初心忘るべからずとは?慣れたことでも集中力を継続させるコツ
慣れたことをするときに、集中できない人は多いです。初心忘るべからずで、慣れたことでも集中力を継続させるコツをお伝えします。
初心忘るべからずとは
初心忘るべからずとは、何かを始めたときの気持ちが大切で、最初の頃の気持ちを忘れてはいけない、という戒めを込めた言葉です。世阿弥の花鏡にある言葉です。
慣れたことは集中しにくい
「熟練したことを行う時も、また観念の逸脱易いものである。(中略)慣れ切るとどうしても油断の心から、その事柄から観念がともすると分散する(中村天風、真人生の探求p219)」
「河童の川流れ」
「猿も木から落ちる」
という言葉があるように、慣れていることを行うときは、集中できないことが多いです。慣れていることだから大丈夫という、油断の心が生まれやすいからです。
慣れたときこそ、最初の気持ちが大事
「いつも初心の時と同じ心持ちにて行わば、手に入りし事にても失策することなし(中村天風、真人生の探求p217)」
慣れたことをするときでも、最初のころの気持ちで行えば、失敗することはありません。慣れたときだからこそ、初心忘るべからずの精神が大事です。
結婚だって、初心忘るべからずです。結婚するときに誓ったような愛の気持ちを継続できていれば、ずっと仲良くできます。勉強だってコツコツ継続できる人が、受験に成功することが多いです。
仕事も初心忘るべからずです。私の知り合いで有名サービスを作った人や、上場するような経営者は、初心忘るべからずの精神で、最初のころの真剣な気持ちをずっと継続できています。
だからこそ、成功できるのかなと思っています。私も起業したときはやる気に満ち溢れていましたが、起業したときのやる気を何年も継続することができませんでした。
最初の真剣な気持ちを継続できていたら、もう少し成功していたかもしれませんね。なので、初心忘るべからずをモットーに、最初の真剣な気持ちを継続できたら、どんな人でも成功しやすくなるんです。当たり前のことができる人が成功するのです。
感想
私は最初のころは、やる気がすごい出るタイプですが、慣れてくるとやる気が出なくなるタイプですw最近は、最初のころの真剣さが減っているなと反省しました。初心忘るべからずの気持ちを大切にします。
「はっきりとした真剣な気持ちで!精神統一するコツ」も参考にしてください。