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コロナの緊急事態宣言の慣れはお金がなくて常にピンチの経営者がピンチ慣れする不感症状態に似ている件

2021年02月01日 更新2021年02月01日 公開

コロナウィルスへの緊急事態宣言の慣れはお金がなくて常にピンチの経営者がピンチ慣れする不感症状態に似ている件をお伝えします。タイトルがすべてのラノベのようなタイトルですねw

経営者はピンチに慣れがち

私も10年くらい経営者をしていますが、多くの経営者は常にピンチの状態にいることが多いです(ピンチになるのが経営者として最大の問題なのは置いておく)w

お金問題、従業員問題、パートナー問題、家族の問題などなどいろんなピンチが続出しているものです。

特に多いのは常に会社が潰れそう問題ですね。ベンチャー企業なんかは常に潰れるような状態にいることが多いので、キャッシュがあと半年しかない、来月にはお金がなくなるなんてことはザラなわけです。

そして、恐ろしいことはこんなことが何年も続くと、もう多少のピンチには慣れてしまうのです。まるで不感症のようです。

「キャッシュが半年でなくなる→あと半年は持つな」
「来月にはお金がなくなる→神風が吹くだろう」

的な感じです。実際に私もお金のピンチは毎年訪れますが、奇跡的になんとかなっているので、多少お金がやばくても楽観主義的になっている部分は多いです。こんな感じで経営者はピンチに慣れがちなのです。

コロナの緊急事態宣言への慣れは経営者のピンチ慣れと同じ

2回目のコロナの緊急事態宣言は1回目のときと比べると私も含めて、国民にはあまり響いていません。

飲食店でも普通に人はいますし、いまだにマスクをしていない人も見かけます。やはりあまりにピンチが長すぎると人はピンチに慣れてしまうのです。

そして、危機感というものは長く維持することはできないものなのだなと、群集心理からも読み解くことができますね。

ピンチのときに最大の対策をするのは1年が限界なのかなと思います。これは会社経営でも役立つ気づきでした。政治でも同じです。

もう慣れきっているんでしょうね。なんか本当にいい気づきでした。キングダムでもそんなようなことを昌平君が言ってますもんね。

感想

経営者は常にピンチなのでピンチに慣れてしまいがちです。そして、2回目のコロナの緊急事態宣言への国民の危機感の欠如は、この経営者の慣れと同じなのだなと思いました。

危機感というものは大事ですが、危機感を煽るだけで長く対策させるのは難しいと気づけてよかったです。自分もやりがちだな。この手法…反省!

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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