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ハウスメーカー選びが大切!再々内覧会までやったのに建売住宅の引き渡し後も手直しが終わらず辛かった件

2022年01月13日 更新2022年01月13日 公開

建売住宅を購入して3回ほど内覧会を行ったのですが、結果的に引き渡しまでに手直しは終わらず、引き渡し後も手直しが発生することになってしまいました。

再々内覧会までやったのに、建売住宅の引き渡し後も手直しが終わらず、非常に辛かった件についてお伝えしたいと思います。高い買い物なのでご注意を。

再々内覧会が引き渡し日の前日で悪い予感がしていた

再々内覧会が引き渡しの前日の時点で悪い予感がしていました。再々内覧会で指摘箇所は半分も直っていませんし、最初の内覧会からずっと放置されている場所もたくさんあります。

悪い予感は的中して、引き渡し日には再々内覧会で指摘した個所は全然直っていませんでした。

引き渡し後の工事連絡もない

ハウスメーカーって引き渡しをしてしまえば、連絡頻度めちゃくちゃ低くなるそうです。案の定、引き渡し後の工事連絡は1週間ほど待っても来ませんでした。

営業にリマインド連絡してやっと工事担当者から連絡がきました。引き渡し日から10日以上待たされて、やっと手直し工事って遅すぎませんか?引き渡し後の工事を早く手配してもらえるように連絡するのがよいかと思います。

引き渡し後の工事でも補修終わらず

引き渡し日から10日ほどしてやっと補修工事をしてもらえました。当初はこの工事で終わるかなと思っていましたが甘かったです。

相変わらず工務店は適当だし、手配している職人さんのレベルは低い人が多いし、思った以上に補修は進みませんでした。そもそも大工が手配されていない時点で、優先して直すべきところも直すことができません。

結果として、1日かけても半分も終わりませんでした。後日また工事をしてもらうことになりました。これでなんとか終わらせたいとは思っていますが、正直終わらないかもとも思っています。

全てが直っていないわけではありませんが、引き渡し日でも直っていない個所はたくさんありました。特にひどかった個所を共有します。

コーキング

内覧会からずっと伝えていたコーキング関連は全く直っていませんでした。むしろ指摘した個所を適当に直されたことでひどくなっている始末です。

ここが手直し個所の大部分を占めるのに全く直っていないことに唖然としました。もう言っても変わらないと思ったので、1つずつ指摘して直していくことにしてやっと手直しが進んでいくかんじでした。

そもそも目地やコーキングの施工基準がないとのことでしたので、職人の技術力に左右されるのです。コーキング荒いと見栄えが悪いので標準レベルは設定すべきだと思う。

階段

階段は初期段階でひどかったのに、手直しを繰り返すことでひどい状態になっています。階段の端にカッターで穴が開いているほどで、まじでひどいです。もはや直さないほうがましだったと思えるレベルでした。

ちゃんとした職人に直してほしいと依頼したけれど、結局来た職人の技術力は低く、逆ギレして帰る始末。家を買って一番後悔した瞬間でした。あんなレベルの低い職人使っている会社や工務店のレベルが、高いわけがないと確信した瞬間でした。

階段は他のハウスメーカーもレベルが低いところが多いでしたが、きちんとできているハウスメーカーもあるので、言い訳に過ぎないと思いました。単純に施工レベルが低いだけだと思います。

駐車場

駐車場を見てみると、のぼりを支えるためであろう釘が刺さりっぱなしでした。モデルハウスだったら何をしてもいいのかと思いました。コンクリートも外れているところがあるし。

靴箱

靴箱の天板が斜めになっていることに気づきました。コーキングの幅が広くなっているので、「もしや?」と思いましたが、そもそも天板が斜めになっているんですよね。天板も貼り直してもらうことになりました。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットの棚の高さが合っていない状態で施工されています。これは何度も指摘しているのに、引き渡し後の工事でも大工を手配していませんでした(担当者がメモしてないから記憶できるわけないと思ってた)。

次の工事までウォークインクローゼット使えないってやばすぎでしょ。こっちは洋服をずっとしまえなかったんだけど…

それ以外もあれこれあるけど、気になるところはこれくらいです。これでも内覧会のときに指摘した個所は直っているので、だいぶ進捗したなとは思います。でもよくよく考えると直っているところってキッチンくらいなんですよね。全然進捗してないじゃんw

細かいところを指摘してもきりがないのと、手直ししても逆にひどくなるかもしれないリスクを考えるようになったので、だいぶ妥協はしましたがね。

引き渡し後の再々工事で補修は終わらず

再々工事でも補修は終わらずでした。ただ、やっとまともな職人さんが来たので、補修に終わりが見えてきました。

今までのように適当に補修をしてまた補修という無限ループからは抜け出せそうです。良かった。結局は誰がやるかが大切だというが改めてわかりました。これはどの業界でも同じだな。

引き渡し後の再々々工事で補修完了

引き渡し後の再々々工事でようやく補修完了しました。正直全部直ったわけではないし、妥協したところも多いです。でも、所詮は建売なのでこんなもんかなと思うことにしました。いずれ、ちゃんとした注文住宅を建てたいなと思います。

住みながらの補修工事はまじでしんどかった

住みながらの補修工事はまじでしんどいです。直してほしい場所は使えないのでそこに荷物をしまうことや置くことができません。

補修が終わっていない個所のマスキングテープは残り続けるのもストレスです。子どもがいるとテープを剥がしてしまうこともあるので、普通の生活ができないイライラが出てきます。

しかも住んでいる家を他人が入ることもストレスですし、職人さんによっては足の臭いも気になりますし。補修することで新しい汚れや傷がつくこともありますし。早く家族だけで生活ができるようにしたいです。

引き渡し後に補修工事をする唯一のメリット

ただし、引き渡し後に補修工事をする唯一のメリットもあります。それは住むことで内覧会では気づかなかった補修箇所を指摘できることです。

実際に住まないとわからない手直し個所も出てきますし、内覧会ってやっぱり時間が短いので全て気づくことは不可能でしょう。

やっぱり生活しないと気づかないミスもあるのです。長期戦にはなりますが、気になる個所を直すことが出来るというのは唯一のメリットです。デメリットのほうがでかすぎるので、正直内覧会ですべて直してもらえるのがベストですけどね。

しかも内覧会で気づかない個所って、どちらの責任かわからなくなるので不具合以外は確実に直してもらえる保証がないからです。

住んでから気づいて直せないとなるとすごく後悔すると思うので、逆に引き渡し後も手直しがあってよかったと思うようにしています。ただ、長期間手直しをされるのはまじでしんどいのであまりおすすめはできないですがね。

感想

引き渡し後の補修工事はまじで地獄です。あれこれ直してもらえるのはいいですが、部屋も補修が終わったところしか片付けられないし、やはり自分の家に人が来るのは嫌なものです。

ちゃんとした工務店を利用したハウスメーカーを選んで、内覧会でちゃんと指摘した場所を直してもらうのがベストだと思います。高いお勉強代となりました。

建売住宅の内覧会の注意点とチェックポイント」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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