ふるさと納税の申告方法!確定申告よりワンストップ制度が簡単
2023年12月15日 更新2023年12月15日 公開
ふるさと納税の申告方法をご紹介します。確定申告よりワンストップ制度が簡単です!どんどん便利になっています。
ふるさと納税申告の仕組み
*ふるさと納税のしくみ(総務省)の図を参照
申告方法
寄附金控除を受けるためには、寄附をした翌年の3月15日までに、住所地所轄の税務署へ確定申告を行います。
確定申告を行う場合、寄附をした自治体が発行する寄附の証明書・受領書、専用振込用紙の払込控(受領書)が必要です。なくさないように注意しましょう。
確定申告を行うと、「控除額の計算」に沿って所得税と住民税の控除額が決まり、所得税分はその年の所得税から控除(還付)され、住民税分は翌年度の住民税から控除(住民税の減額)されます。
でも、確定申告は正直面倒くさいです。そこで、便利な制度が誕生しました。
*確定申告のやり方は国税庁を参考にしてください。
ふるさと納税ワンストップ制度で確定申告は不要
*制度改正について(総務省)の図を参照
確定申告が不要なサラリーマン(給与所得者等)がふるさと納税を行う場合、「ふるさと納税ワンストップ特例制度」を使えば確定申告は不要となります。
特例の申請にはふるさと納税先の自治体数が5団体以内で、ふるさと納税を行う際に各ふるさと納税先の自治体に特例の適用に関する申請書を提出する必要があります。
令和4年からはスマホとマイナンバーカードがあれば、ワンストップ特例オンライン申請ができるようになりました。
感想
ワンストップができてから申告方法はかなり楽になりました。しかし、会社によっては年末調整のタイミングで、源泉徴収票を12月中にもらえないこともあります。
かといって自分で計算するのは大変なので、このあたりも自動でどれだけふるさと納税が利用できるのかわかるシステムがほしいですよね。マイナンバーがあればやれそうな気はしています。