明石市が子育てしやすい町として人気の理由は?明石独自の5つの無料化
明石市が子育てしやすい町として人気の理由は何でしょうか?また、明石独自の5つの無料化をご紹介します。
明石独自の5つの無料化
明石独自の5つの無料化をご紹介します。明石市が先駆けとなり、さまざまな自治体(愛知県だとみよし市)で広がっています。
こども医療費の無料化
2021年7月から全国の中核市以上の市ではじめて、高校3年生までの医療費が無料化となっています。病院代、薬代、市外の病院も無料です。
*武豊町でも対応済み
第2子以降の保育料の完全無料化
第2子以降の保育料の完全無料化も実現しています。保育所、幼稚園、市外の施設も無料です。所得も関係なく、兄弟姉妹の年齢も関係ありません。
*武豊町では第二子は半額、第三子から無料
0歳児の見守り訪問「おむつ定期便」
市の研修を受けた配達員が、毎月無料でおむつや子育て用品(3,000円相当)を自宅に届けています。
また、おむつを届けるときに、育児の不安や悩みを聞いたり、育児のアドバイスもしています。生後3か月から満1歳の誕生日までが対象となっています。
中学校の給食費が無償
中学校給食が所得制限なしで無償となっています。
公共施設の入場料無料化
市内4施設でこどもの入場料が無料となっています。
その他の子育て支援
使用済み紙おむつの保護者持ち帰りの廃止
2022年から、保育施設などでの使用済み紙おむつの保護者持ち帰りの廃止をしています。
全小学区でこども食堂
全28小学校区46か所でこども食堂が広がっています。遠方にしかこども食堂がないと、通えない子供も出てしまうので、そういった問題も解決しています。
病児保育施設
病気の子どもを預かる施設が、市内2か所にあります。急に子供の熱が出たときでも、仕事に行きやすい環境が整っています。
養育費の立替
子供の養育費が受け取れていない親に対して、市が3ヶ月分で1月5万円まで立替回収しています。養育費が支払われないケースは増えており、全国初の取り組みとなっています。
面会交流コーディネート
子供と離れて暮らしている父母との面会交流をコーディネートしています。2022年度までに累計約400回も実施しています。
学童保育の資格
明石市の指導員の半数以上が教員免許を取得しており、明石市独自で認定資格の研修を実施しています。
*こちらは泉市長の講演会に参加したときのデータ参照
本のまち
明石駅から徒歩2分の駅前ビルに、3つの本の施設が集約されています。
4階→あかし市民図書館
5階→こども図書室
2階→ジュンク堂
新図書館の蔵書は約2倍、座席数は約3倍となっています。
高齢者施策も充実
認知症手帳(あかしオレンジ手帳)が交付されると、宅配弁当券(20回分)、寄り添い支援サービス券(10回分)、1泊2日のショートステイ利用券といった無料券が届けられます。全国初の取り組みとなっています。
明石市に視察するなら
明石市に視察するなら、明石市役所に子育て支援政策を聞き、市役所近くに集約されている図書館、遊び場である親子交流スペースハレハレといった、施設を見学したいですね。
移動距離も少なく、効率的に視察をすることができます。人気で視察予約取れなかったから、次の文教厚生委員会の視察のとき明石市行きたい!
*市役所と図書館は場所が離れています
子育てしやすい町として人気の理由
明石市が子育てしやすい町として人気の理由は、泉市長が大きな理由となっています。
子育て予算を増やし、自治体初を何個も狙ったことで、子育てしやすい町としてメディアブランディングができています。
他市町の動向ばかり見て、他の市町がやりだしたらやるというようでは、地方自治体は衰退していくだけです。
独自政策、日本初の政策を打ち出し、武豊町なら子育てしやすい町だと思わせたいですね。やはり民間の視点がこれからの行政には必要です。
泉さんが明石市長になったことで、明石市は大きく変わりました。民間出身で本気で町を良くしたいと心から思う人が首長になれば、町は本気で変わっていくと私は思います。
そして、泉市長の政策能力、マーケティング力、ブランディング力のたまものだとも思います。1人の人間で町は変えられるんだ!