冷凍したタコを解凍して、簡単にぬめりを取る方法
タコのぬめりを取るために、せっせと塩もみをするのが基本です。しかし、塩もみはとっても重労働です。そこで、冷凍したタコを解凍して、簡単にぬめりを取る方法をご紹介します。ただし、メリットとデメリットがあるのでご注意を。
冷凍したタコを解凍してぬめりを取る方法
タコのぬめりを取るために、塩もみをするのは大変です。数十分から1時間はかかります。正直体調が悪いときや、塩もみする気力がないときもあります。そんなときはタコを冷凍しておきましょう。
冷凍したタコを自然解凍させて、水で洗うとぬめりが簡単に取れます。塩もみをしなくてもいいレベルですし、塩もみするとしても1回だけすればいいレベルです。まじで簡単にぬめりが取れるので、本当に楽ちんです。
冷凍する前に内臓は取っても、取らなくてもOK
鮮度や臭いにこだわるなら、冷凍する前に内臓は取っておくのもよいでしょう。半解凍の状態だと、内臓が取りにくいケースがあるからです。
ただ、内臓を取るのは結構面倒なので、無理に内臓は取らなくてもいいかなと思います。冷凍した内臓は使うことはないと思うし、すぐ冷凍すれば、そこまで内臓の臭いは気にならないと思います。
冷凍したタコを解凍してぬめりを取るメリット
タコは冷凍しても味が変わりにくい
タコは冷凍しても味が変わりにくい生き物です。なんとなく冷凍しているなとはわかりますが、別に生のタコを塩もみした場合と比べても、そこまで味が落ちているとは思いません。好みや味覚の問題ではありますが、一般的な冷凍よりも味が影響しにくいです。
簡単に短時間でぬめりが取れる
簡単に短時間でぬめり取りができるのは、大きなメリットです(冷凍・解凍時間は除く)。
生のタコを塩もみしている人ならわかると思いますが、塩もみはまじで大変です。大きいタコになると、なかなかぬめりも取れません。あの重労働から開放されます。
タコに塩味がつきにくい
塩もみをしなくてもいいので、タコに塩味がつきにくいです。塩分控えめなタコを食べたいなら、おすすめの方法だと思います。茹で汁を再利用する場合の、塩分調整にもいいですね。
タコが柔らかくなりやすい
塩もみの必要性が低いので、塩もみによる影響を受けにくく、タコを柔らかくしやすいです。茹で時間を短くすれば、柔らかいタコを楽しめます。
冷凍したタコを解凍してぬめりを取るデメリット
生タコより少し味が落ちる
生のタコと比べると、少しだけ味が落ちることが最大のデメリットです。そこまで気にはならないし、好みの問題はあります。
しかし、私はやはり生のタコを塩もみしたほうが好きです。まあ、塩味のあるタコが好きなのもありますが、生のタコのほうがうまいかな。
冷凍庫の場所を取る
冷凍すると冷凍庫の場所を取るのがデメリットですね。大きいタコがずっと冷凍庫にあると結構邪魔ですw
冷凍、解凍時間を計算しないといけない
冷凍時間と解凍時間の計算をしないといけないのも面倒かな。気が向いたときに、ぬめりが取れるわけではないのです。まあ、塩もみするときもかなり時間がかかりますから、どっちもどっちですがw
でも、デメリットはそれくらいなので、塩もみが面倒なときは、生タコでも冷凍しちゃおうかなとは思っています。
感想
食べ物は生派なので、冷凍するのはずっと避けていましたが、あまりに疲れた日があったので、実験も兼ねて冷凍してみました。
実際に冷凍し、解凍してからぬめりを取るのは簡単だし、味もそこまで落ちなかったので、いい方法だなと思います。あとは、生派か冷凍派かは好みの問題なので、皆様ご自分でお試しあれ。
「タコの臭いを取る塩もみ方法(ぬめり取り)とおいしいタコの茹で方」も参考にしてください。
冷凍タコを解凍したときのメモレシピ
塩もみ前のタコの重量 | 2,650g |
---|---|
塩もみ | 5gで1回 |
茹で時間 | 15分 |
お湯 | 茹で汁再利用12回目 |
冷まし方 | 常温から冷蔵庫で冷ます |
<解凍前>
<塩もみ前>
<茹でた後>