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過去は変えることができないので、うじうじ考えてしまうことはやめよう

2023年05月11日 更新2020年04月30日 公開

これまでの私は、変えられない過去をいつまでも悩んでしまうことが多かったです。でも、どれだけ考えたところで、過去は変えることができないので、うじうじ考えてしまうことはやめましょう。

過去は変えることができない

過去は変えることはできません。変えられない過去を、いつまでもうじうじ考えても、いいことなんてないと思いませんか?

これは「1+1=2」という事実を「1+1=3」にできないかと、いつまでも考えているのと同じです。こんなことを考えていたら、馬鹿だなって思いますよね?それと同じことをしているのです。

タイムマシンで過去を変えても意味がない

仮にタイムマシンで過去を変えることができても、意味がありません。だって、過去を変えていい未来になったって、また別の未来になるので、また新しい試練は生まれます。すると、新しい悩みも生まれるでしょう。

そもそもですが、波風のないような生き方をすれば幸せ、という考え方自体が間違っていると思います。波風が起きても幸せというのが真理です。波風を避けるような生き方をしたって、いずれ波風は立ちます。

タイムマシンで過去をいいように変えても、新しい悩みが生まれるのであれば、タイムマシンで過去を変えても何の意味もないのです。自分の考え方を変えるしかないのです。

過去を復習するから、嫌なことが忘れられない

過去をいつまでも考えている人は、いつまでも嫌なことを復習しているのと同じです。

「あのときAさんに、ああしていればよかった」
「あのときBさんに、言われた事がムカつく」
「なんであの人は浮気をしたの?悲しい…」
「どうして、仕事で失敗をしてしまったんだろう」

とか嫌なことをずっと復習しているのです。嫌なことを何度も復習をしていれば、強い記憶となってしまい、毎日嫌なことを考えてしまいます。

嫌なことを考えていれば、当然嫌な気持ちになります。嫌な気持ちをどんどん上塗りしているのです。

消極的な感情が心にたくさん出てきてしてしまうので、そりゃいい気持ちはしないです。これでは、毎日が辛くなってしまいます。嫌なことを復習するのはやめましょう。

取り越し苦労をしてはいけない理由【過去や未来は気にせず、現在だけを考えよう】」も参考にしてください。

考えなくてもいいことは考えない

「考えなくてもいいことを考えず、思わなくていいことを思わなくなれ」

という中村天風氏の考え方が、とても大切だと私は思います。もちろん、人間には本能心があるので、嫌なことがふと心に浮かんでしまうことがあります。

でも、そのときに嫌なことを心が相手にしなければいいのです。相手にしなければ、嫌な気持ちになることはありません。

だからこそ、考えなくてもいいことを考えず、思わなくもいいことを思わないように心を変えていくことが大切です。

素晴らしい理想だけを復習しよう

過去の辛いことをいつまでも何度も復習するのではなく、未来の素晴らしい理想だけを考えましょう。

積極的な気持ちは、体も積極的にしてくれます。運命が好転するだけでなく、健康にもなります。自律神経にいい影響を及ぼすので当然のことです。

嫉妬対策にも有効!

個人的にはこの考え方は、嫉妬対策にも有効だと思います。特にパートナーの過去の経験で、苦しんでしまう嫉妬深い人に有効です。

変えられない過去をいつまでも考えて、自分で自分を傷つけるなんて愚行は、もうやめにしないか?

嫉妬したって何もいいことないぜ。嫉妬して幸せになれるなら、いくらでも嫉妬したっていいです。でも、どれだけ嫉妬しても、幸せになることなんてないよ?みじめな不幸な気持ちになるだけだよ?

感想

変えられない過去を復習して、自分で自分を傷つけるのはもうやめましょう。過去は変えられないし、変えられないことで、いつまでも悩むなんてアホらしいです。

考えなくてもいいことは考えない、思わなくてもいいことは思わない精神が大切です。そして、素晴らしい理想だけを復習して、積極的な気持ちを持つようにしましょう。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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