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自分への期待値が高すぎて理想の自分になれていない自分に疲れてしまう人は、自分への期待値を下げよう

2023年06月28日 更新2020年08月25日 公開

自分への期待値が高すぎて、疲れてしまうことありませんか?こうあるべきだと理想がわかっていながらも、そうなれていない自分にガッカリしてしまうこともありませんか?

自分への期待値が高すぎて理想の自分になれていない自分に疲れてしまう人は、現在の自分への期待値を下げるべき理由をお伝えします。

自分への期待値が高いことは素晴らしいこと

最初にお伝えしておきたいことは、自分への期待値が高いことは素晴らしいことです。なぜなら、なりたい自分である理想像を心に描けているからです。

心には思ったことを現実化する力があるので、絶えずなりたい理想像を心に描いていれば、いずれ理想の自分になれるからです。理想の自分になれば、世のため人のために生きることが可能となります。理想像を持つのは、とても重要で大切なことなのです。

問題は理想像になるまでの現在の自分に、ガッカリしてしまうこと

しかし、問題なのは理想像になるまでの現在の自分に、ガッカリしてしまうことです。なりたい理想像が明確なだけに、現在の自分の不完璧さにガッカリしやすい傾向があるのです。この理想像に近づくまでの、現在の自分への考え方を変えることが必要です。

ゴールを基準にしない!理想像に近づくまでの現在の自分への期待値を下げよ!

そこでおすすめしたいのが、理想像に近づくまでの現在の自分への期待値を下げることです。「いい意味」で「現在の自分への期待値を下げる」のです。「悪い意味」で「自分はこんなもの」と考えてはいけませんよ!

上でもお伝えしたように、自分の中に目指すべき理想像が明確であって、その理想像を目指すことはこの世界の進化向上に貢献するために必要な、とっても大切で重要なことです。

しかし、目指すべき理想像に今なれていない現在の自分に気づき、落ち込んで消極的になってしまう人は結構多いです。せっかく目指すべき理想像を心に描けているのに、落ち込んでしまっては、なれるものもなれなくなってしまいます。

そこで、現在の自分への期待値のハードルを下げることが大事です。「今はまだ理想像に到達できていないけどどんどん理想像に近づいている!」と考えればいいのです。

また、自分への期待値が高い人は、ゴール地点を期待値のハードルに設定しがちです。でも、これだとゴールしない限りは、常に自分への期待値を満たすことができません。

それよりも、期待値0から始めていけば、「もうこんなにも自分は成長した、良くなった」と思えることができます。そんな感じで、いい意味で自分への期待値のハードルを下げましょう。

実際に私も上場を目指して会社経営をしていた頃は、「誰にも負けない努力をする」という言葉に苦しんでいました。

売上が何百億もある社長は、軽く1日16時間以上働いているのに、自分は12時間労働をするのも苦痛で、これではだめだと自分の努力に悩んでいました。

でも、今思うと16時間労働なんて、自分への期待値のハードルとして高すぎたんですよね。徐々に労働時間を伸ばしていけば良かったのにと今では思います。

最近では、仕事と両立しながらも子育て時間も確保したいので、集中して1日8時間労働を目標として、4~6時間くらい労働できればいいという期待値のハードルとしています。これでも私には、期待値のハードルが高すぎるくらいですw

こんな感じで、期待値のハードルが高いことで「自分はだめだ」と思うくらいなら、期待値のハードルを下げて「これだけできた自分は偉い」と褒めてあげましょう。そうすれば、やる気も出てくるぜ!

他人への期待値も下げておこう!

自分への期待値が高い人は、他人への期待値も高い傾向にあるので、期待値を満たさないとガッカリして疲れてしまうことや、イライラしてしまうことが多いかと思います。他人への期待値も下げることが重要です。

他人の期待値のハードルを下げよう!他人への期待値を0にすると、仕事や人間関係がうまくいく理由」も参考にしてください。

理想像に近づくために、無理な努力をして疲れたら休むことも大切

理想像に近づくためには努力することも重要です。しかし、現在の自分には無理な努力をして、疲れてしまうこともあります。こういうときに

「理想像になるための努力が足りない自分は不甲斐ない」

と思ってしまうと、自分に疲れてしまいますよね。なので、無理な努力をして疲れてしまったら、戦略的に休むことも重要です。「無理な努力をしていたな」と自分で気づくことも重要です。少しずつ、理想の自分に近づいていけばいいんだよ。

完璧主義で真面目な人へ!気分が乗らないときは、心が休めと教えてくれてるから戦略的に休もう!」も参考にしてください。

自分への期待値下げ方例

感想

自分への期待値が高すぎると、理想像になれていない現在の自分に疲れてしまうことがあります。これではせっかくなれる理想像になることができません。

なので、現在の自分への期待値を下げて、「今は理想像に近づいている途中で、むしろこんなにも成長できた!」とポジティブに考えることが重要です。少しずつでもいいんだよ。少しずつでもいいから理想の自分になっていこうよ。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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