MENU

無価値だと思うことでも、価値あるものに変えるコツ

2023年02月13日 更新2022年06月29日 公開

こんなことをやっても無価値だよな…と日々の生活で思うことがありませんか?でも、何でも無価値だと決めつけてしまうと、人生辛いことだらけになってしまいます。無価値だと思うことでも、価値あるものに変えるコツをお伝えします。

すべてのことに価値があると考えよう

「値打のないことを為す時に、また観念はやたらとその事柄から離れてしまうもの(中村天風、真人生の探求p217)」

人間は無価値だと思うことをやるときに、集中できないのが普通です。私も興味がない仕事は、まるで集中できないタイプです。

「精神統一の習練者は本能や感情を本位とする現象対象の価値批判で事物事象に接したのでは、到底所期の目的は達せられない。
要は、値打ちのないことに対しても、己れの観念の集中力を養成するのだという正しい価値を作り出すこと(中村天風、真人生の探求p217)」

しかし、無価値だと思うことに集中できないのであれば、凡人のまま人生を終えることになります。そこで、無価値だと思うことでも、自分の集中力を鍛えるためのものだと考えることもできます。

「すべてを有価値のものとして取り扱う心組みこそ、観念分裂防止の要諦である。(中村天風、真人生の探求p219)」

このように、すべてのことに価値があると考えて、取り組むことが大切です。すごくシンプルな考え方ですが、無価値なことなんてこの世界にはないのです。

今は無価値だと思えることでも、時が過ぎれば価値あるものだったと思えることもよくあるお話です。心次第で無価値だと思えることも、価値あるものに変えることができるのです。

どんなことにも価値があると思えば、何でも仕事にできた例

どんなことも価値があると思えば、何でも仕事にすることができます。私は最近農業を始めました。一般的に農業は儲からないので、やる意味が小さい仕事のように言われがちです。私のおじいちゃんも、

「農業は儲からないからやめとけ」

という言葉をよく言っていました。だから、農業はやらない人生を送ろうと思っていました。ホワイトワーカーとして生きるつもりでした。

しかし、会社経営をがんばっていたら、お金だけが価値じゃないなと思うようになりました。フルーツを食べるようになってから、フルーツにも興味が生まれました。気づくと農業やりたくなってましたw

今では農業は価値のある事業だと思っていますし、やり方次第で儲かるお仕事だと思っています。そして、私にとっては、草取りさえも価値あることだと思えます(むしろ草取り楽しいw)。

農業もWebで伝えればお金も生まれますし、自然栽培、かつ、おいしければ、高く販売することもできます。自給自足が今後のトレンドになるかもしれません。

本当に価値がないものなんて、この世界には存在しないのです。どんなことにも価値があるのに、価値がないと思っているだけです。

だから、無価値だと思うことでも、どんな役目があるんだろうと考えてみることが大事です。

感想

無価値だと思えば、どんなことにも集中できなくなってしまいます。無価値だと思えることでも、すべてのことに価値があると思って、価値を作り出すことが重要です。

はっきりとした真剣な気持ちで!精神統一するコツ」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
詳細プロフィール

メインカテゴリ