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身に病ありとし雖も心まで病ますな、運命に非なるものありとしも心まで悩ますな【中村天風の名言】

2020年09月07日 更新2020年09月07日 公開

「身に病ありとし雖も心まで病ますな、運命に非なるものありとしも心まで悩ますな、否、一切の苦しみをも楽しみとなす心の強さを持て(中村天風)」

病気でも心まで病気にしてはいけない、運命が不幸でも心まで悩ましてはいけない理由がわかる最高の名言をお伝えします。

最高の名言

「身に病ありとし雖も心まで病ますな。運命に非なるものありとしも心まで悩ますな。(中村天風、真人生の探求p92~93)」

*力の結晶の10章では、この言葉のあとに「否、一切の苦しみをも楽しみとなす心の強さを持て」とあります。もう本当にすごすぎます。

病気になると心まで病気にしていない?

あなたは病気になると、心まで病気にしていませんか?私は病気だから、心まで病気のように暗くしなくちゃいけないと勘違いしていませんか?

しかし、病気のときに消極的な気持ちになってしまうと、治るものも治らなくなります。病気のときこそ、積極的な気持ちが大切です。

それに、病気になったら暗くしないといけないという決まりなんてありません。病気だからこそ、元気に積極的な気持ちで過ごすことが重要なのです。

みんな、病気だから心まで暗くしないといけないと勘違いしているだけなのです。そんな間違った世間の雰囲気に呑まれているだけなのです。

運命が不幸だと心まで悩ましてない?

あなたは運命が不幸になると、心まで悩ましていませんか?私の運命は不幸だから、心まで暗くしないといけないと勘違いしていませんか?

しかし、運命に不幸なことが起きているときだからこそ、積極的な気持ちが大切です。不幸だから消極的な気持ちになってしまうと、問題解決はおろか、どんどん悪い方向に進んでいってしまいます。

そんな馬鹿げたことをするよりも、「これくらいの不幸で良かった」「これくらいの不幸で自分が間違っていると造物主が気づかせてくれた」と不幸に感謝して、前に進むことが大切です。

それに運命に不幸なことがあったら、不幸だという考え方をしてしまうと、嫌なことが起きたら、とたんに不幸になってしまいます。

しかし、人間の運命にはいいこともあれば、悪いことも起きるものです。なので、悪いことが起きても、悪いことが起きていないときと同じ気持ちで過ごせばいいのです。そうすれば、常時ハッピーになれるわけです。

事あるときも、事なきときと同じように過ごせということです。このことが理解できると、途端に人生はハッピーになれますよ。

どんなときでも積極的であるのが真理

「人生人として生きるものは、どんな場合にも、即ち、健康の時でも不健康の時でも、また幸運の際にも、不運の際にも、否どんな苦難不如意の時であっても、その心は断固として積極的に、厳として把持しなければならないというのが、人間に与えられた宇宙真理であると同時に、また人として厳守すべき自然法則(中村天風、真人生の探求p92)」

人間は、病気のときでも不幸なときでも、心だけは積極的であらねばならないのが宇宙真理があります。これは人間として絶対に守るべき自然法則でもあるのです。この宇宙真理を知っているか知っていないかで人生の結果は大きく変わってしまうと思います。

だからこそ、「身に病ありとし雖も心まで病ますな。運命に非なるものありとしも心まで悩ますな。」という言葉が大切なのです。

病気のときであっても、心まで病気にする必要はありませんし、運命が悪かったとしても心まで悩ます必要なんてないのです。

この言葉を思い出すと、とても積極的な気持ちになり、病気にも不運命に負けないぞと思えるのです。病気でも不幸でも、心まで悩ます必要なんて本当はなかったんです。悩まないといけないみたいなアホな現代社会の雰囲気に呑まれていただけなんですよ。

また、心の態度が消極的だと、自分の体に悪影響を与えます。積極的であれば健康も良くなりますが、消極的であればストレスがたまっていって、どんどん不健康になってしまいます。

しかも、心の態度が消極的になると健康だけでなく、運命にも悪影響を及ぼしてしまうのです。だから、心の態度というものはすごく大切なのです。

なので、どんなときでも「身に病ありとし雖も心まで病ますな。運命に非なるものありとしも心まで悩ますな。」であれと言うわけです。

消極的になってはいけないのはなぜ?自分を守れるのは自分だけな件」も参考にしてください。

感想

「身に病ありとし雖も心まで病ますな、運命に非なるものありとしも心まで悩ますな、否、一切の苦しみをも楽しみとなす心の強さを持て(中村天風)」

という言葉は本当に素晴らしい言葉です。最高の名言ですね。何度聞いても心が震えます。

今は意味がわからずとも、この言葉のすごさはそのうちわかるはずです。病気のときでも、心まで病気にしてはいけません。不幸なときでも、心まで悩ませないようにしましょう。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
詳細プロフィール

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