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沖縄県の出生率が高い理由

2024年01月16日 更新2024年01月16日 公開

沖縄県の出生率が高い理由をご紹介します。国立社会保障・人口問題研究所のデータでも、2020年と2050年の人口を比較すると、沖縄県の市区町村19は人口が増えます。

家の継承が父方の長男

「家系継承が父系の嫡出子に限定されるという家族形成規範」

が沖縄県では強いです。そのため、長男が生まれるまで子どもを産むことが多く、子供の数が増えやすい傾向にあると言われています。

子どもは多いほうがいい価値観

「多くの子どもを持つことを望ましいとする価値観」

が沖縄県では強いです。そのため、子供の数が増えやすい傾向にあります。3人以上の子どもがいる割合も全国1位となっています。「子どもは宝」という考えも影響しています。

また、周囲に子どもが多い家庭が多いことで、子どもは多いことが当たり前だという環境があるのも、出生率が高い理由だと感じます。

結婚前に子どもができることに寛容

「結婚前に子どもを授かることに対する寛容」

が沖縄県では強いです。「できちゃった結婚」ではなく「授かり婚」の意識が強く、結婚しやすい環境にあるのだと考えることができます。

最近の日本は性に厳しすぎるので、子どもができにくい状況にあるのだなと思うことが増えました。もっと性におおらかなほうが、出生率は高くなるのかもしれません。

子育てを助け合う社会

「共同社会的な精神がまだ残っており、子どもを産めばなんとか育てていける」

が沖縄県では強いので、助け合って子育てをしています。親戚同士が子育てで助け合うのは当たり前で、親戚でなくても支え合う傾向にあります。

沖縄県は賃金水準が低いので共働きが多く、同級生の親が子育てを手伝ってくれたり、オジーオバーが手伝ってくれたり、共同社会で子育てを支えているのです。

私はこの社会が子どもを育てるというのは、出生率改善に大切だと思っています。核家族で子育てをするのはとてもしんどく、それを求めるのであれば行政が家族にならなければいけません。

感想

沖縄県の出生率は他の都道府県よりも高く、日本の少子化対策のヒントがあるように思います。今回紹介した以外の理由もあると思いますが、

「家は父方の長男が継ぐ」
「子どもが多いほうがいい価値観」
「結婚前に子どもができることに寛容」
「子育てを助け合う社会」

というのは今の日本と真逆になっているように感じます。だからこそ、今の日本は閉塞感があり、子どもを産みづらい世の中になっているように感じます。

もっとゆるやかな社会が必要なのかなと思います。不倫一発アウトの社会、清廉潔白が求められる日本のままでは、少子化は止められない気もしてきました。

昔の日本社会のようなおおらかさも必要なのかもしれません。人間は進化しすぎると自滅する部分もあり、昔ながらの文化も残さないと出生率は高まらないのかもしれません。

2050年の人口問題やばすぎ!知っておきたい6つの数字」も参考にしてください。

参考ページ

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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