全日制、定時制、通信制高校の違いは?高校の教育課程の種類
2024年01月05日 更新2023年08月23日 公開
全日制、定時制、通信制高校の違いを知っていますか?高校の教育課程の種類をご紹介します。
全日制高校とは
全日制高校とは、毎週月曜日から金曜日の朝から夕方までの日中に学習する高校のことです。小学校や中学校と同じ仕組みです。一般的に給食はありません。
定時制高校とは
定時制高校とは、働きながら学びたい人や、自分のペースで学びたい人などさまざまなニーズに対応するための高校です。
夜間に学習する夜間定時制課程(いわゆる夜間学校)が一般的ですが、昼間に学習する昼間定時制課程もあります。
修業年限は3年以上ですが、4年間で卒業するのが一般的です。卒業資格は全日制課程と同じです。夜間定時制高校には給食があるケースも。
通信制高校とは
通信制の高校とは、教科書をベースにした自主学習と、レポートにまとめた添削指導を受け、学校がしている日(主に日曜日)に面接指導(スクリーニング)を受けるといった、通信教育を中心とした高校のことです。
仕事、家庭、健康などさまざまな理由で毎日通学できない人や、高等学校教育を受けたい人のために存在しています。
3年以上在学(4年間在学することが多い)して、74単位以上修得し、学校行事などに参加すれば卒業することができます。
「高校に給食がない理由は?定時制の夜間高校には給食が出るのはなぜ?」も参考にしてください。
公立、私立、国立高校などの違いも
教育課程の種類の違い以外にも、公立高校、私立高校、国立高校などの違いもあります。違