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GO!GO!7188とチリヌルヲワカを比較してみた件【どちらもおすすめ】

2022年06月13日 更新2022年06月13日 公開

私は大学時代を鹿児島で過ごしたため、GO!GO!7188のコピバンをよく見かけました。「こいのうた」がヒットしていたなくらいの感覚でしたが、最近懐メロでゴーゴーをまた聞くようになりました。

そして、チリヌルヲワカも聞くようになり、すぐにハマりました。にわかファンである私がGO!GO!7188とチリヌルヲワカを比較してみた件をお伝えします。どちらもおすすめですw

歌詞

GO!GO!7188はベースのアッコが作詞、ギターのユウが作曲というスタイルですが、チリヌルヲワカは作詞作曲をユウが手がけています。

GO!GO!7188だと「こいのうた」と「C7」は、若く切ない女性らしさがあふれる歌詞が素敵で好きです。ジェットにんぢんもコミックバンド感出ていていいですよね。直感的でわかりやすい歌詞だなと思います。

一方、チリヌルヲワカは詩的な歌詞が多い気がします。どちらもどちらで素敵ですが、GO!GO!7188は若さゆえの歌詞やコミック感が素敵だなと印象です。チリヌルヲワカは玄人好みしそうな歌詞です。

GO!GO!7188のほうがロックな曲やポップな曲が目立ちます。「こいのうた」は完全にカノンコードですが、キャッチーで素敵です。「C7」も歌詞とは遠いロックな曲調が素敵です。

GO!GO!7188の魅力は、歌詞の女子感やコミック感さと作曲の高さのちぐはぐ感(高低差)だったと思っています。なんか不思議ですが、あの歌詞の感じと曲の落差がツボにハマる感じです。

一方、チリヌルヲワカは暗めのロックな曲もありますが、GO!GO!7188よりもテクニカルな曲が多いです。よくこんなギター弾きながら、歌えるなという感じです。3ピース体制になってから、ギターがすごいなと思います。

そして、どちらも共通しているのは、作曲センスが光っていることです。チリヌルヲワカの「アヲアヲ」はまじで名曲ですね。個人的には「こいのうた」超えましたね。カノンコードなんかなくても名曲は作れる(カノンコードの歌にハマりがちな私ですが)!

ただ、チリヌルヲワカのほうが玄人好みの曲が多く、かっこいい、かつ、テクニカルな曲が増えた気がします。GO!GO!7188は気軽に聞きやすいですね。

歌い方

GO!GO!7188のほうが、ストレートな歌い方が多いなと思います。バンド初期は、まだまだ荒削りな感じがいいですよね。裏声も少なめです。

一方、チリヌルヲワカでは奄美島系を思わせる裏声を多用しており、もう素敵(椎名林檎っぽいという感想の方も)。GO!GO!7188のときよりも聞かせるボーカルになっています。

*鹿児島の人って島唄のような歌い方ができる人多い気がしています。歌うまい人うらやましい。

演奏技術

GO!GO!7188は、2000年代ならではの若者バンドの感じがいいですよね。THE青春バンドって感じがします。活動前半は荒削りですが、後半になればなるほど上手になっていきます。

一方、チリヌルヲワカは演奏技術が安定していますね(ラストライブとかになるとゴーゴーもすごい上手になっている)。その分コーラスは、GO!GO!7188に分があるという感じです。

コーラス

GO!GO!7188の一番の良さは、ベースのコーラスだと思っています。コーラスって1つの楽器だと思っています。

すかんちもドクター田中のコーラスが素敵でしたし、チャットモンチーもベースとドラムのコーラスが素敵でした。

チリヌルヲワカ否定派は、やっぱりベースのコーラスが欲しいんでしょうね。それくらいコーラスというのは曲を際立たせるんですよね。でも、コーラスがなくてもチリヌルヲワカはいいですぜー

編成

GO!GO!7188はずっと3ピースバンドです。

一方、チリヌルヲワカは4人編成でしたが、最近は3人編成がメインとなっています。3ピースバンド好きの私としては、今の3人編成のほうが好きですね。

それに、3ピースバンドだと思わせないようなうまさがあります。よくあんなギター弾きながら歌えるなと思います。音がシンプルゆえに、ギターをいろいろとアレンジしているのがすごい(4→3人編成にした影響もありますが)。

ブランキー好き、かつ、3ピースバンドが好きという私なのが理由でもありますが、正直このまま3ピースバンド方式でやってほしいですね。

最近はチリヌルヲワカが好き

初期のGO!GO!7188の「こいのうた」「C7」が私は好きですが、最近はチリヌルヲワカにハマっています。特に「アヲアヲ」が好きで、めちゃくちゃリピートしています。これやばいなってくらい名曲です。

ギターのユウが、こういう音楽やりたくなったんだろうなと個人的には思いました。GO!GO!7188とは全然違う路線になるし、歌詞と曲の乖離もなくなる気がします。まあ、歌詞と曲のちぐはぐさがGO!GO!7188の良さでもありましたが。本人たちにしか解散の理由はわかりません。

チリヌルヲワカのアヲアヲが名曲すぎる件」も参考にしてください。

感想

というわけで、にわかファンが、GO!GO!7188とチリヌルヲワカを比較してみました。GO!GO!7188もチリヌルヲワカも良さが違うので、好みはそれぞれかと思います。

個人的にはGO!GO!7188は初期が好みですし、コーラスが素敵。でも、最近はチリヌルヲワカにハマっています。演奏技術もすごいし、玄人好みしそうなバンドです(注意:私は玄人ではない)。

ちなみに、私の大学時代は鹿児島にいたので、地元であるGO!GO!7188のコピーバンド本当に多かったな。「こいのうた」「C7」「ロック」あたりをコピーしているのをよく聞いたな。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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