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日本の税制度で金持ちになる方法は、株式上場かM&Aしかないと思う件

2023年05月09日 更新2020年04月22日 公開

お金持ちになれるとするならば、できるだけ効率的にお金持ちになりたいものですよね。でも、日本でただただ働くだけでは、お金持ちになるのは難しいのが現状です。

現在の日本の税制度で、効率的に金持ちになる方法は、株式上場かM&Aしかないと思う件をお伝えします。

日本は税金が高いので、普通に稼ぐと効率悪すぎる件

日本は税金が高いので、普通にお金を稼ごうと思うと、ざっくり考えても欲しいお金の2倍は稼がないといけません。所得税だけでも最大45%もかかりますし、住民税も10%かかるからです。

所得税や住民税以外にも、社会保険料もかかります。役員報酬や給与から1億円を稼ごうと思うなら、最低でも2億円は稼がないといけないのです。

これでは、効率的にお金持ちになるのは難しいと言わざるを得ません。2倍働かないといけないのです。日本の税金は高すぎるなと思う次第です。

会社創業で株式上場するのが、一番効率的に金持ちになれる

株式上場をする難しさは置いておいて、会社を創業して株式上場をするのが、一番効率的に金持ちになれると思います。

例えば、資本金100万円で創業をしたとします。上場時に時価総額100億円になって、株式保有率は30%だとします。

総資産は株式ベースではありますが、30億円となります。初期投資に比べて、超効率的にお金持ちになれますよね。100万円が30億円になるのですから。ファンタスティック!

実際は株式上場時に一部株を売り出すことが多いので、ある程度のキャッシュも確保することができますし、株式を保有しておき、時価総額を上げていけば、さらにお金持ちになることができます。

ソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんは、配当金だけでもかなりもらっていますよね。株式上場が日本で一番効率的に、お金持ちになれる方法だと思っています。

私の友人も何人も上場をしましたが、IRとか見ると死ぬほどお金持ちになったなぁと痛感します。うらやましくないけどうらやましいwごめん、めっちゃうらやましいw

M&Aも効率的にお金持ちになれる

株式上場は簡単にできるわけではありませんが、株式上場をしなくてもM&Aで、効率的にお金持ちになることは可能です。

M&Aで株式と一緒に会社を売却した場合は、株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税)となるのでざっくり20%の税金しかかかりません。

現在は、復興特別所得税がかかるので2.1%が上乗せされますが、それでも普通に稼ぐよりも効率的にお金持ちになれると言えます。

例えば、資本金が100万円の会社で、株式を100%保有していたとします。その会社が5,000万円で売却できたとすると、「(5,000万円-100万円)×20%=980万円」が支払う税金となります。4,000万円も手元に残ることになるのです。

*計算をわかりやすくするために20%で計算しています。

普通に働いて4,000万円稼ごうと思ったら、8,000万円ほどの稼ぎが必要となります。このように、M&Aで会社売却をしてお金持ちになった人は、意外とたくさんいるのです。

私も会社を売却した経験がありますが、22%の税金しかかからなかったので、一瞬だけキャッシュリッチになりました。80%ほどの株式保有だったのですが、大体2,000万円くらいもらえました。まあ400万円税金払ったけどな。つらたん。

私の友人でも株式100%保有で、20億円くらいで会社を売却した人がいます。大体16億円くらい残って一気に金持ちになりましたね。うらやましくないけど、うらやましいwごめん、めっちゃうらやましいw

未上場株は金持ちになりやすいという結論

上記の理由から、未上場株は金持ちになりやすいと考えることができます。なので、ベンチャー経営者やベンチャー企業への投資家(ベンチャーキャピタル)が、お金持ちになりやすいのです。

もちろんリスクを取って事業をしているのですが、個人的にはローリスク・ハイリターンだと思っています。

一方、上場株はハイリスク・ローリターンであることに気づきましょう。上場株に投資することで儲けることは可能ですが、バフェットくらいの長期投資でなければ、株式の価値が何百倍となることは少ないです。大抵の人はそれまで待てないですからね。

それ以外にも、宝くじを当てるとか色んな方法がありますし、堅実に稼いでお金持ちになる方法はたくさんあります。だけど、税金的に効率的なのは、未上場株かなと思う次第です。

感想

日本の現在の税制で効率的にお金持ちになるには、「株式上場」か「M&A」だと思います。普通に稼いでお金持ちになるのは、非常に効率が悪いのが日本の良くないところだと思います。もっと働いている人に、恩恵のある税制にするべきだよな。

所得税がとにかく高すぎるので、日本の政治家にはもっと日本の経済が活性化するように考えて欲しいものです。

所得税だけでなく相続税も高いので、日本固有の企業が残らないのは懸念していることです。創業一族でも相続税のたびに株式保有率が下がっていくので、いずれ海外に日本の大手企業も占領されてしまいそうですよね。なんとかしようぜ政治家さん。

税金多くするならいろいろ手厚くすればいいし、税金少ないなら自己責任社会でいい。まあ、そうやって、地球は日々改善していくのね。まだまだなんとか主義ってやつは改善していくのさ。

経済を回すための税制改革も必要ですね。昔の自分が思ってた課題を、いつか改善しないといけないですね。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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