給付のみでは修学に不自由 | 13.3 |
家庭からの給付のみでは修学継続困難 | 12.4 |
家庭からの給付なし | 5.8 |
アルバイト率 | 80.7 |
私立大学だと「家庭からの給付のみで修学可能」は、48.5%に低下し、女性の比率のほうが高い傾向にあります。
短期大学(昼間)
区分 | 比率(%) |
---|---|
家庭からの給付のみで修学可能 | 42.8 |
家庭からの給付のみでは修学に不自由 | 13.9 |
家庭からの給付のみでは修学継続困難 | 12.8 |
家庭からの給付なし | 8.3 |
アルバイト率 | 77.7 |
大学院修士課程
区分 | 比率(%) |
---|---|
家庭からの給付のみで修学可能 | 44.5 |
家庭からの給付のみでは修学に不自由 | 16.9 |
家庭からの給付のみでは修学継続困難 | 12.0 |
家庭からの給付なし | 9.1 |
アルバイト率 | 82.5 |
大学院博士課程
区分 | 比率(%) |
---|---|
家庭からの給付のみで修学可能 | 20.9 |
家庭からの給付のみでは修学に不自由 | 10.3 |
家庭からの給付のみでは修学継続困難 | 9.4 |
家庭からの給付なし | 30.5 |
アルバイト率 | 71.1 |
感想
大学に通うと学費、生活費といった支出が増えます。そして、自宅から通えばある程度お金を安くすることができますが、下宿するとなるとかなりの費用となります。
家族の仕送りだけで厳しい場合は、アルバイトだけでなく、奨学金制度などをうまく活用していくことが必要です。理想は一定の基準を満たす大学の場合、給付型奨学金が支給されるといいと考えています。
そうすれば、親の経済状況に関係なく、行きたい大学に行けます。また、親も大学のお金を気にせずに子どもを産みやすくなります。少子化対策として、教育費用がかからない日本を作ることが重要です。
利用データ
令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査(JASSO)のアルバイト従事者の経済状況(p18)を参照。信頼できるデータとなっています。