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片頭痛治療で効果があった方法、なかった方法

2023年02月14日 更新2020年04月06日 公開

中学生くらいから片頭痛が発症し、頭痛薬が手放せない生活を送っていました。30歳を過ぎると、ロキソニンでは片頭痛が抑えきれなくなりました。あれこれ片頭痛治療を試してみて、個人的に効果があった方法、なかった方法をお伝えします。

片頭痛治療で効果があった方法

正しい食生活

正しい食生活は、片頭痛改善のかなり大きなポイントとなります。

私は昼食なしの1日2食にしてから、片頭痛の回数が減りました。一時期は血糖値を安定させることが片頭痛の治療に役立つと考えて、多食をしていました。しかし、1日2食のほうが圧倒的に効果的でした。

また、朝食は果物だけにし、夜も果物を食べることも効果がありました。人間は元々果食動物なので、消化エネルギーも少ないですし、体の悪い部分をどんどん治してくれると感じました。

積極的になる

私は消極的な考えが強いタイプでしたが、積極的な考え方を持つようになってから、片頭痛になる回数が減りました。

消極的なことばかり考えていると、神経系統にも悪影響が出るので、片頭痛になりやすいと思います。今でも悩みごとがあると、片頭痛になりやすいなと思います。

トリプタン(ゾーミッグ)

トリプタンは片頭痛専用の頭痛薬です。片頭痛が起きてしまったときに飲めば、かなりの確率で片頭痛が消えてくれます。

もちろん、トリプタンを飲むことで、その日は気分が悪くなってはしまうこともあります。しかし、片頭痛が続く3日地獄に比べたら楽です。ロキソニンが効かなくなったら、トリプタンを飲んで見ることをおすすめします。

ちなみに、トリプタンにはゾーミッグ、マクサルト、アマージなどいろんな種類がありますが、全種類試した結果「ゾーミッグ」が私には一番効果的でした。

薬に頼らないで片頭痛を減らすコツ」も参考にしてください。

片頭痛治療で効果がなかった方法

片頭痛の予防薬

ミグシス(カルシウム拮抗薬)、バルプロ酸ナトリウム(抗てんかん薬)、呉茱萸湯(漢方薬)などあれこれ片頭痛の予防薬を試しました。しかし、私にはあまり効果がありませんでした。むしろ、予防薬をやめたほうが片頭痛の回数が減ったほどです。

予防薬漬けの生活になるので、片頭痛が良くならないのも当たり前かなと思います。先生も効く人、効かない人もいるし、効果が出るまで時間もかかるので、相性次第と言っていました。

ただし、人間は薬なしで本来健康で生きられるはずなので、最終的にはやめるべきだと思います。

1日4~5食で血糖値を安定させる

血糖値が下がる(お腹が減る)と片頭痛になりやすいデータがあったので、間食回数を増やしてみました。1日4~5食くらいにして、寝る前は納豆を食べる、チョビチョビ食いや黒飴を常備するなどの努力をしました。

ただ、これは逆効果でした。消化エネルギーもたくさん使うし、太るしで、片頭痛の回数だけ増えました。1日2食にしてから劇的に片頭痛が改善されたので、多食は絶対にやめるべしと思います。

カフェイン断ち

コーヒー頭痛が片頭痛の原因なのかもと考えて、カフェインを一切摂取しないという生活をしたこともあります。

多尿は解消されましたが、片頭痛が減るというようなことはなかったです。むしろ、緑茶を積極的に飲んでからのほうが、片頭痛の回数は減りました。

あまり過剰に、カフェインに反応する必要はないと思います。カフェインに左右されるような、弱い人生ではあかんのです。

サプリメント

コエンザイムQ10、ビタミンB2、マグネシウムなどで片頭痛が改善されたという実験データがあったので、サプリメントを試したこともあります。

サプリメントを飲んでいるという安心感はあるのですが、片頭痛の回数が減るということはありませんでした。お金だけ無駄になるなと思いました。

それに、サプリメントは無機物なので、飲んでいても効果は低いに決まっています。生の果物や野菜から栄養を摂取するのであれば、効果はあるでしょう。

それに、サプリで片頭痛が治るんだったら、誰も苦労しません。ネットでもよく片頭痛サプリメントが販売されていますが、全然効果がないと思うので、だまされないように注意してください。

ラブレクラウトと万能健康ジュース

「お医者さんにも読ませたい「片頭痛の治し方」」という本があったので、ラブレクラウトと、万能健康ジュースも試してみました。

ラブレクラウトはラブレ菌を利用したザワークラウトなので、一定の効果はあると思いますが、ビタミンCとか入れ過ぎなのはちょっとなと思いました。

また、万能健康ジュースもりんご、人参、オリゴ糖などを利用するのはいいのですが、マグネシウムやらビタミンCやら入れ過ぎなのも疑問でした。

野菜や果物だけにすればいいものを、科学者の発想で無機物を入れるので、効果が半減しているように思います。

最初は効果がありましたが、次第に効果はなくなり、片頭痛の回数は元に戻ってしまいました。なので、効果は低いと思います。

そのため、いい面と悪い面がある本かなと思います。無機物質よりも野菜とか菌のすごさをメインにすれば、治療には効果的だと思いました。

過度な食事制限

チョコレート、柑橘類、カフェインなど片頭痛になりやすい食べ物を食べないようにしていましたが、食事制限はそこまで関係ないと思います。

片頭痛になりやすい食べ物はあるとは思いますが、個人差が強いので、自分で試して駄目なものはあまり食べないようにすることが必要です。

私の場合は、お酒、化学調味料、牛肉・豚肉は高確率で片頭痛になるので、あまり食べないようにしています。カラムーチョは大好きだけど、片頭痛になる率は高かったです。

感想

片頭痛治療で一番役立ったのは、「1日2食&食事改善」と「積極的に考える」ということです。食事は健康と直結しているので、たくさん食べることはやめたほうがいいでしょう。

また、消極的な考えが、片頭痛の原因を作り出してしまっています。なので、積極的に考えることで、片頭痛は驚くほど改善されるはずです。

一方、予防薬やサプリメントなどは、あまり役に立ちませでしたん。それよりも、根本的な健康改善に取り組むことのほうが、効果的でした。

あと、簡単に治るとアピールしている方法は、効果がないことが多かったです。なので、原理原則をベースにした、食事改善や精神改善をするのがおすすめです。

結局、あれこれ考えすぎたり、過度な健康法を試しても、何の意味もないってことがわかりました。今だってストレスがたまれば頭痛になるし、気の持ちようの部分が大きいと思っています。

片頭痛に悩んでいる人は、自分に効く方法はないか試してみてくださいね。「薬に頼らないで片頭痛を減らすコツ」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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