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奨学金のブラックリスト(個人信用情報機関)への登録件数の推移

2024年01月17日 更新2024年01月17日 公開

奨学金のブラックリスト(個人信用情報機関)への登録件数の推移をご紹介します。

延滞者は個人信用情報機関に登録される

JASSOが利用している個人信用情報機関は、クレジットカード、携帯電話を分割払いで購入する際に登録する機関と同じ機関です。

金融機関等でローン等の契約をする場合、延滞の有無に関係なく、契約時に個人情報を登録します。

しかし、JASSOの場合は、事前に登録に関する注意喚起や警告を通知したうえで、延滞3か月以上になった場合に限り登録をしています。

個人信用情報機関に登録されている借用情報を入手し、奨学金採用時の与信判断に利用することはありません。

また、延滞情報を登録した後で、延滞を解消した場合には、「延滞を解消し、約束どおり返している」という情報が登録されることになります。

延滞した際の登録は、延滞に対するペナルティではなく、奨学金を延滞している返還者の方が、「他の金融機関から重複して過剰に借り入れてしまうような多重債務化を防ぐため」に実施しているそうです。

個人信用情報機関の登録件数

年度 個人信用情報機関への登録件数 同意書提出者数
2012年 9,871件 1,417,952件
2013年 13,047件 1,825,875件
2014年 17,279件 2,218,406件
2015年 20,350件 2,599,974件
2016年 21,242件 2,955,034件
2017年 25,288件 3,296,188件
2018年 26,687件 3,617,215件
2019年 29,781件 3,918,318件
2020年 24,327件 4,171,341件
2021年 24,806件 4,409,440件
2022年 28,844件 4,615,512件

*個人信用情報機関への登録は、その旨を同意した方のみが対象となります。平成21年度以降に奨学金の貸与を受けた奨学生から「同意書」の提出が必要となりました。それ以前の採用者で「同意書」を提出していない奨学生は、登録の対象とはなりません。

感想

奨学金の返済を延滞すると、ブラックリストに入ってしまうリスクがあります。奨学金を延滞しないように注意するしかありません。以下のページも参考にしてください。

利用データ

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
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