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子育てを役割分担して当番制にしてみたけれど、我が家ではうまくいかなかったお話

2020年04月07日 更新2020年04月07日 公開

子育てをするまでは仲良しだった夫婦も、子育てをするようになってから、離婚を考える瞬間があるかと思います。育児の大変さよりも、不公平感が理由なのかなと考えました。

そこで、子育てを役割分担して当番制にしてみたけれど、我が家ではうまくいかなかったお話をしたいと思います。

不公平感が出るとイライラしやすい

「私は育児をしているのに、旦那は何もしてくれない」
「私ばっかり育児をしていて、旦那ばかり楽をしてずるい」

といったことを思ったことはありませんか?本当にごめんなさい。私も仕事をセーブして子育てをするようになるまで、ママの気持ちに気づきませんでした。自分だけで子育てをするときに、

「なんで私だけ、こんなにやらなきゃいけないの」

と不公平感が出ることに気づきました。夫婦でも、やっぱり公平感が必要なんです。仕事、家事、育児など家庭ではやらないといけないことがいっぱいあります。

それでも、全体の公平感が保たれているうちは、各々がやるべきことをやればいいのでイライラしにくいです。でも、公平感が崩れて不公平感が出ると、不満が増えていきます。

仕事、家事、育児を工程別に分担してみた

そこで、仕事、家事、育児を工程別に分担してみました。こうすれば、夫婦円満になるんじゃないかと思ったのです。例えば、

<朝>
ゴミ捨て→パパ
朝ごはん→ママ
保育園に送る→2人で交代

<昼>
買い出し→ママ
保育園に迎えに行く→ママ

<夕方>
晩ごはん→ママ
お風呂→パパ
寝るまで子供と遊ぶ→2人
寝かしつけ→パパ

といった形で分担をしてみました。あとは仕事の負担をどう設定するかです。仕事に行っている間は、家事や育児はできないので、家にいる間だけでも家事や育児を分担すれば、公平感が出せると考えました。

また、土日祝日の公平感も考えました。平日に不公平感が出てしまうなら、土曜日は全部パパがやることで、公平感を出すことが大事だと考えました。

<朝>
朝ごはん→パパ

<昼>
お昼ごはん→パパ
買い出し→パパ

<夕方>
晩ごはん→パパ
お風呂→パパ
寝るまで子供と遊ぶ→パパ
寝かしつけ→パパ

当番制がうまくいかなかった理由

仕事が読めない

公平感が出るように当番制を試みた結果ですが、我が家ではうまくいきませんでした。

まず、私の仕事のスケジュールが読めなく、忙しいときは忙しいし、暇なときは暇だったからです。忙しいと何もできないこともありました。

やる気が出ない日もあるし、義務感が辛い

また、毎日気分は変わります。今日はちゃんと家事をやりたいと思う日もあれば、簡単に済ませたい日もありますよね。

なので、その日の仕事や気分に合わせて、できるほうがやるとゆるく考えたほうが、我が家ではうまくいきました。当番制にすると、義務感が出て辛いときがあるのです。

むしろ、期待値0で全部自分がやるくらいの気持ちで、相手がやってくれたらラッキーくらいのほうがうまくいきました。

他人の期待値のハードルを下げよう!他人への期待値を0にすると、仕事や人間関係がうまくいく理由」も参考にしてください。

感想

子育てを役割分担したほうがうまくいく家庭もあれば、うまくいかない家庭もあります。他の家庭でうまくいっているからと安易に考えず、自分の家庭に合わせた子育て方法を模索することが大切です。

あと、家の近くに頼れる家族がいることが大切です。夫婦だけで何でもやるのは、やっぱり限界があります。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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