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2050年の人口問題やばすぎ!知っておきたい6つの数字

2024年01月16日 更新2023年12月23日 公開

2050年の人口問題やばすぎます!国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口2023年推計」より、2050年の人口問題で知っておきたい6つの数字をご紹介します。

1. 2040年以降はすべての都道府県で人口が減少

2040年までは人口増加していた東京さえも、人口減少になります。

2. 99%の市区町村で総人口が減少

2015年から2020年にかけては、1,416市区町村(全市区町村の81.9%)
2025年から2030年にかけては、1,610市区町村(93.2%)
2035年から2040年にかけては、1,674市区町村(96.9%)
2045年から2050年にかけては、1,709市区町村(98.9%)

で総人口が減少します、

3. 2050年には4分の1以上の市区町村で総人口が5,000人未満に

2020年までは総人口が5,000人未満の市区町村は16.4%(283)でしたが、2050年には27.9%(482)となります。

また、総人口が5万人以上の市区町村数は523から411に減少します。総人口が5万人未満の市区町村数は、1,205から1,317に増加します。

4. 北海道の3分の2以上は市区町村で総人口が5,000人未満に

2050年に総人口が5,000人未満の市区町村が最も多くなるのは北海道(122)、東北(80)、中部ならびに九州・沖縄(69)の順です。

北海道では、3分の2以上の122市区町村で総人口が5,000人未満となります。

5. 総人口が半数未満となる市区町村が約20%

2020年と2050年の人口を比較すると、

70以上100未満の市区町村数:605(35.0%)
50以上70未満の市区町村数:705(40.8%)
50未満の市区町村数   :341(19.7%)

全市区町村の約6割となる1,046市区町村で、2020年に比べて総人口が3割以上減少し、全市区町村の約2割となる341市区町村で総人口が半数未満となります。

6. 総人口が増える市区町村は大都市近郊と沖縄県だけ

2020年と2050年の人口を比較すると、2050年の総人口の指数が100以上の市区町村が多いのは、南関東(45)、九州・沖縄(19)です。

また、総人口の指数が100以上の市区町村の割合が最も高いのも南関東(21.2%)、九州・沖縄(6.9%)の順となります。

南関東は大都市とその郊外に相当する地域であり、九州・沖縄については沖縄県の影響が大きくなっています。

沖縄県の出生率が高い理由」も参考にしてください。

感想

2050年の日本の人口問題がやばすぎました。岸田政権の異次元の少子化対策では、異次元に少子化を推進するだろうなと思います。本当に危機感をもって少子化対策に取り組まないと、日本の未来は暗いです。

日本人口の推移と未来予測」も参考にしてください。

参考ページ

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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