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建設的な批判や論破をするコツは?人を傷つけるだけの批判は恥ずかしい

2023年06月12日 更新2020年05月20日 公開

コロナウイルスの自粛生活で、自粛警察が増えました。ネットニュースも悪口や批判記事が目立ちます。でも、人を批判して勝利しても何の意味もないなと思います。

人を傷つけるだけの批判は、恥ずかしいものです。建設的な批判や論破をするコツをお伝えします。

人を傷つけるだけの批判は恥ずかしい

コロナウイルスによる自粛生活でみんな疲れています。いつもより攻撃的になっています。自粛警察も増えました。攻撃的な批判記事が普段よりも、ネットニュースで盛り上がるようになりました。とても良くない傾向です。

そんな中とある炎上事件がありました。そもそも、炎上するような発言をするのがいけないので、その批判自体は悪いものではありません。

でも、問題だなと思ったのはその後です。反省や謝罪をしても許すことなく、執拗に傷つけるのです。これはやりすぎです。批判を通り過ぎて、ただのいじめと同じだなと思いました。批判する人は、

「私は正義のヒーロー」

だと思っているようですが、本質はただのいじめです。何でもさじ加減というものがあるのです。そのバランス感覚がわからない人が執拗に批判を続けると、いじめに発展してしまうのだなと思ってしまいました。

この炎上事件から、人を傷つけるだけの悪口や批判は、とても恥ずかしい行為だということがわかりました。その人のためを思って批判というか、指摘をしなければいけないときもあるので、批判自体は悪いことではありません。

でも、批判をするのであれば、その人のことをちゃんと思っており、積極的な言葉しか使わないのが前提です。消極的な言葉や悪口になっていれば、それは悪口になってしまうのです。

建設的に批判するコツ

今回の炎上騒動から、建設的に批判するコツがあるなと思いました。

人を傷つけるだけでなく、積極的な言葉で伝える

まず、人を傷つけるだけの批判はしないようにします。でも、その人のことを思うと、批判というより「指摘」をしないといけないことがあります。

そのときの批判は、その人を傷つけるためではなく、その人がもっと良くなってほしいという「積極的な言葉」で伝えるようにします。また、

「否定したり、馬鹿にしたりしているわけではない」
「もっとお互いの改善につなげたい」
「傷つけるつもりじゃない」

といった言葉も必ず伝えるようにしましょう。積極的な言葉のつもりでも、馬鹿にされているように感じ、傷ついてしまう人もいます。相手が傷つかないように、自分の真意をちゃんと伝えるようにしましょう。

悪口を言わない

「批判≒悪口でなければいけない」と考えていませんか?しかし、悪口にはメリットがありません。

悪口を言っている自分の心も消極的になるし、悪口を言われている人も嫌な気持ちになるだけです。だから、批判をするときに悪口を言わないように注意しましょう。

ちなみに、2022年6月に自分が消極的になっていたこともあり、ある人に悪口を言ってしまいました。すると、サーバは落ちるし、犬のフン問題は再発するし、会社もあれこれ大変でした。悪口を言うとバチが当たるんだなと思いました。

愛のある論破をする

現代社会で批判をするならば、相手を言い負かして勝利することが真理だと思いがちです。論破ってやつです。

「はい論破~!(ドヤー)」

しかし、論破したら短期的に勝利できても、長期的に負けてしまうこともあります。例えば、頭がいい人は口が強いことが多いので、論破させるのは得意です。

しかし、論破された側はそのときにうまく言い返せなかっただけで、100%納得しているわけではないことも多いです。

論破され続けた不満はたまっていき、論破した人は長期的に負ける結果になりがちです。人を傷つけるだけの論破で勝利しても、意味はないのです。

人を傷つけるだけの論破は、正しいものではないからです。ただの喧嘩と同じです。よりよい社会を望むなら、人を傷つけるだけの論破ではいけないのです。

愛なき論破は、いずれ破滅をするのです。論破には愛が必要なのです。そのため、短期的な勝利をするための論破ではなく、長期的に勝利するための愛ある論破をする方法を考えましょう。

感想

人を傷つけるだけの批判は恥ずかしい行為です。相手を論破するだけでなく、建設的な批判ができるようにしましょう。積極的な言葉を使う、悪口は言わない、愛のある論破をすることを心がけましょう。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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