失敗しがち!友達とは仕事をしないほうがいい理由
会社経営者として長年働いており、いろんな友達と仕事をしてわかったことがあります。友達とは、あまり仕事をしないほうがいいということです。
失敗することが多いし、デメリットだらけです。友達とは仕事をしないほうがいい理由をお伝えします。
友達と仕事をして失敗した私の事例
友達と仕事をして、失敗した私の数々の事例をご紹介しましょう。
友達だからという理由で、安く仕事を受けて後半辛くなる
友達と仕事をして失敗する主な理由って、「友達だから」という理由で、安く仕事を受けてしまうことにあるような気がします。
良くも悪くも「友達だから」という理由で済まされるので、最初は良くても後半辛くなってきます。
社会人になってからの友達なら、ビジネス仲間なのである程度は失敗しにくいですが、昔からの友達(小中高とか大学の同級生とか)だと高確率で失敗しがちです。
私も自分が友達に発注してうまくいかなかったケースもあるし、自分が友達から発注されてうまくいかなかったケースもあります。そして、友達をなくしていくという辛い結末が待っているのです。もう何人の友達をなくしただろうか…
共同経営者として仕事をして失敗した
私は気の合うビジネス友達の人と一緒に起業したことがあります。最初はパワーバランスも平均で良かったのですが、パワーバランスが崩れるとともに仲も悪くなり、友達は共同経営者を辞めることに。
以来、飲むこともありません。数少ない友達をなくしました。共同経営者というなかなか離れることができない関係ですら、うまくいかないケースが多いのです。普通の仕事ならなおさらのことです。
「友達と共同経営者として起業をすると、高確率で失敗するなと実体験した」も参考にしてください。
友達と仕事をしてうまくいった事例
友達と仕事をしてうまくいった事例もありました。ただ、まじで成功事例が少ないです。
私の場合だと、友達が大企業に勤めている場合で仕事の発注権があり、友達が良心的な人でこちらにも利益が出るように、大企業単価で仕事を振ってくれる場合です。
私はベンチャー企業なので、大企業の友達からの仕事は単価が高くてありがたいのです。友達からしても大企業同士の発注よりは安くなるので、ウィンウィンなわけです。
また、友達も会社関係から仕事友達、兼、飲み友達という関係なので、無茶振りも少ないわけです。こちらの儲けもちゃんと考えてくれるので、とても気持ちよく仕事ができます。
他のケースはことごとく失敗したなぁ。まあ、自分が仕事を発注するときでも「もうこいつと一緒に仕事したくない」って思うので、友達と仕事をするのは、友達をなくす構造になりやすいのかも。
友達と仕事をして失敗する主な理由
上下関係が必要なときに左右平等の友達関係が邪魔をする
仕事には、やっぱり上下関係なるものが必要だと思っています。会社経営でもトップダウンはいるし、仕事を発注されるにしても、発注側と受注側の上下関係が生まれます。
しかし、友達と仕事をすると、この上下関係があるようでないんですよね。そして、良くも悪くも左右平等の友達関係が、邪魔をしてしまうんですよね。
「友達だから」
という理由で、上下関係が必要なときに左右平等になったり、左右平等になるべきところを上下関係になったりするので、不満を感じやすくなってしまうのです。
トップダウンしないといけないときに、なあなあになってしまったり、なあなあにしないといけないときにトップダウンしたりと、ワケワカメ状態になってしまうのです。カオスなわけです。
「友達だから安くしてよ」とサービス価格で仕事を受けがち
「友達だから安くしてよ」と言われると、サービス価格で仕事を受けてしまうことが多いと思います。
「友達だから」と言われると悪い気はしないし、これまでの付き合いもあるので、普通に仕事を受ける場合に比べて、かなり安く仕事を受けてしまうのが友情心理です。あまりにひどいと「タダでやってよ」とか無料奉仕させられることもあります。
でもね、仕事が楽ならいいけど、友達の仕事って大体ハードなのよ。だから「この仕事量でこの金額か…」となりがちで、どんどんモチベーションが下がってしまうのです。でも、友達だから金額交渉はしづらいしね。そんな悪循環があるのです。
*余談ですが、不況になったり、会社経営がきつくなってくると「友達だから」という理由で、真っ先に切られがちなのもお忘れなく。契約書関係なしの世界になってくるから怖いのです。
「友達だから」という理由で仕事に求められるハードルが高くなりがち
普通の仕事なら「この金額ならこの程度かな」とか「この人だとこのレベルまでかな」とか仕事に求められるハードルって、ある程度決まっているものです。
しかし、「友達だから」という理由で仕事を始めると、大体のところ仕事に求められるハードルが、高くなりがちなんです。
「友達だからここまでやってよ」
とか言われるとやらざるを得ないし、こちらも仕事の無料相談的なの受けたときに「これくらいまでやった方がいい」とかアドバイスしちゃうから、すごいしっかり仕事をしないといけなくなるんですよね(金額の割にね)。
そして、安く仕事を受けているので、求められるハードルまで対応すると赤字になってしまい、どんどんモチベーションが下がっていくのです。そのうち、最低限の仕事しか対応できなくなる。これぞまさに「友達だから仕事」の悪循環です。
「友達だから」という理由がキツくて仕事を辞めたくなる
最初は「友達だからまあいっか」と安易に仕事を受けてしまうのですが、受けた仕事が想定以上にきつくても「友達だから」という理由もあって断りにくいです。
そして、仕事をするうちにどんどん要求も高まっていくし、待遇は改善されないし、「友達だからちゃんとやらなきゃ」という理由が自分にもどんどんきつくなっていきます。これに疲れて、友達と仕事するのを辞めたくなるんですよね。これは本当に不思議。
友達と仕事をするメリット
友達と仕事をメリットはまじで少ないです。コミュニケーションが気楽なこと、決済を取りやすいことくらいかな。うまくいけばお互いハッピーですが、周りでそういう話を聞くのはまれですね。友達ゆえのジレンマってやつですな。
友達と仕事をするデメリット
一方、友達と仕事をするデメリットはたくさんあります。
一番のデメリットはやはり、友達をなくしがちなことですね。仕事がうまくいかないと、お互い気まずくなって連絡を取らなくなるんですよね。友達をなくしたくないなら、友達と仕事をするのは極力やめるべきだと思ってます。
また、仕事以外の会話も多いのが、友達と仕事をするデメリットです。昔話もある程度は楽しいです。
しかし、仕事以外の会話があまりも多すぎると、友達に取られる時間が多くなりがちです。結果、自分の本業に時間を割けなくなり、昔話をするのも嫌になってくることがあります。
友達と仕事をしてうまくいくためのコツ
友達とは仕事をしない
そもそも論ですが「友達とは仕事をしない」という選択をするのが一番無難かなと思っています。友達と仕事をしなければ、友達をなくすこともありません。
やっぱり、友達と仕事をしないほうがいいとよく言われるのは、確率論的にうまくいかない構造になりやすいからだと思います。だったら、最初から友達と仕事をしなければいいのです。
安く仕事を受けない
安く仕事を受けないことも、友達と仕事をしてうまくいくポイントだと思います。「友達だから」という理由で、仕事に求められるハードルは高くなりがちだからです。
なので、どんな高いハードルが来ても、黒字化できるようなお金はちゃんともらっておきましょう(お金もらうが故の責任感も大変ですがw)。
それでも、トントンくらいになるくらい求められるハードルは高くなると思いますし、高ければ発注しないとなって友達と仕事をしなくて済むことになりやすいし、発注したらちゃんと稼げるので、どちらに転んでもOKなわけです。
*これって割と起業した友達から誘われたときも同じかも。安い給料だとそのうち辞めたくなるので、起業したてでもちゃんとお金はもらいましょう!
無料アドバイスだけで終わらせるのも手
友達から仕事を振られたら、無料アドバイスだけで終わらしておくのも手かなと最近思っています。
お金をもらうと責任感が出てしまいますが、無料アドバイスなら責任もないですし、いつ終わらせてもOKなわけです。こちらのサービス心で、無料アドバイスをしているのですから。
なので、ランチやらカフェやら飲み会のときに仕事の相談をされたら、1時間くらいなら無料アドバイスしてあげるくらいがいいと思います。
相当図太い人でなければ、無料アドバイスを短期間で何度も受けようとしません。友達で無料だからという理由で、短期間のうちに何度も無料相談をする人は、友達付き合いも考えたほうがいいと思います。
友達だからあえて無料でできる範囲でサービスしてあげて、お金は取らずに責任は取らないほうが無難です。マネーや物的報酬が介在すると後々面倒ですよ!
感想
長年の経験から、友達と仕事をしてもうまくいかないことが多かったので、友達と仕事をするのは避けていました。
ただ最近、なぜか友達から仕事を相談されることがあったので、久々に仕事を受けてみましたが、やっぱりお金のわりに仕事に求められるハードルが高くて、友達からの仕事をするのが憂鬱になってきました。
一方、ちゃんとお金がもらえる仕事友達からの仕事は、ずっとありがたかったりするんですよね。やっぱりお金って大事w
友達からの仕事は、お金と仕事に求められるハードルのバランスが悪くなりがちなので、単価が安ければ安易に仕事を受けない方がいいと思います。
友達をなくしたくないなら、友達と仕事をするのは極力避けましょう!ちゃんとこちらも儲けさせてくれることまで、考えてくれる友達とだけ仕事をしましょうw