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中村天風氏の入門書として一番おすすめなのが「真人生の探求」だと思う件

2020年06月09日 公開

中村天風氏の本はたくさんあるので何の本を読んだらいいのかわからないという人は多いと思います。中村天風氏の本は講演録をまとめたものが多いのですが、実は中村天風氏が執筆した本もあります。

中村天風氏の入門書として一番おすすめなのが「真人生の探求」だと思う件をお伝えします。

「真人生の探求」の位置付け

「真人生の探求」は中村天風氏が記述した本となります。中村天風氏が記述した本は3冊あると考えてください。

  1. 真人生の探求
  2. 研心抄
  3. 錬身抄

「真人生の探求」は「研心抄」「錬身抄」の原則的イントロダクションで、より詳しい説明は「研心抄」「錬身抄」にて説明すると3ページに書かれています。

そのため、「真人生の探求」を読むと中村天風氏がどのように考えているのか、その全体像を知ることができます。

講演録をまとめた本も素晴らしいのですが、中村天風氏の考えの全体像がわかっていないと何を言っているか完全にはわからない部分も多いので、「真人生の探求」から読むことをおすすめしている次第です。

ただし、古語なので使っている言葉は少し難しいですが、読み終わると「断然」とか「畢竟」とか使いたくなるようになると思いますw

「真人生の探求」の目的と大きな構成

「人格と人格との接触教化の因縁に恵まれ得ない人々にも、造物主から人間各自に与えられた幸福の特権を把握させ、その本来の面目を発揮して、進化と向上の現実化という大使命の遂行を完うし、よく世界の平和と協調とに同化するような、真の日本を建設し得る真人を、一人でも殖やしたいという、本願の一念に外ならないのである。(p36)」

中村天風氏が「真人生の探求」を書いた目的は、読んだ人が幸せに生きられるようにすることです。そのために必要な知識を伝えているので、「真人生の探求」の構成としては

  1. 潜勢力
  2. 精神生命の法則
  3. 肉体生命の法則
  4. 病気の対処法

となっています。潜勢力で正しい考え方を伝え、潜勢力を発揮するために必要な精神生命と肉体生命の法則を伝えています。

第4章では三大不幸の最たるものである「病気」の対処法を伝えています。中村天風氏の講演録はこれらの解説にもなっているので、本書を理解すると講演録もより理解できると思います。

第二章は神!体系的に中村天風氏の教えが理解できる

個人的に第二章が神だと思っています。講演録ってこの中村天風氏の体系的な教えが理解されている前提で話されていると思うので、ここが体系的に理解できていないと中村天風氏の講演録を読んでもよく理解できずに天風離れをしてしまう原因かなと思います。

特に自己暗示誘導法の部分は一番コンパクトにわかりやすくまとまっているかなと思います。私も「真人生の探求」を読む前に「成功の実現」を読んだらやっぱり数年は天風氏の本読まなかったからなぁ。

至極の名言たち

私が読んでいてこの名言いいなと思ったところを一部紹介しますね。ただ、前後の説明が関連しているので実は中村天風氏の名言は抜粋しにくいです。

だから、まとめだけ読んでも意味がなくて実際に本を読むべきなのが中村天風氏の本の特徴なのです。

「自己を徹底的に守り、徹底的に愛するものは、自己以外に絶対に無い」

「健康の時でも不健康の時でも、また幸運の際にも、不運の際にも、否どんな苦難不如意の時であっても、その心は断固として積極的に、厳として把持しなければならないというのが、人間に与えられた宇宙真理であると同時に、また人として厳守すべき自然法則だと徹底自覚されたことと信ずる。」

「身に病ありとしいえども心まで病ますな。運命に非なるものありとしいえども心まで悩ますな。」

「人はだれでも暗示の世界の中に活きているといって差し支えない」

「この世は怒ったり、悲しんだり、怖れたりしなければ、絶対に活きていけないという世界ではない筈である。」

「たとえ、そのことの結果が当然暗くなるであろうことがわかっている場合でも、心は絶対に明るく保持することに努力するのである。」

などなど至極の名言がわんさかあります。もうまとめきれないのではよ読めwビジネス書としても最適だと思います。

中村天風氏の入門書におすすめ

上記から中村天風氏の入門書に一番おすすめだと思います。中村天風で有名な本である成功三部作は名書ですが、出版社のビジネスモデル的に1冊1万円程度とかなり高価なので手も出しにくいです。

「成功の実現」も1万円超えです。中村天風おすすめしたいけど高いので胡散臭いと思われてしまう大きな原因ともなっています。また、本を普段読まない人からすると本に1万円も出せないと反論されそうです。

最近はPHPからも講演録まとめが2,000円前後で発売されていますが、先に「真人生の探求」を読んだほうがいいように思います。

講演録はピンとくる人はすぐピンとくるけど、すごすぎて最初はスルーしてしまうからです。私も見事スルーしましたwすごいことを簡単に話しているから当たり前のことのように思えてしまうのです。

また、実はいろんな講演録をうまくつながるようにまとめているので、ちょっと全体像がわかりづらかったりするんですよね。それでも講演を理論立てて編集しているのは素晴らしい試みですが。

なので、中村天風氏の本を最初に読むのであれば「真人生の探求」から始めることを断然おすすめしたいのが私なのです。

ちょっと難解な部分もありますが、今まで何千冊も本を読んだ中で最初におすすめしたい本です。騙されたと思って読んでみてください。

今わからなくてもいつかわかるときがくるので手元に持っておくだけでもいいです。私は小学校の道徳で勉強したかったレベルなのです。

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