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動物性食品は健康に悪い理由は?牛肉や豚肉より鶏肉や魚介類を食べたほうが、健康にはいいと思う件

2023年05月11日 更新2020年04月30日 公開

動物性食品はとってもおいしいですが、あまり健康に良くありません、動物性食品は健康に悪い理由は何でしょうか?牛肉や豚肉より鶏肉や魚介類を食べたほうが、健康にはいいと思う件もお伝えします。

動物性食品が健康に悪い理由

人間は肉食動物ではない

前提として、人間は肉食動物ではなく、果食動物(草食動物)だと言われています。

「汗もかく」
「牙はない」
「腸は長い」
「水は音を立てずに吸い込む」

など草食動物の特徴であって、肉食動物の特徴は持っていません。なので、消化器官も肉の消化に適した作りになっていません。

元々、肉を食べるように体が設計されていないので、肉を食べることはできても、肉食動物のように完全に消化することができません。よって、肉を食べると、体に毒素が溜まることになります。

人間が肉食生活をするようになったといっても、ここ数千~数万年のことなので、体の構造が肉食になるように適応できているわけではありません。よって、人間が動物性食品を食べると、体に悪いのは当たり前のことなのです。

例えるなら、ガソリン車に軽油を入れて走っているようなものです。燃料が合わなければ、いずれ車は壊れますよね。それは人間も同じなのです。人間に適した燃料が必要なのです。

動物性食品は植物性食品よりも毒素が多い

どんな食品にも毒素は含まれているものですが、動物性食品は植物性食品よりも毒素が多い傾向にあります。

動物は生命を存続させるために新陳代謝を行っていますが、この作用で大なり小なりの毒素が常に発生しているからです。

毒素があるものを食べれば、毒素を取り込むことになります。この毒素を取り除くことは、現代の科学では不可能と言われています。

毒素が多い熟成肉(腐肉)を食べている

牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類でも、最近は熟成がブームとなっています。しかし、この熟成肉は腐肉であるとも言えます。殺したての新鮮な肉よりも、腐肉のほうが毒素は多くなります。

厄介なことは、殺したての新鮮な肉は人間にはあまりおいしく感じられない傾向にあるので、肉が柔らかくなる第三腐敗期まで熟成させるのです。腐敗期が長くなるほど、毒素は多量になるので体に悪いのは当たり前です。

動物性食品は酸性食品である

人間の血液はアルカリ性のときに免疫力を発揮しますが、酸性になってしまうと、どんどん不健康になってしまいます。血液は常に弱アルカリ性であるべきなのです。

しかし、動物性食品は基本的に酸性食品なので、血液を酸性にしてしまうのです。食べれば食べるほど血液を酸性にしてしまい、健康を害してしまうのです。血液の浄化をするのに、動物性食品は不向きなのです。

動物性食品を食べるデメリット

疲れやすい

お肉を食べると元気になると言われますが、それは一時的な興奮に過ぎません。動物性食品を食べると、消化エネルギーが高くなるし、血液も酸性化されるので、疲れやすくなってしまうのです。私は肉を食べるとすごく眠くなります。

下痢・便利など消化に悪い

動物性食品はそもそも消化しにくいので、消化が悪くなります。食べた直後に下痢をしたり、翌日以降に便秘をしやすくなったりと、消化機能を妨げてしまいます。

病気になりやすい

動物性食品を食べると毒素が溜まり、血液が酸性になってしまうので、免疫力が下がります。尿酸値が増えるので血液の循環も妨げます。その結果、病気になりやすいのは当たり前なのです。ニキビや湿疹も増えやすくなります。

集中力が低くなる

動物性食品を食べると、集中力も低くなってしまいます。毒素の影響です。果食であれば長時間集中することが可能です。毒素が少ないからです。

それ以外にも「感情が興奮しやすくなる」「血圧を高め動脈を硬化するので老いやすい」などたくさんのデメリットがあります。

動物性食品の中でも健康被害が少ないのは?

しかし、動物性食品の中でも、健康被害が少ないものもあります。動物性食品を食べたい人は、できるだけ健康被害が少ないものを食べるのがおすすめです。

牛肉は最も体調が悪くなりやすい

牛肉は脂身が多いし、牛舎の中に閉じ込められるような不健康な育て方をされていることが多いので、動物性食品の中でも最も体調が悪くなりやすいです。

特に日本では霜降り肉の文化なので、牛肉を食べるととっても体調が悪くなりやすいです。放し飼いにするとコストはかかるし、硬いお肉になるから日本人向けじゃないんですよね。

健康に悪い!牛肉や豚肉はうまいけどあまり食べるべきではない件」も参考にしてください。

豚肉は牛肉の次に、体調が悪くなりやすい

豚肉はそもそも脂身が多いので、体調が悪くなりやすいです。個人的には、牛肉の次に体調が悪くなりやすいです。豚バラ肉なんかは牛肉よりも、すぐに気持ち悪くなります。それに、豚も牛と同じように不健康な育て方をされているので、健康に悪いのは当たり前です。

鶏肉は牛肉や豚肉よりも、体調が悪くなりにくい

鶏肉は牛肉や豚肉と比較すると、比較的体調が悪くなりにくいです。変温動物なので、恒温動物である牛や豚よりも脂身も少なくて大丈夫です。

また、牛肉や豚肉よりは筋肉質です。それでも鳥小屋で育てられていれば、不健康な鶏肉であることに変わりはないですが。

魚介類は動物性食品の中でも、体調が悪くなりにくい

魚介類

魚介類は動物性食品の中でも、体調が悪くなりにくいです。牛肉、豚肉、鶏肉と比較しても、脂身が少ないですし、養殖物でもない限りは基本的に天然物です。

自然に育っているので、不健康ではありません。また、養殖物であっても、海のいけすで育てることになるので、牛小屋、豚小屋、鳥小屋で育てられるよりは健康的かと思います。泳ぎ回れるからね。

また、魚介類でも赤身魚よりは白身魚のほうが、健康にいいと中村天風も言っています。特にタコなんかは脂身もないので、たくさん食べてもむしろ健康になる気がします。せっかく海が近い日本に住んでいるので、積極的に魚介類を食べるべきです。

動物性食品は全体の食事量の3割以下にするべし

健康を維持したいのであれば、動物性食品は食べないのがベストです。でも、そうはいっても動物性食品はおいしいから、まったく食べないなんて辛すぎます。

なので、全体の食事量の3割以下にするように心がけましょう。これならギリギリできそうです。できないこともあるけどw

動物性食品と一緒に果物を積極的に食べよう

動物性食品を食べると体に毒素が溜まりやすいので、積極的に果物を食べるようにしましょう。元々人間は果食動物なので体に合っていますし、果物パワーで体に溜まった動物性食品の毒素を分解してくれます。

動物性食品を食べるときに一緒に果物を食べると、お肉を食べても体調が悪くなりにくいです。私も最近は朝だけフルーツではなく、夜ごはん後にフルーツを食べるようになってから、より健康になっています。片頭痛率も減りましたよ。

感想

牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類などの動物性食品は、健康に悪いです。人間は肉食動物ではなく、果食動物と言われているからです。

動物性食品を食べると疲れやすいし、病気になりやすいといった、いろいろなデメリットしかありません。なので、全体の食事量の3割以下になるようにしましょう。

また、動物性食品の中でも魚介類と鶏肉は、牛肉や豚肉よりも健康被害が少ない傾向にあります。お肉を食べたいときは、魚介類や鶏肉を積極的に食べるようにしましょう。

牛肉と豚肉はおいしいのはわかりますが、食べるなら上質な肉を少なく食べるようにしましょう。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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