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奨学金の延滞金額、延滞人数は?延滞したときのセーフティネットの利用人数は?

2023年12月27日 更新2023年12月27日 公開

日本学生支援機構の奨学金の延滞金額、延滞人数はどうなっているでしょうか?また、延滞したときのセーフティネットの利用人数は何人でしょうか?

延滞金額

年度 延滞金額 返還を要する債権額
2012年 925億円 5兆2,547億円
2013年 957億円 5兆6,878億円
2014年 898億円 6兆1,018億円
2015年 880億円 6兆4,803億円
2016年 866億円 6兆7,872億円
2017年 854億円 7兆0,498億円
2018年 855億円 7兆2,617億円
2019年 841億円 7兆4,240億円
2020年 789億円 7兆5,134億円
2021年 755億円 7兆5,556億円
2022年 752億円 7兆5,587億円

延滞金額は減少傾向にあります。

延滞者数

年度 返還者 1日以上の延滞者 比率 3ヶ月以上の延滞者 比率
2004年 184.8万人 24.9万人 13.5% 18.3万人 9.9%
2012年 333.4万人 33.4万人 10% 19.4万人 5.8%
2013年 353.5万人 33.4万人 9.4% 18.7万人 5.3%
2014年 374.1万人 32.8万人 8.8% 17.3万人 4.6%
2015年 392.8万人 32.8万人 8.3% 16.5万人 4.2%
2016年 409.5万人 33.5万人 8.2% 16.1万人 3.9%
2017年 425.9万人 33.6万人 7.9% 15.7万人 3.7%
2018年 440.0万人 33.9万人 7.7% 15.6万人 3.5%
2019年 453.2万人 32.7万人 7.2% 15.2万人 3.3%
2020年 463.0万人 29.1万人 6.3% 13.3万人 2.9%
2021年 473.0万人 29.5万人 6.2% 12.8万人 2.7%
2022年 483.1万人 31.6万人 6.5% 13.1万人 2.7%

延滞者数は減っており、3ヶ月以上の延滞者数は2.7%となっています。

*1日以上の延滞者数には、振替口座の残高不足等によりうっかり延滞してしまった方も含まれています

奨学金を延滞したらどうなる?」も参考にしてください。

減額返還承認件数の推移

年度 減額返還承認件数 2分の1 3分の1
2011年 5,987件 5,987件 -
2012年 10,664件 10,664件 -
2013年 14,079件 14,079件 -
2014年 16,017件 16,017件 -
2015年 18,464件 18,464件 -
2016年 21,013件 21,013件 -
2017年 28,052件 16,448件 11,604件
2018年 29,564件 12,974件 16,590件
2019年 30,902件 11,489件 19,413件
2020年 33,824件 11,607件 22,217件
2021年 36,194件 11,776件 24,418件
2022年 37,608件 11,536件 26,072件

返還期限猶予承認の推移

年度 在学猶予 一般期限猶予
2004年 111,978 48,531
2012年 142,599 114,938
2013年 149,331 121,803
2014年 152,879 137,561
2015年 150,279 148,090
2016年 141,778 154,249
2017年 136,476 155,477
2018年 132,008 140,755
2019年 123,622 150,169
2020年 109,682 159,134
2021年 117,461 145,005
2022年 112,197 145,771

一般期限猶予の内訳

年度 傷病 災害 生活保護 入学準備 経済困難等 猶予年限特例
2004年 4,548 789 671 3,142 39,381 -
2012年 8,970 1,123 4,613 827 99,405 -
2013年 9,622 769 5,564 598 105,250 -
2014年 9,295 551 3,411 518 123,393 393
2015年 9,152 329 3,850 399 133,337 1,023
2016年 9,229 678 4,218 422 137,411 2,291
2017年 9,557 242 4,522 311 137,453 3,392
2018年 8,980 151 4,385 260 122,940 4,039
2019年 10,127 161 5,319 285 129,114 5,163
2020年 10,324 117 5,541 157 136,639 6,356
2021年 10,371 55 5,833 130 121,436 7,180
2022年 10,911 70 6,575 89 120,622 7,504

延滞で気になること

奨学金に利子が付加されるのはなぜ?

第二種奨学金(有利子)の財源は、返還金や財投機関債、機構が国から借り入れた財政融資資金です。資金の償還時には機構から国に利息を支払う必要があるからです。

奨学金の利子は借り入れた資金を償還する際の支払利息に充てられているため、第二種奨学金には利子を付加する必要があります。

奨学金の返還が滞った場合に、延滞金が賦課されるのはなぜ?

延滞金は、奨学金の返還ができる方が延滞した場合に、早期に延滞が解消されるよう促すとともに、定められた期限までに返還している方との公平性を確保するために賦課しているものです。

なお、延滞金の賦課率は、平成25年度までは年10%でしたが、平成26年度には年5%、さらには令和2年度には年3%まで引き下げました。

徴収された延滞金は、何に使われているのでしょうか?

延滞金は、奨学金相談センターの運用経費や返還金の回収に必要な事務経費など、事業の健全性の確保や、学生・返還者の皆様の利便性を向上させるための費用の一部に充てられています。

なお、機構の役職員の給与については、別途、国からの交付金が充てられています。

参考ページ

感想

以前より奨学金を延滞する人は減っています。さまざまな延滞対策が増えてきたのも原因です。しかし、それでも奨学金を延滞する人がいます。

日本の少子化対策を改善し、誰もが教育を受けられる社会にするためにも、返済不要の奨学金制度を増やすことが必要です。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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