ダイワハウスの分譲住宅セキュレアを選ばなかった理由(デメリット)と、セキュレアを選ぶメリット
新築の建売住宅を探しているときに、ダイワハウスのセキュレアにしようと考えていましたが、最終的にはセキュレアにするのはやめました。
ダイワハウスのセキュレアを選ばなかった個人的な理由(デメリット)と、セキュレアを選ぶメリットもお伝えしようと思います。
ダイワハウスのセキュレアとは
ダイワハウスのセキュレア(SECUREA)とは、ダイワハウスの分譲地や分譲住宅のことです。安心・安全を意味するSECURE(セキュア)に、ふれあうの「れあ」を足した造語となっています。
デメリットあり!セキュレアを選ばなかった理由
まずは、セキュレアを選ばなかった理由(デメリット)からお伝えします。
セキュレアは高価格帯で他の建売よりも高い
セキュレアは他の建売住宅に比べると、圧倒的に高いです。そのときの物件情報にもよりますが、「価格が高い」で並び替えをすると、一番上に出てくることも多いです。
セキュレアは建売住宅の中では、高価格帯に分類されるのです。そのため、定価の段階でセキュレアの購入は無理と、考える人は多いのです。
私も当初はかなり高いなと思っていました。大体飯田グループとかに比べると、1,000万円以上は高くなります。東京だと2,000万円以上は、価格差が出るんじゃないかなと。
ダイワハウスというブランドがあるので値引率が低い
セキュレアはダイワハウスというブランドがあるので、値引率が低いことで有名です。大体建物価格の3%しか値引いてくれません。
半年以上売れ残って、100万円以上値引きできればいいほうです。1年以上経過してやっと、300~400万円程度の値引きかなという感じです。
建売って値引きしてもらうことが楽しくて買う部分もあるのに、値引率が低すぎるのでお得感が全然生まれません。
それに建物価格しか値引き対象にしかなりません。土地代は値引き対象とならないみたいなので、3%値引きとか言っていても、実際は1.5%くらいの値引率です。
オプションも30万円程度までが限界の模様です。社員や責任者でも決済権が全然ないと言っていたので、交渉は難しいです。実質値引きとなるようなキャンペーンも、あまり開催されていませんでした。
実際に違うエリアのセキュレアで、2回見積もりを出してもらったのですが、半年以上売れ残った区画でも値引率は5%程度でした。また、最近できたセキュレアは3%の値引率でした(建物価格のみ値引き)。
注文住宅と分譲住宅の差がある
これは販売区画数にもよるのですが、セキュレアの分譲地を販売して注文住宅を建てる人も多いです。
そのため、お金をかけた注文住宅があると、セキュレアの分譲住宅との差を感じることがあります。逆に注文住宅を建てた人も分譲住宅があるので、分譲住宅だと思われてしまうこともあります。
同じ外観が多い
ダイワハウスは同じ外観が多いです。工場の素材を組み立てるのが基本だからでしょうか。住宅展示場でダイワハウスの家を見たことがある人なら、ちょっと見れば
「この家はダイワハウスかな」
とわかるようになりますが、そうではない他のハウスメーカーと区別がつかないという人が多いです。せっかく高いお金を払ってダイワハウスのセキュレアにしたのに、高いことが伝わりにくいなと思いました。
すべての設備がついているわけではない
私が見学したセキュレアは、床暖房や宅配ボックスはついているけれど、太陽光発電はありませんでした。また、庭の芝生や石は自分で手配が必要でした。
南側などいい区画はすぐに売れてしまう
セキュレアは複数区画で販売されるのですが、南側などのいい区画はすぐに売れてしまいます。南側は北側に比べて、数百万円以上高くてもすぐに売れてしまうのです。
しかし、北側は安くても全然売れないことが多いです。そのため、セキュレアにしようと思っていても、売れ残った区画しか選べないということが多いです。
また、セキュレアは南側と北側でランクを分けていることが多いので、大体南側のほうが土地も広くて北側の土地は狭いです。
そのため、北側は庭やベランダの狭いことがあります。日当たりも南側に比べると悪いです。目の前が家になりやすいからです。
セキュレアを選ぶメリット
セキュレアは安い建売住宅よりもいい部分がたくさんあります。セキュレアを契約しようと考えていたときに感じていた、セキュレアのメリットもご紹介しておきますね。
土地選びがうまい
セキュレアであるダイワハウスは、他のハウスメーカーよりも土地選びはうまいように思います。おそらく土地の仕入れ力が、他のハウスメーカーよりも強いのでしょう。
そのため、土地はいいなと思うことが多いです。私は最終的にセキュレアではなく、他のハウスメーカーの建売にしましたが、土地はセキュレアよりも悪いです。
セキュレアの場所にもよりますが、他のハウスメーカーより圧倒的にいい土地が多いように思います。
ダイワハウスというブランドや安心感がある
セキュレアは、ダイワハウスというブランドや安心感があります。何かあったときでも、サポートはしっかりしてくれると思います。だから、公務員の人はダイワハウスを選ぶことが多いように思います。
鉄骨の安心感がある
物件にもよりますが、セキュレアは木造ではなく鉄骨であることが安心ポイントです。地震が来たときも安全です。
建売は木造であることが多いので、このあたりはセキュレアの差別化になっていると思います(セキスイハイムなど有名ハウスメーカーは除外)。
スタバの工事をしているからか、内装がおしゃれ
ダイワハウスはスタバの工事も担当していると教えてもらいました。そのため、外観と比較して、内装がおしゃれです。リビングや主寝室の壁紙もおしゃれですし、トイレの壁紙もおしゃれでした。
私はスタバが好きなので、ダイワハウスの担当の人に「ダイワハウスはスタバも工事しているんですよね」と言われてから、セキュレアの内装にそこはかとないスタバっぽさを感じてしまいました。
派手な内装ではないのですが、地味におしゃれなんですよね。このあたりはダイワハウスだけあって、全体のデザイン統制ができており、ダサさがないのはかなりのメリットかなと思います。
感想
ダイワハウスのセキュレアで、個人的に感じたメリットとデメリットを紹介しました。私もセキュレアで契約しようと本気で考えていたので、セキュレアはおすすめだと思います。
ただし、値段が高いのは大きなデメリットです。あとは、予算の問題になります。建売選びも難しいのです。