アスペルガー症候群、ADHDの発達障害に気づくコツは違和感だと思う件
アスペルガー症候群、ADHDの発達障害に気づくコツは、違和感だと思う件についてご紹介します。
発達障害の人は違和感のある言動が多い
アスペルガー症候群など発達障害の人は、普通の人と言動が違うことが多いです。普通の人と考え方や感覚が違うので、普通の人と同じような行動を取ることが難しいケースが多いからです。
「この人言っていることがめちゃくちゃ」
「この人の行動は普通じゃない」
「当たり前のことができない」
と違和感を覚えることが多いのです。実際に、私の知り合いにもアスペルガー症候群だと思っている人がいるのですが、言動は違和感だらけです。普通の人と同じだと思うと、もうやってられないレベルです。
違和感=一般的な常識が守れているかどうか
違和感の定義は非常に抽象的で難しいのですが、一般的な常識(ルールやマナー)を守れていない、空気がいつも読めないと思ったら「違和感がある」と思ってもらってOKです。
発達障害の人は脳の構造が生まれつき違うのですから、世間一般の常識が通用しないことが多いです。そもそも、多数派の普通の人が当たり前だと思っていることを、当たり前だと思っていないからです。
「多数派の一般人と少数派の特殊な人がいることを理解しないと、発達障害は受け入れられない」も参考にしてください。
違和感が多いなら発達障害を疑おう
上記のように違和感を抱くことが多いのであれば、発達障害かもしれないと疑ったほうがいいです。そして、その人がどの発達障害に該当するのかを知れば、上手に付き合えるようになるからです。
違和感があるのに無視し続けると、発達障害の特性に合った対応ができなくなるので、お互いが辛い思いをすることになります。
違和感というのは抽象的な感覚ではありますが、直感に近いものでとても大切なものなのです。霊性心が教えてくれたとも考えることができます。
誰にでも軽度の発達障害があると思うと人生は楽
発達障害というと重度の発達障害しか認めないという人がいますが、軽度の発達障害もあります。というか、誰もが発達障害の傾向や特徴に少なからず該当するものです。
「この人にはこういう発達障害の傾向が少しある」
と思えるのであれば、多少違和感のある言動も許せるものです。極端に考えすぎずに、軽度の発達障害もあると思うと、人生楽になります。
実際に、私も軽度のアスペルガー症候群のような特徴を持っています。コミュニケーションは苦手だし、思ったことを言ってしまえば相手をすぐに怒らせることができます。
後天的な努力で、ちょっとだけうまく世渡りできるようになっただけです。でも、やっぱり本質はずれているので、なかなかうまくいかないこともあります。
そして、身近な人にも軽度のアスペルガー症候群だなと思う言動は多いです。でも、これを人間性の問題だと思うとケンカになるので、軽度の発達障害だと思うようにしています。
「アスペルガー症候群的な言動出た」
と思うことで、ケンカに発展することも減りました。これを普通の人だと思えば怒れてしまうのですが、発達障害なら仕方ないかと思えるのです。これはとても素敵なことです。違いを認めるということなのですから。
「発達障害だと決めつけるのは良くないけど、発達障害かもと考えれば違いを許せることが多い」も参考にしてください。
感想
アスペルガー症候群、ADHDなどの発達障害に気づくコツは、違和感が多いかどうかだと思います。他人であればスルーできる問題ではありますが、家族やパートナーが発達障害だと、真摯に向き合わなければいけない問題です。
特に自分の両親や子供が発達障害の場合、普通の人と同じ接し方をすると苦労をするでしょう。違和感に早めに気づいてあげることで、お互いが幸せに生きられる方法を模索することが大切だと思います。違和感とは霊性心の直感力かも?