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法人の自動車保険を少しでも安くするコツ

2023年01月23日 更新2020年03月10日 公開

社用車を購入すると、法人向けの自動車保険に入らなくてはいけません。法人向けの自動車保険は経費にすることができますが、個人向けの自動車保険より保険料が高いです。法人向けの自働車保険料を少しでも安くするコツをお伝えします。

相見積もりが重要

法人向け自動車保険を取り扱っている保険会社は、個人向けの保険会社に比べると少なくなります。数社くらいしか相見積もりを取れないこともあるので、個人向けの自動車保険のときよりも相見積もりが重要になります。

ちなみに私が確認したときは、ネット型自動車保険やダイレクト型自動車保険でも、電話で保険料を確認しなければいけませんでした。あとは、ディーラーが取り扱っている代理店型の自動車保険になります。

保険条件を同一にする

法人向け自動車保険は個人向け自動車保険のときと、自動車保険の補償内容が違うことが多いです。

例えば、年齢条件は法人向けだと26歳以上にしかできない保険会社もあります。年間走行距離を設定できない保険会社もあります。そのため、法人向け自動車保険の保険料を考える上で大切なのは

「保険条件を同一にすること」

だと思いました。「保険条件が同一にすること」ができなければ、自動車保険料を正しく比較することができないからです。今回は電話で見積をしないといけなかったので、

「安いと思っていても、免責金額が違った」
「他の会社にはある特約がない」

など保険条件を同一にすることができませんでした。なので、可能な限り保険条件を同一にし、正しく比較することが重要です。

保険条件をできるだけ同一にして、保険料を比較してみた

上記を意識して、保険料を比較してみました。今回は時間がなかったので、「三井住友海上」「チューリッヒ」「ソニー損保」で相見積もりをしました。今回の保険条件は以下です。

車両保険→フリードで240万円(中古)
対人・対物→無制限
人身傷害保険→3,000万円
年齢条件→35歳以上が運転できればいい年齢条件を指定

まず「ソニー損保」は思ったより高かったので論外でした。電話でも高くなりますと前置きがある時点で、契約することはないなと思いました。

次に「チューリッヒ」は電話で見積をしてもらいましたが、年間走行距離が「15,000km以内」「代車特約あり」「車両保険ありで一般補償(免責金額が7万円で2回目は10万円)」にしたら146,000円くらいでした。年間走行距離が15,000km超えたら差額を支払う必要があり、17万円くらいになるとのことでした。

最後に「三井住友海上」はディーラーに見積をしてもらいましたが、最初は20万円とかなり高かったです。そこで「チューリッヒ」で15万くらいになった旨を伝えると、保険条件を同じにすれば、そんなに変わらないよと提案されました。

そこで「チューリッヒ」と同じ条件に整えると161,000円くらいになりました。最終的には「車両保険の免責金額を10万円にする」「レンタカー特約」を外すことで146,000円くらいになりました。

ちなみに、三井住友海上は年間走行距離に制限はないのは大きかったです。ダイレクト型だけあって「チューリッヒ」のほうが安いですが、事故対応は「三井住友海上」のほうが強いと言われました。

また、ディーラーが知り合いだったのもあって、最終的には「三井住友海上」にしました。三井住友海上は距離制限がなかったのも大きいです。

今回比較してわかったことは、保険条件が同一じゃないと保険料は大きく変わることです。しかし、実際には保険条件を同一にすれば、そんなに保険料は変わらないわけです。

なので、自分が必要な保険条件を指定して、その中で安い自動車保険を選ぶのが良いと思いました。

知り合いの保険屋さんに頼むのがおすすめ

今回の契約では、知り合いのディーラー経由でお願いしました。知り合いだけあって、必要な保険条件の範囲内で、できるだけ保険料が安くなるように条件設定してくれました。なんだかんだ、知り合いなので安心です。

そして、2回目の更新の際に、保険会社を経営している知人に契約をお願いすることにしました。等級が上がったのもありますが、自動車保険料は安くなりました。

なんだかんだ、法人向けの自動車保険も信頼できる人や知り合いに依頼するのが大事です。必要な保険条件があれば高くなっても仕方ないし、不要な保険条件があれば安くなります。

知り合いじゃないと、あえて高くなるような保険内容を提案されることもあります。そういうズルがない信頼関係で契約できるような、保険会社の知り合いがいることも大切なのです。

感想

法人向け自動車保険は、できるだけ保険条件を同一にして、相見積もりを取ることが保険料を安くするコツとなります。

また、法人向け自動車保険でも、ネット型やダイレクト型のほうが安くなります。しかし、個人向けの自動車保険に比べると、料金の値下げ幅は小さいように感じました。

あとは値段を取るか、安心を取るのかでいいように思いました。ただ、個人向けの自動車保険ほど、料金の幅は少ないように感じました。料金の幅が少ないだけ、選びにくいなというのが正直なところでした。

ちなみに、法人向け自動車保険はめっちゃ高いと思っています。個人向けなら10万円以下になるケースでも、15万円前後になるのかとびっくりしました。

フルフルの自動車保険だと20万円超えますw社用車って維持費が高すぎるなと感じてしまいました。その分、自動車代、車検費用、ガソリン代、自動車保険料を費用扱いにはできます。

しかし、法人というだけで高くなるのは辛いですw日本は法人に対して、厳しい国だなと思いましたとさw

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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