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才能がないと悩まなくていい理由

2023年06月27日 更新2020年07月10日 公開

自分には「才能がない」と悩んだことはありませんか?でも、「才能がない」と悩まなくていい理由をご説明します。本当は与えられた役目が違うだけなのですよ。

人間には共通する役目がある

大前提として、人間には共通する役目があります。「この世の中の進化と向上とを現実化する」という役目が、与えられているのです。

この世界に冷蔵庫やスマホやエアコンといった便利なアイテムが生まれたのも、進化と向上を現実化したからです。このように、人間には「世界を進化向上させる」という共通的な役目があるのです。

病んだり苦しむために生まれた?人間が生まれた本来の使命はこの世の進化と向上を現実化するためな件」も参考にしてください。

それぞれ与えられた役目もある

共通する役目が人間にはありますが、それぞれ与えられた役目もあります。スポーツ選手としての役目を与えられた人もいれば、音楽家としての役目を与えられた人もいます。

専業主婦として家族を育てるという役目を与えられた人もいれば、サラリーマンとして会社を支えるという役目の人もいます。役目に大きいも小さいもありません。

役目を果たすための才能がある

人間には本来誰にでも「潜勢力」という素晴らしい力が与えられているので、それぞれ与えられた役目を果たすための才能があります。

だから、そもそも自分に「才能がない」と思い悩む必要もないのです。あなたの役目を果たすための才能が、もうすでにあるわけです。「才能がない」と思っているうちは、「役目がまだわかっていないだけ」と考えることができます。

「役目ではない才能」は与えられていない

そして、「役目ではない才能」は、あえて与えられていないと考えることが大切です。例えば、スポーツ選手はスポーツ選手になるように、運動神経という才能を与えられているでしょう。

それなのに、音楽家にもなれる才能を与えてしまうと、本当はスポーツ選手にならないといけないのに、音楽家になってしまうかもしれません。でも、音楽家になることは役目ではないので、音楽家になっても本来の役目は果たせないでしょう。

そこで、天はその人をスポーツ選手にさせるために、あえて音楽家になる才能を与えていないと考えることができます。スポーツ選手にしかなれないような才能を、あえて突出して与えているように私は思えるのです。

だから、スポーツ選手になるべき人が音楽家になろうと思ってなれないのは、「音楽家になることが役目ではないので音楽の才能がなかったのだ」とポジティブに考えることです。

才能がないのではなく、他の役目があるだけ

「才能がない」のではなく、「他の役目がある」だけなんです。人間だけでも何十億人いますが、同じ人が1人としていないのは、与えられた役目が違うからなんです。だから、才能もみんな違うのです。最近そのことに、ようやく気づくことができました。

だからこそ、憧れていたものになれなかったときでも、「自分には才能がなかった」んじゃなくて、「他の役目があるんだ」と考えてほしいのです。

私も新卒採用のときは、安定志向で食品業界に入りました。しかし、なぜか転職して今ではWeb業界で働いていますし、気づいたら政治家になっていました。

また、大学生のときは音楽が好きでバンドマンになりたかったのですが、私にはどうやっても歌の才能も音楽の才能もありませんでした。

音楽は好きだけど音楽理論とか興味持てないし、延々と練習することもできません。最近もギターリベンジしてみたけど、やっぱり無理でコード理論を覚えられないw

でもね、これも私がバンドマンとしての役目を与えられていないので、音楽の才能をあえて与えられていなかったんだなと考えるようにしています。でも、それでいいんですよね。みんながみんな、バンドマンになる必要もないしさ。

それ以外にも、経営者として上場して大成功したいとか、お金やら地位や名誉を中心としたアホな夢を考えていました。しかし、私にはそもそも、経営者としての役目は与えられていませんでした。

経営者として成功するには、経営者をサポートする役目を与えられた家族も必要ですし、事業を通じてこの世界を進化向上させる役目を与えられることも必要です。

私は経営者として成功するのではなく、家族を大切にすること、個人としてメディア運営などを通じて心を高め、世界を進化向上させる役目があったんだろうと最近ではわかりました。個人でやれることをやって、世界の進化向上に貢献したいのです。

経営者として働いていたときは楽しくなかったし、お金目的で働いていてもモチベーションは上がらない。死ぬほど働いていても、実は辛かったんですよね。別に経営者になりたかったわけでもないし。

今は、お金云々の問題は思い悩むときはあるけど、お金の問題を度外視すればやっぱり楽しいし、やるべきことをやれているなと思います。本心良心も痛まない方法を追求しているので、やっぱりこれこそが役目だと実感します。

そんな感じで、「才能がない」とか思い悩まないでほしいのです。経営者としての役目もあれば、サラリーマンとして支える役目もある。

役目は人それぞれで、成功の大小など人間社会が作り出した比較に過ぎません。そんなことはどうでもいいのです。それよりも、自分に与えられた役目をしっかり果たそう!

そうすれば、この世界の進化向上させることにつながるので、世のため人のためになるのです!この境地にたどり着けるまでに35年もかかりましたw

感想

私も「自分には才能がない」と思い悩み、挫折を感じることが多い人生でした。でも、人間には共通した役目とそれぞれ与えられた役目があるので、その役目を果たすための才能が与えられているんだなとようやく気づけました。

だから、「あえて天は私に経営者の才能を与えなかったんだな」とわかってからは気楽です。本当にやりたいことも見えてきたし、昔ほど「人生どうしようか」という悩みも減りました。お金をどうしようかという悩みは尽きませんがw

そんなかんじで、才能論に悩んでいる人は、「才能がない」のではなく「役目じゃなかった」と考えてみてはいかがでしょうか?ポジティブになんでも解釈することが大切です。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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