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飯田グループ系の建売を安く買うコツ【値引きより値下げを待て】

2023年02月03日 更新2020年03月27日 公開

一建設、東栄住宅、アーネストワンといった飯田グループ系の建売は、元々の値段が安いのが特徴です。

しかし、定価よりもさらに安く、飯田グループの建売を買えるコツがあります。私の友人が定価から800万円引きで、飯田の建売を購入したコツをお伝えします。値引きより値下げを待つことが大切です。

飯田グループホールディングスとは

飯田グループホールディングスとは、一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホーム、ファーストウッド、ホームトレードセンターをグループ企業に持つ、戸建て分譲(いわゆる建売住宅)を中心とした不動産会社です。

不動産業界では飯田グループと呼ばれ、大量の戸建てを供給するパワービルダーとして有名です。最近では、海老蔵が出演しているCMを見ることも多いかと思います。

賃貸マンションやアパートよりは設備がいいけれど、分譲マンションよりは設備が低いことが多いです。戸建ての最低条件を満たしている安い建売が、飯田グループと考えてください。

不動産サイトで見る安い建売は、飯田グループのケースが多いです。オープンハウスや地場の工務店のケースもありますが、飯田の建売の多さは圧倒的です。

飯田の建売が安い理由

飯田は年間で46,000戸以上の家を販売しています。日本一のスケールメリットを活かして、大量発注することで資材が安くなるわけです。

規格化された家なので工事は簡単になるし、まとめて工事をするので工事費も安くなります。大工さんも飯田案件は、単価が安いと文句を言うレベルだそうですw

そのため、飯田の建売は安いのです。飯田グループのすまいのこだわりを見ると、安い理由がわかりますよ。

飯田の戸建てを安く買うコツ

ちょっとしたコツを知るだけで、定価よりもかなり安く飯田の建売を購入できることがあります。

値引き交渉よりも、値下げされるのを待つ

飯田は値引き交渉をしても、100万円程度しか安くなりません。そのため、値引き交渉で安くするよりも、値下げで安くなるのを待つのがおすすめです。売れ残りを待つわけです。

飯田は大量の建売戸建てを建てているので、売れ残りを嫌う会社です。そのため、売れ残りの期間に応じて、段階的に値下げを行います。

値下げのタイミングは物件の状況にもよるのですが、3ヶ月、半年のタイミングで値下げすることが多いです。建築してから半年も過ぎると、投げ売り状態になりやすいです。

例えば、2,880万円くらいの物件だと、200万→400万→600万と下がっていきます。それでも売れないと、800~1,000万円くらい下がることもあります。

私の友人は、3,280万円の物件を800万円ダウンで購入しています。隣の人は定価で購入したらしく、うらやましいと言われたそうですw

このように、飯田の建売は待てば安くなります。ただし、欲しかった土地の戸建てが、いつまでも売れ残っているとは限らないです。

売れ残る建売は、区画の中でも人気のない場所が多いです。また、人気のエリアであれば、定価でも完売することもあります。

なので、チキンレースと同じように、安くなるまで待つ余裕が必要となります。タイミングが早すぎると、大した値下げにはなりません。焦らずにドンと待つことが大切です。

ちなみに、値引きがあることが前提なのか、最近は定価の値段が高くなっている傾向にあります。

仲介業者にすぐ連絡をもらえるようにする

私も飯田の物件を見に行ったことがあるのですが、飯田は直接販売をしたがりません。直接販売をすると、住宅ローンの審査などが面倒なので、仲介業者に販売を依頼しているのです。

私は仲介手数料を支払いたくなかったので、飯田グループの一建設に連絡をしました。一建設の社員の人と見学をしたわけです。でも、契約関連は仲介業者にお願いしたいと言われました。

そのため、飯田の戸建てを狙っているのであれば、不動産の仲介業者と関係性を気づくことが大切です。値下げがわかったら、すぐに教えてもらえるようにするのです。

この連携が取れていないと、他の人に先を越されやすくなってしまうからです。実際には、600万円下がるタイミングで、売れてしまうことが多いそうです。

なので、値下げになったら、すぐに連絡をしてもらえるように、仲介業者と関係性を築いておくことが大切です。

また、飯田グループ系の建売販売をメインとしている不動産業者を選ぶと、より連絡をもらいやすくなるかなと思います。

欲しい物件は先に見学をしておく

欲しい物件は、先に見学しておくのがおすすめです。値下げが来たタイミングで、見学なしで即決できるようにしておくのです。こうすれば、先を越されることも減りますよ!

あと、飯田の建売の間取りはある程度決まっているので、いくつか物件を見ておいて、土地の場所で決めるのも手です。

住宅ローンの事前審査は終わらせておく

飯田の建売は土地代で値段が変わるので、価格は読みやすいです。そのため、関係性を築いている仲介業者経由で、住宅ローンの事前審査を済ませておくと、すぐに申し込みができます。

住宅ローンの事前審査が通っている人だと、優先的に紹介してもらいやすくなります。不動産業者としても、確実に販売できる人に売りたいからです。住宅ローンの事前審査は、面倒でも先に済ませておきましょう。

定期的に値段をチェックしよう

不動産業者も多くの顧客を抱えているので、あなたに確実に連絡してくれるとは限りません。また、連絡する約束を忘れているケースもあります。

そのため、不動産サイトで定期的に値段をチェックしましょう。狙っている飯田の建売の値段が下がったら、速攻で不動産業者に連絡すればいいのです。

800万円も安く飯田の建売を購入した方法

私の友人が飯田の建売を、800万円も安く購入した方法です。

私の友人は建売を中心に家を探しており、建築当初に飯田の物件を見に行ったそうです。そのときの定価が3,280万円でした。でも、3,280万円を出して買う物件ではないと思い、そのときは買わなかったそうです。

しかし、半年くらい過ぎたときに、不動産の仲介業者から「以前見た飯田の物件が、800万円引きになっているのでどうですか?」と電話があったそうです。

友人はすぐに飯田の建売を見学しに行き、その場で購入を決めたそうです。立地がいい場所だったので、あの立地で2,480万円なら絶対に買うような物件でした。

このように、飯田の建売が半年以上売れ残っていると、飯田の建売はすごく安く買えるのです。1,000万円も安く買えた友人もいます。飯田の建売を安く買いたいなら、安くなるタイミングまで待つことが大切です。

感想

飯田の建売住宅に、値下げタイミングがあることを知っていれば、安く購入することが可能です。値引き交渉では、たいして安くならないのです。

飯田の値下げがあることを知らずに、定価購入して後悔する人は多いです。タイミング次第とはなりますが、安く飯田の建売を購入しましょう!

飯田グループ系の建売住宅を買わなかった理由 」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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