すぐに答えがほしいと生き急いでいる人ほど、心を落ち着けることが大切
人生にはすぐに答えが欲しくなって、やきもきしてしまうようなことがよく起きます。すぐに答えを追い求め、生き急いでしまっていませんか？
そして、生き急いでいることが裏目に出て、失敗してしまうことがよくありませんか？すぐに答えが欲しいと生き急いでいる人ほど、心を落ち着けることが大切です。
生き急ぐと集中できない
「心の急ぐ時というものは、兎角、結果にのみ観念が分裂し、俗にいうせかせかと落ち着かない気分に陥る。そうなると、もう意識の明瞭度は夥しく減退してしまう。（中村天風、真人生の探求p215～216）」
心が急ぐときは、心配していることの結果にばかり意識が集中してしまうので、せかせかとした落ち着かない気分になりやすいです。生き急ぐと、意識はピンボケ状態になってしまうのです。つまり、集中できなくなってしまうわけです。
「急いては事を仕損じる」
というのは、まさに集中ができていないことを表している言葉ですね。私はすぐに結果を求めたがる生き急ぎタイプなので、常に心が急いでいるようなものです。せかせかと落ち着かないので、集中できないのです。
生き急いでしまうときこそ、心を落ち着けよう
「心急ぐ時には、一しおその心を落ち着けよ（中村天風、真人生の探求p216）」
心が急いでしまって、生き急いでしまうときほど、心を落ち着かせることが大事です。心が急ぐからこそ、心を落ち着かせないといけないわけです。
すぐに答えが欲しいときも、心を落ち着けてみよう
私はすぐに答えを求めるタイプです。すぐに答えが欲しいので、答えが出ない間はモヤモヤしたり、ヤキモキしたりするせっかちタイプです。
でも、最近は心を落ち着けることが大切だなと思いました。世の中すぐに答えが出ることばかりじゃないし、時間が解決してくれることもたくさんあります。
例えば、大事な仕事の結果だとか、もめそうな相続の結果だとか、すぐに答えが出るものでもありません。時間がスパイスとなって、解決になることも多いです。
だから、心が急いですぐに答えを欲しがるようなときでも、心を落ち着けることが大切なわけです。心を落ち着けてすぐに解決策を出してもいいし、待ったほうがいいと思えば、待つことができるのです。
焦って行動しても、ろくな結果にはならない
あと、心が急いでいるときは、集中ができていないわけで、まともな答えなんて出ないものです。だったら、心を落ち着けて集中して考えたほうがいいわけです。これまでの人生でも、焦って行動して、いい結果になったことなんてなかったｗ
そのときの自分の行動を今思えば、その人や周囲の方々にまで迷惑をかける始末…思い出すと心が苦しくなってしまい、何度も心の中で謝っています。若気の至りで片付けられるのでしょうか…本当にごめんなさい。そんなことがたくさんあります…
また、会社のお金がつきそうなときに焦って、今までしなかった営業をしまくったけど、まるで仕事は決まりませんでした。むしろ、
「なるようにしかならない！困ったらバイトすればいいわ！」
とたかをくくって、今できることをやっていると、別の仕事が決まって生き延びたりしました。焦ってもしょうがないんですよね。なるようになるさ。
感想
今までも焦ってろくな結果にならなかったんだから、これからの人生焦ることなく、心が急ぐときはしっかり考えて行きていきたいと思いますｗ
心が急いで焦ってしまうときこそ、心を落ち着けて集中をしましょう！焦るよりも道は開けますぜ！心はいつでも集中させて精神統一しましょう。
「はっきりとした真剣な気持ちで！精神統一するコツ」も参考にしてください。
とば ひさし
