3人以上産んだら大学が無料?多子世帯の大学等授業料・入学金の無償化制度がやばすぎた
3人以上産んだら大学が無料になる「多子世帯の大学等授業料・入学金の無償化制度」がやばすぎた件をお伝えします。
こんな政策で少子化対策ができると本気で考えているなら、まじで政治家やめたほうがいい。頭お花畑すぎて、私たち国民をなめている。
多子世帯の大学等授業料・入学金の無償化制度とは
多子世帯の大学等授業料・入学金の無償化制度とは、2025年度から扶養される子どもが3人以上いる世帯は、第1子から大学、短大、高専(4・5年生)、専門学校の大学の授業料、入学金が無料となる制度のことです。
所得制限なしで、国公立大学が約54万円、私立大学が約70万円の授業料が無料となるだけでなく、入学金も無料となります。
*こども未来戦略方針の具体化に向けた検討について5p(内閣官房)の図を参照
政府がとらえる現状の課題
「子育てや教育にお金がかかりすぎることから、理想の子どもの数を断念。特に、大学など高等教育の費用の負担が重い」
「これは理想の子どもの数が3人以上の夫婦で顕著」
政府が目指す姿
「多子世帯であっても、経済状況にかかわらず、こどもを大学等に進学させられるようになり、理想のこどもの数を持てるようになる」
3人以上の罠
多子世帯の大学等授業料・入学金の無償化制度の内容を聞くと、3人以上子どもがいれば大学は無料になると思いますよね?
「よっしゃ!3人子どもを産もう!」
と思いますよね?しかし、岸田政権はそんなに甘くありません。さすがの異次元の子育て政策となっています。
「扶養される子どもが3人以上」
という恐ろしい文言があります。つまり、第一子が就職して扶養を外れると、子どもが3人でも2人扱いになります。
第1子が大学4年生→無料
第2子が大学3年生→無料
第3子が大学2年生→無料
↓
第1子が就職して扶養が外れる
第2子が大学4年生→無料じゃなくなる!
第3子が大学3年生→無料じゃなくなる!
第一子が卒業したら第二子、第三子の大学は無料じゃなくなるわけです。年子で産んでこれだから、三つ子を産まないと、最大限制度を活かすことができないわけです。
ちなみに私も子どもが3人いますが、
大学4年→無料
大学1年→無料
中学校1年→年齢離れている無料じゃない
となるので、2人目は1年だけ大学が無料で、3人目もいれると7年間の大学費用は支払わないといけません。それに子どもがいつ大学などに行くかもわからないですしね。
つまり、3人子どもを産んだら、1人目だけ大学が無料になる可能性が高い制度なわけです。本当に今の政治家も官僚も頭異次元だなと思います。
私なら大学までの教育費を無償化する
私だったら大学までの教育費は無償化します。教育費が高くなりすぎているから、子どもを産みたいと思えないわけです。
だって、子どもをちゃんと教育できる経済的余裕がないから、子どもを産むと不幸にしてしまうと思うわけです。子どもを不幸にしたくないから、1人しか産まないという知人も多いのが正直なところです。
でも、給食費の無償化、幼児教育や大学の無償化などを行えば、子どもを少しは産んでもいいかなと思えます。
もうね、いろんな隠れ子育て費用も全部無料にしていけばいいんだよ。最近は所得制限は撤廃しているけど、子どもの数を制限にする流れで怖いです。
3人子ども産むって大変ですよ?産みたくたって産めない人もいます。なんかもう少子化だから3人以上を条件にするのは、中国の一人っ子政策みたいで怖いです。
感想
こういう小手先の少子化対策しかしないから、日本の人口は2070年には8,700万人まで減ってしまうわけです。
もう既存のやり方では日本は救えないので、政権交代して、官僚のあり方も変えないといけない時代に来たなと思います。
人口減少の厳しい数字を知っていながら、頭のいい人たちが何でこんな愚策を出すのか不思議でなりません。もっと国民に寄り添った政治をするべきなんです。