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新築建売住宅購入時の火災保険・地震保険を決めるポイント

2023年05月06日 更新2020年04月09日 公開

火災保険や地震保険は金額の高い建物に対する保険なので、家財保障や特約は本当に必要なのでしょうか?新築建売住宅購入時の火災保険・地震保険を決めるときのポイントが、自分なりに見えたのでご紹介します。

火事

建物金額は最大

建物金額は最大の保険金にしたほうが安全かなと思いました。というか、ここの保障が全ての肝だからですね。水害外すと安いみたいですが、川や海が近いと外すわけにはいきません。

ちなみに、10年後に契約しても、建物金額は変わらないみたいです。10年後でも新築で建設した場合の金額となります。

また、「建物の破損・汚損」が補償されるかどうかでも、値段が変わることが多いです。自転車や自動車の事故についてですが、相手側が建物を事故した場合は、自動車保険でまかなえるのであれば、自動車保険の対物でまかなうとのこと。

自分や友人が運転操作を誤ってしまった場合に補償されるように思いますが、実際には現場を確認して誤って運転したかどうかで変わるそうです。

自分で保険金目的で壊したって思わなければ、支払われるかどうかはわからない。その統計もないとのことでした。しっくりこないですねぇ。

地震保険は必須

火災保険には地震保険をつけるのは必須かと思います。そうしないと、地震での火災被害も保障されなくなってしまうそうですし、地震大国の日本なので嫌でも加入しないといけません。

地震保険は地震による火災や損壊などを補償してくれます。保険金額が30~50%の範囲内でしか保険金額が設定できないので、50%のほうが安全だと思います。地震保険も基本最大金額ですね。

また、これは保険会社にもよるとは思いますが、松竹梅プランの金額が違って見えるのは、5年契約と1年契約になっていることがあるので注意してください。異常に安いなと思うプランは大体地震保険が1年なので、騙されやすいので注意しましょう。

あと、火災保険が10年なのに対して、地震保険は5年が契約期間となっているので注意しましょう。5年ごとに保険の支払いが必要となります。

家財の補償は不要

火災や地震における家財の保障は不要のように思います。欲しい家財が変えるわけでもないので、それなら貯金しておいたほうがましかなと。

また、家財の保険金額が100万円だったら、500万円被害でも100万円しかもらえません。ちなみに免責金額は1回の事故に対してで、家具1つに対してではありません。

特約は不要

火災保険や地震保険の自動セットになってしまっている特約は外しようがありませんが、それ以外の特約は基本的に不要かなと思います。

大した特約もないように思いますし、不安を煽っているだけで保険料が高くするのが目的なのが多いと思います。たまたま、以下の特約がついていたので外しました。

事故時諸費用特約

事故にあったときの仮住まいの費用とかを補償。火災とか風災とか水ぬれとかの事故。この特約を外すと14,200円節約。でもさ、大抵親族の家にしばらく住むよね。だから、私は不要と判断しました。

日常生活賠償特約について

日本国内において、自転車に乗っていて歩行者を怪我させた場合や、ペットが怪我をさせてしまった場合などに使える特約です。

自動車保険やクレジットカードに自動的についている特約のことも多いので、その場合は不要となる特約です。これは不要だと思うのでつけないことにしました。

保険会社で金額は違うので相見積もり必須

ハウスメーカーと銀行から保険の見積もりをもらいましたが、数万円レベルで保険金額が変わりました。

基本的な補償内容は同じでも、勝手にセットされている特約やそもそもの値段設定が違うみたいですね。

基本的にはハウスメーカーの保険会社が指定されるので、相見積りは難しいかもしれませんが、保険会社の縛りがなければ相見積りをするのがいいでしょう。安くしたいなら相見積もり必須です。

感想

実際に住んでいるエリアが大地震起きそうなので、結局ある程度言われた通りの内容で契約しなければならないかんじです。

火災保険と地震保険はマストなので、となると家財とか不要な特約外すくらいしか、保険料は節約できないかもと思いました。それでも、不要な保険料はなるべく支払わなくてもいいようにしたいものです。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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