野田洋次郎は天才!RADWIMPSはアルバムの3と4あたりがピークだったと思う件

2020年03月02日 公開

個人的にRADWIMPSというか野田洋次郎が好きなのですが、アルバムではRADWIMPS3と4が大好きです。RADWIMPSの曲や歌詞なら3と4あたりがピークだったと思うところがありますので、RADWIMPSの3と4がピークだったと思う件を敢えてお伝えします。

RADWIMPSとは

RADWIMPS(ラッドウィンプス)とは、野田洋次郎を中心とした4人組のバンドのことです。中高生や一部メンヘラから熱狂的な人気がありましたが、「君の名は」の主題歌で一般層にも有名となりました(最近では米津玄師が持っていった感ある)。

RADWIMPSの魅力

個人的に感じるRADWIMPSの魅力をお伝えします。

野田洋次郎の歌詞

個人的に考えるRADWIMPSの魅力はやはり「野田洋次郎の歌詞」でしょう。これがあるからバンプっぽいと揶揄されますが、全然バンプとは違うじゃんと言えるのです。唯一無二の歌詞だと思います。特に若い頃は天才だと思う。

RADっぽいと思わせるギター

次に考えるRADWIMPSの魅力はギターだと思います。正直RADWIMPSのギターってRADらしさが全開なんです。ギターはコードだけ弾くのではなく結構リフで暴れまくっているかんじです。

繰り返し系のリフも多いですが、歌を邪魔しないんですよね。JUDY AND MARYのTAKUYAのギターとか好きな人も好きだと思う。結構楽器を聞くタイプではありますが、今どきのバンドにしてはここまで暴れるギターは珍しいと思います。

リズム隊もうまい

それにRADWIMPSはリズム隊もうまいです。5弦ベースにツインペダルだし、若いときからずば抜けてうまいし。RADWIMPS4のときにはもうこれ若者のバンドかよって思う完成度です。

RADWIMPS3のときにたまたまライブ見たことあるのですが、このときはまだ4ほど上手ではなかったですが、ものすごく成長度が早いんですよね。

野田洋次郎がイケメンではない

そして、野田洋次郎が決してイケメンではないというのもポイントです(笑)でもイケメンだったら歌詞が入ってこないっす(ベースは結構イケメン)。

RADWIMPS3は青臭く1人の彼女に向けた究極のラブソングの名盤

個人的にRADWIMPSはアルバムの3は青臭い名盤だと思っています。今の野田洋次郎が書きたくても書けない若さゆえの愛情と青臭い天才的な歌詞が満載だからです。

そこに野田洋次郎のワードセンスと普遍的なポップさが混じっているので、未だによく聞いています。捨て曲も少なくて、私のお気に入りの音楽リストには10曲も入っているほどです。

ちょっと女々しくて中二病的な恋愛状態のような歌詞ではありますが、まだ当時の彼女(マキさん?)と関係は良好だったようで当時の彼女のためのラブソングがほとんどとなっています。また、歌詞の内容もそこまで重くはありません。

また、RADWIMPS3は楽器隊もシンプルで聞きやすいというのもあります。ギターもリフ繰り返しなのでキャッチーで聞きやすいです。

私は鹿児島のSRホールでたまたまRADWIMPS3のときのライブを見たときがあるのですが、このとき演奏技術もまだまだ荒削りという感じで若さゆえのアレンジがあって聞きやすいのだと思います。

ちなみにRADWIMPS1は荒削りすぎて聞けたものではありませんし、RADWIMPS2はなんちって、愛し、ララバイとか名曲もあるのですが、演奏技術がまだまだ荒削り過ぎると思っています。リマスターしてほしい。

25コ目の染色体は歌詞が天才過ぎる

「25コ目の染色体」の歌詞は天才過ぎるだろうと思います。あんな歌詞を二十歳そこそこの若者が書けるのかと思いますよ。

「あなた死ぬそのまさに一日前に僕の息を止めてください~中略~あなたが生きるその最後の日に僕はソラからこの世が何色に染まるか当てたいんだ」

「次の世の僕らはどうしよう生まれ変わってまためぐり合ってとかはもうめんどいからなしにしよう一つの命として生まれよう」

「彼女が死ぬ前の日に死にたい」とか「1つの命として生まれよう」なんて発想はしたことがありませんでした。遺伝子とか染色体とかサブカルが好きそうなキーワードも散りばめられてゾクゾクしますね。。

最大公約数の歌詞は女々しさが素敵過ぎる

最大公約数の歌詞なんて絶対に別れたくない女性かよと思えるくらいの女々しさが炸裂した歌詞となっています。

「僕の二歩は君の三歩僕の四歩は君の六歩」

なんて最大公約数がそういう意味かと伝わる歌詞も多いですし、

「別れる理由3つあるなら別れない理由100探すから」

とかもう絶対に別れたくないオーラが伝わってきます。でも、これだけ言えるって素敵ですよね。青臭さの真骨頂に天才的歌詞のセンスが加わってズキューンときます。

RADWIMPS4は青臭い失恋ソングの名盤

RADWIMPS4は当時の彼女と別れが近づいているのか、別れているのかという時期だったので失恋ソングが多くなっています。当時の彼女が死んだという噂もありますが、そのへんは野田洋次郎しかわからないです。

ふたりごと、me me she、有心論、夢番地など悲しい歌詞が多いです。プレイリストにも以下の曲を入れています。

野田洋次郎も結構なこじらせ男子だと思いますが、当時の彼女も相当こじらせていると思います。悪く言ってしまえば二人ともメンヘラの類だよなと曲を聞くほどに思います(音楽家には素晴らしい才能だと思うけど)。

また、RADWIMPS4では楽器隊のレベルがかなり上がっていて、RADWIMPSってかんじです。個人的にはRADWIMPSはギターが好きなのですが、現在ほどくどくないアレンジであるのもいいですよね。

ベースとドラムは若いのにうますぎ。また、メロディアスな早口ラップの先駆けとも言えるんじゃないでしょうか。YUIのCHERRYみたいな。

ふたりごとはメンヘラ一歩手前の彼女を引き止めている

「ふたりごと」では両親が離婚しそうでメンタル崩壊しそうなメンヘラ一歩手前の彼女を支える野田洋次郎の姿が浮かび上がってきます。

「私の命は二人の愛の証そこには一つだって嘘はないそうでしょう」

など両親が離婚するんだろうなって風景が浮かび上がってきます(離婚しているかどうかはわかりません)。でも

「六星占術だろうと大殺界だろうと」
「君と僕とが出会えた奇跡を信じてみたいんだ」

などその彼女をなんとか別れないように努力している野田洋次郎ならではの歌詞が炸裂しているのが魅力です。

me me she は究極の失恋ソング

me me sheは個人的に究極の失恋ソングだと思っています。なんか別れているのにもう女々しさ満載だし、本当に失恋したときに聞くと泣けます。

「約束したよね100歳までよろしくね 101年目がこんなに早くくるとは思わなかったよ」
「僕が例えば他の人と結ばれたとして二人の間に命が宿ったとしてその中にもきっと君の遺伝子もそっとまぎれこんでいるだろう」

ここにも「遺伝子」というキーワードが入っていますね。メンヘラ女子にはゾクゾクってくるんじゃないでしょうか。

ちなみに振られたときに「me me she」を聞くととっても悲しい思いに浸れますし、メンヘラ気質だった若かりし頃にはよく聞いていましたw聞くと悲しい思いになるので最近は敢えて聞かないほどです。

「有神論の神=マキ」論

「有神論」は前から好きでしたが、桐谷美玲のビールのCMで野田洋次郎がアコギだけで歌っているのを聞いて鳥肌が立ちました。

やっぱりこのときの野田洋次郎の歌詞はギリギリの繊細さがあった天才だと思います。多分当時の彼女と別れている状態です。

「白血球、赤血球、その他諸々の愛を僕に送る」

とか普通書けないですもん。今聞いても素敵な曲。CMバージョンも素敵でしたが、KIRINの公式アカウントにはなかったので、リンクできずに残念。

夢番地は他者の希望に気づかせてくれる曲

個人的に就活をしていたときに聞いていたのですが、夢番地は他者の希望を気づかせてくれる歌です。

例えば、今付き合っている人がいるけど、その人は別の誰かにとっては絶対に叶わない恋の相手だったりします。

一方、自分が好きなあの人は自分から見たら「なんでこんな人と付き合っているんだろう」とか思ったりします。そんなふうに他者の希望を気づかせてくれるいい歌詞だと思います。

「僕はきっと今いつかの夢の上に立っているんだね」
「僕はきっと今誰かの夢の上に立っている」

アルトコロニーの定理から野田洋次郎が大人になってきた

個人的な感想ではありますが、アルトコロニーの定理からRADWIMPSは微妙になってきたなと思っています。アルトコロニーの定理は「オーダーメイド」「七ノ歌」などまだ好きな曲はありますが、それ以降の曲はあんまりリアリティが感じられないんですよ。

もちろん、当時の彼女と別れた後は芸能人(臼田あさ美とか吉高由里子とか)とお付き合いをしているらしいですが、青臭い野田洋次郎ではないんですよね。

若者から大人になったという感じです。現実的というか昔のような青臭さや熱狂さが感じられず世の中に冷めてきているかんじです。

アルバムを買う気持ちにはなれずとりあえずレンタルした程度ですが、アルトコロニーの定理からCDをあまり聞かなくなりました。この頃から個人的にもRAD離れが始まっていきました。

「五月の蠅」は久々に野田洋次郎らしい曲

ただそれでも「五月の蠅」は久々に野田洋次郎らしい曲となっています。もう聞いてて鬱になりそうな歌詞です。冒頭からすごいもの。

「僕は君を許さないよ何があっても許さないよ 君が襲われ身ぐるみ剥がされレイプされポイってされ途方に暮れたとて その横を満面の笑みでスキップでもしながら鼻歌口ずさむんだ」

一体そのときの彼女(吉高由里子?)と何があったんでしょうか?もうそれくらい愛情が憎悪に変わったんでしょうか?

誰しも失恋したときにこのような気持ちを持つことはあるでしょう。しかし、その気持ちを歌詞に昇華して作品として出せてしまうのは野田洋次郎のメンヘラマジックとも言えるでしょう(けなしているわけではなく最大の褒め言葉です)。

これくらいの変態さがないと野田洋次郎の魅力は出てこないです。そういう意味で3とか4でも1人の女性のために歌を作るって変態ですよね。

「君の名は」主題歌の「前前前世」からはヒット狙い感が強い

これも個人的な感想ではありますが、「君の名は」主題歌の「前前前世」からはヒット狙い感があります。もちろん売れる曲を作るのは大切なことで、それは悪いことではありません。曲のクオリティも高くなっていますし。

ただ、曲のクオリティが上がって野田洋次郎らしさは残っているけど、昔のような青臭さは最近の曲からは感じられないのです。

昔のような中毒性は感じられないのです。ラーメンで言えば次郎のような、まるで麻薬のような化学調味料強めの中毒性がないのです。あれは野田洋次郎のセンスと若さがあったからこそできたのですよね。

野田洋次郎の才能と若さとメンヘラっぽさが名曲を作った

私見とはなりますが、RADWIMPSに名曲が多かったのは野田洋次郎の才能と若さとメンヘラっぽさ(恋愛気質な男子)があったのだと思います。

少なくとも当時の彼女(マキさん?)に向けた曲はどれも素敵です。そこにはリアルさがあります。天才過ぎるセンスがあります。

きっと普通のメンヘラ男子が書けば陳腐で、しょうもない内容になるけど、野田洋次郎の天才的ワードセンスがあるから名曲に昇華されたのです。

ロックンロールバンドでも若いときの歌詞と年を重ねたときでは、歌詞の内容は変わっていきますよね。忌野清志郎やブランキージェットシティでも同じような感覚があります。

もちろん若いときの考えが大人になると若かったなーと思うことは多いですが、そのときしかない若さがあるからこそ書けない曲もあるのだと思います。

RADWIMPSの好きな曲ランキング

最後に独断と偏見によるRADWIMPSの好きな曲ランキングをご紹介します。苦情は一切受け付けません。

1位:有心論

最近異常に好きです。桐谷美玲のCM効果だと思います。メロディーと歌詞が素敵。そんな君はもういないいないいないいないけど。

2位:25コ目の染色体

歌詞が秀逸過ぎます。こんな歌詞書いてみたい。才能の塊と呼ばれてみたい。こんなふうに愛されてみたい。

3位:最大公約数

歌詞が好きな歌。この歌詞も天才だよな。カランコロンカランコロンがいつも頭から離れません。

4位:4645

これは単純にメロディーが好き。英語の歌詞の部分の意味は全くわからないけど好き。

5位:セプテンバーさん

これはメロディーが好き。ポップながらもジャジーなコード。そしてセプテンバーと叫ぶ意味深な素敵な歌詞。天才。実は最後らへんのサビでのベースも気持ちいいのでそこから(4:45くらい)再生させています。

6位:夢番地

聞くと切なくなるのであまり聞かないけど歌詞が好き。今の自分もきっと誰かにとっては理想の自分なのかもしれないと勇気づけてもらえる曲。

7位:なんちって

歌詞はとても青臭くて好きだけどアルバムだとまだまだ演奏面の課題が残るのが低ランキングの理由。ライブ版はとっても素敵。

8位:ふたりごと

歌詞とメロディーの完成度が非常に高いし、メンヘラ度合いや女々しさマックスで好き。

9位:最後の歌

歌詞が好き。シンプルな楽器構成だけど刺さるー

10位:イーディピーとトレモロ

サビのメロディーからの突き抜ける感じが好き。

11位:閉じた光と螢

歌詞とサビのメロディーが好き。

それ以外にも「me me she」「ます。」「05410」「オーダーメイド」「謎々」あたりは好きですが、ほとんど3と4の曲がランキングとなっています。「RADWIMPSの公式You Tubeチャンネル」があるので気になる曲があれば聞いてみてください。

感想

RADWIPMSの曲や歌詞はRADWIMPS3と4がやっぱり名盤だと思います。そのときの彼女(マキさん?)に向けたリアルな気持ちと野田洋次郎の変態的な天才さがあるからこそ名曲が多いと思っています。今でもヘビロテして聞くほどです。

それに、自分がバンドをしていたときはRADWIMPS天才で野田洋次郎になりたいとか思っていました。あんなキャッチーなのに独特な歌詞書きたいとか。まぁ私には他の役目があったみたいで、バンドの才能はありませんでしたがw

もちろん最近の曲のほうが歌詞以外のクオリティは高いと思いますし、今のRADWIMPSのほうが好きだという人も多いと思います。

でも、こういう意見があってもいいのかなと思うので記事にしました。いわゆる昔のRADWIMPS好きの一つの意見だと思って気軽に読んでください。

ちょっと悪口っぽい文言を利用してしまったかも知れませんが、RADWIMPSと野田洋次郎が好きなファン故の表現であることご理解くださいませ。若さ故の音楽的才能を歳を重ねてもそのまま活かすというのはできるのだろうか。

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