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70の法則とは?2%の物価上昇が35年続くと物価は何倍?

2023年11月18日 更新2023年11月18日 公開

70の法則を知っていますか?2%の物価上昇が35年続くと、物価は何倍になるのかという計算をするときに役立ちます。

真面目に計算すると?

真面目に計算すると、以下のように35回の掛け算が必要です。

計算回数 計算式 何倍
1回 1×1.02 1.02
2回 1.02×1.02 1.04
3回 1.04×1.02 1.06
4回 1.06×1.02 1.08
5回 1.08×1.02 1.1
6回 1.1×1.02 1.13
7回 1.13×1.02 1.15
8回 1.15×1.02 1.17
9回 1.17×1.02 1.2
10回 1.2×1.02 1.22
11回 1.22×1.02 1.24
12回 1.24×1.02 1.27
13回 1.27×1.02 1.29
14回 1.29×1.02 1.32
15回 1.32×1.02 1.35
16回 1.35×1.02 1.37
17回 1.37×1.02 1.4
18回 1.4×1.02 1.43
19回 1.43×1.02 1.46
20回 1.46×1.02 1.49
21回 1.49×1.02 1.52
22回 1.52×1.02 1.55
23回 1.55×1.02 1.58
24回 1.58×1.02 1.61
25回 1.61×1.02 1.64
26回 1.64×1.02 1.67
27回 1.67×1.02 1.71
28回 1.71×1.02 1.74
29回 1.74×1.02 1.78
30回 1.78×1.02 1.81
31回 1.81×1.02 1.85
32回 1.85×1.02 1.88
33回 1.88×1.02 1.92
34回 1.92×1.02 1.96
35回 1.96×1.02 2

簡単に計算できる70の法則とは?

70の法則とは「70÷利率=2倍になるまでの年数」のことで、投資や物価上昇などを計算するときに、2倍になるまでの年数を簡単に計算できる法則のことです。先程の面倒な計算も、

「70÷2%=35年」

といった形で簡単に計算することができます。例えば、5%になれば、

「70÷5%=14年」

と計算できます。ただし、利率があまりに高い数値になると、この法則が成り立たなくなります。70の法則の証明は関西大学の資料を参考にしてください。

40の法則もある

40の法則とは、「40÷利率=1.5倍になるまでの年数」のことです。

「40÷2=20年」

というふうに計算できますよ。

感想

70の法則を知っておくと、物価などが2倍になるまでの年数を簡単に計算することができます。経済の計算をするときに役立ちますよ。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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