返済不要の奨学金がある?給付奨学金(日本学生支援機構)で知っておきたいこと
実は返済不要の奨学金があるって知ってますか?給付奨学金(日本学生支援機構)で知っておきたいことをご紹介します。
*2023年11月時点でのデータとなります。
国公立の奨学金はいくら?
国公立の大学、短期大学、専修学校(専門課程)の場合
第1区分
自宅通学なら29,200円、自宅外通学なら66,700円が毎月支払われます。
第2区分
自宅通学なら19,500円、自宅外通学なら44,500円が毎月支払われます。
第3区分
自宅通学なら9,800円、自宅外通学なら22,300円が毎月支払われます。
私立の奨学金はいくら?
私立の大学、短期大学、専修学校の場合
第1区分
自宅通学なら38,300円、自宅外通学なら75,800円が毎月支払われます。
第2区分
自宅通学なら25,600円、自宅外通学なら50,600円が毎月支払われます。
第3区分
自宅通学なら12,800円、自宅外通学なら25,300円が毎月支払われます。
詳細は以下のページを参考にしてください。
入学金・授業料も免除される
*2023年度在学採用(大学等)に係るリーフレット(JASSO)を参照
給付型奨学金の対象者は、大学等へ申し込むことで、最大で年間約70万円の授業料の免除・減額を受けることができます。
例えば、国公立大学であれば入学金約28万円、授業料約54万円、私立大学であれば入学金約26万円、授業料約70万円が免除・減額されます。
ただし、第2区分だと上限額の2/3、第3区分だと上限額の1/3となります。
詳細は以下のページを参考にしてください。
学力基準
進学前
以下の1もしくは2のいずれかに該当すること。
- 高等学校等における全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であること
- 将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、進学しようとする大学等における学修意欲を有すること(※学修意欲等の確認は、高等学校等において面談の実施又はレポートの提出等により行う。)
進学後
1年次であれば、次の1~3のいずれかに該当すること。
- 高等学校等における評定平均値が3.5以上であること、又は、入学者選抜試験の成績が入学者の上位2分の1の範囲に属すること
- 高等学校卒業程度認定試験の合格者であること
- 将来、社会で自立し、活躍する目標を持って学修する意欲を有していることが、学修計画書等により確認できること
家計基準(収入基準)
進学前であれば
第1区分
あなたと生計維持者の市町村民税所得割が非課税であること。具体的には、あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が100円未満であること。
第2区分
あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が100円以上25,600円未満であること
第3区分
あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が25,600円以上51,300円未満であること
以下は収入の目安となります。
*進学前(予約採用)の給付奨学金の家計基準(JASSO)の年収目安を参照
また、2,000万円未満の資産額であることも条件となります(生計維持者が2人の場合)。