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常識とは多数派の意見で正しいとは限らないので、少数派は空気を読んでもいいし、あえて空気を読まないも手

2023年06月28日 更新2020年08月29日 公開

あなたは常識がわかる人ですか?私はあんまり常識というものがわからないので、後天的に常識というものを学んできたタイプです。

でもね、常識とは多数派の意見で正しいとは限らないので、非常識扱いされがちな少数派は空気を読んでもいいし、あえて空気を読まないのも手です。

常識の一般的な意味とは?

常識の一般的な意味とは、社会において共通であり、当たり前のものとされている価値観や、考え方のことを意味します。いわゆる、普通の考え方ってやつですね。

常識とは多数派の意見に過ぎない

でもね、常識には本当の意味とは、常識というものは多数派の意見にすぎないということです。100人の人がいて、90~99人くらいがそう思えば、その考え方が常識になるのです。

そして、1~10人の人は少数派となるので、「非常識」「特殊」「変な人」とかの扱いになるわけです。

常識とは多数決と同じ考え方

上記のロジックがあるので、多数派の意見が常識になるということです。つまり、多数決と同じ考え方なのです。勝てば官軍、負ければ賊軍的な考え方にすぎないのです。

常識が正しいとは限らないと知っておくと気楽

多数派が正しい社会において、少数派にとっては生きづらい社会ではあります。特に、日本なんか最たる例ですよね。

そして「常識=正しい」と思っていると、私達のような非常識扱いされる少数派は、とっても生きづらいものがあります。

でも、常識とは多数派の意見であり、多数決と同じ考え方であることを考えると、常識が正しいとは限らないと思いませんか?

例えば、「人を殺すことは正しい」と多数の人が思えば、それが常識となるのです。でも、昔の武士なんかは、町人を斬って殺しても罪に問われなかったし、自己防衛が必要な戦争時代では、自分を守るために人を殺すことは正しかったわけです。

このように、常識というものは時代によって変わるわけです。すると、あんまり固執する必要がないようにも感じます。

暗黙のルールや社会的常識がわからなくて嫌われる人は世のため人のためになることだけを考えればいい件」も参考にしてください。

空気を読んでもいいし、あえて空気を読まなくてもいい

このことに気づいてから、私は適当に常識と言われる空気を読んだり、あえて空気を読まないようにするようになりました。

どちらかというと、あまり空気を読まない「AKY」をすることが多いですが、ここは空気を読んだ方がいいなと思ったら、空気を読むようにしています。

それでも、元々の考え方が人とずれているので、空気を読んだつもりが空気を読めてないこと多数ですがねwでもまあ、個人的には

「自から省みて疚ましからずんば、千万人といえども、吾れ行かん」

が正しい考え方と思っているので、自分が正しいと思っていたら、常識とずれていてもあんまり気にしないです。

問題は常識がわからないことではなく、無邪気に人を傷つけること

ただし、ここで考えたいのは常識がわからない人というのは、発達障害などのケースが多いので、先天的に人の気持ちがわからないという特性があります。社会生活をするのが難しい、コミュニケーション能力が低いという特徴があるのです。

私はアスペルガー症候群の特徴が当てはまるなと自分でも思うことがあり、無邪気に人を傷つけてしまうことがよくありました。

なので、常識に合わせる合わせない問題ではなく、常識はずれの行動や発言を取ることで、無邪気に人を傷つけてしまうことがないかだけはよく考えていただきたいです。

人を傷つけてしまうことは、誰がどうやっても間違ったことです。それがわからずに無邪気に人を傷つけてしまうと「変な人扱い」どころが「やばい人扱い」されてしまいます。ここが発達障害の難しいところです。

「常識をあえて読まない」ことと「常識がわからずに人を傷つける」ことを、同じに考えないようにしましょう。

子供に悪影響が出る場合は空気を読んだほうがいいと思った件」も参考にしてください。

常識がわからなければ後天的に学べばいい

でもまあ、こういうトライアルも含めて常識というものは、後天的に学べばいいのかなと思います。いいんだよ、失敗しても。そのうち成功するから。

痛みながらでも学べばいいのさと気楽に考えよう。私も後天的な学習で大分まともになってきたので、よくなるはずなんです!

当たり前のことができない人は正しい当たり前のことを当たり前にできるようにしていくことが大事」も参考にしてください。

感想

常識がない私が、私よりも常識がない人にいろいろと諭すときに、常識について深く考えたのでまとめてみました。

でもまあ、常識なんて言うのは本当に多数派の意見であり、多数決の意見にすぎません。常識なんて流動的なものだと思えば、適当に空気を読んだり読まなかったりすればいいと思えるはずです。

ただし、常識問題を通り超えて、無邪気に人を傷つけてしまうことは間違っていますぜ。これだけは注意して、お気楽モードで生きてきましょうぜ。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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