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保育園や幼稚園で毎日送り迎えをするパパが、当たり前の時代になればいい

2020年04月30日 更新2020年04月30日 公開

パパが子供の送り迎えを毎日していると、たまに違和感があるときがあります。保育園や幼稚園で毎日送り迎えをするパパが、当たり前の時代になればいいなと思います。

*記事は2019年の情報です。時代の流れとともに、パパが毎日送り迎えするのは当たり前の時代になってるなと感じます。

たまに違和感

ワーカホリックだったときは、一切子供の送り迎えなんてしませんでしたが、ある日自分の生き方がこれで正しいのかと思い直して、子供の送り迎えを毎日することにしました。

でも、やっぱりパパが毎日送り迎えをすると、たまに違和感があります。私の思い過ごしなのかもしれませんが、ママによっては

「なんでこの人、毎日送り迎えをしているんだろう?」
「主夫(ニート)なのかな?奥さんが働いているのかな?」
「シングルファーザーなのかしら?」

というような視線を感じてしまうことがあります。そんな会話を耳にしてしまうこともありました。それに、保育園や幼稚園の送り迎えはママがメインなので、まだまだパパが毎日送り迎えをするのは違和感があるのだと思います。

私の周りは自分の時間を自由にできる人が多いので、保育園や幼稚園の送り迎えをするパパが多いのですが、どんな地域でもそれなりに違和感はあるみたいです。

ただし、私が長髪だったり、茶髪だったりすることが多いのも理由ですがw

パパでも毎日送り迎えできる仕事はあるよ

男性は朝から夜まで会社で働くイメージが強いです。でも、最近はテレワークやフレックスタイムもあるので、毎日送り迎えできる仕事も増えてきたと思います。

私はIT・Web系の仕事なので、納期さえ間に合えば、基本的にいつ仕事をしても自由です。なので、毎日送り迎えをすることが可能なわけです。

偏見があるなと感じたこと

私が怪しい外見なのもあるかもしれませんが、パパに対する偏見が強いなと思ったのは、とある健診のときです。ママが体調悪かったので、代わりに行ったのですが、

「ママは、今日はお仕事ですか?」
「ママは、今日は体調悪いのですか?」
「パパは、今日はお仕事お休みですか?」

別にママが仕事でも、パパが仕事お休みでもいいじゃないか。パパが仕事休んで、健診に来たらいけないのかなと思ってしまいました。

子育ては男性も参加するべきだと声高に言われているのに、こういう子育て系のイベントごとに参加するたびに、こういう質問が多いのでショックを感じることが時折あります。

多数派を求められるから、育児うつも増えると思った

でも、これは女性が健診に行ったとしても、多数派を求められるような質問をされるので、育児うつとかになってしまう人が増えてしまうのは、仕方ないと思ってしまいました。健診に行きたくない、面倒と感じるママも多いですし。

みんなが理想の子育てはこうだと決めつけがちなので、少しでもその理想像からずれていると、自分は駄目だと思えてしまうんですよね。そりゃ、育児うつの人が増えるのも、当然の社会構造だと思う。

パパもママも、子育てに疲れやすい社会構造になってしまっているのです。共働き前提のようで、パパはパパの要素、ママはママの要素を求められてしまうのです。

パパやママの多様性に理解があればいいのに。日本は多様性を受け入れがたいから、育児うつになる人が増えてるんだと思いました。

感想

パパが毎日保育園や幼稚園の送り迎えをすると、たまに違和感があります。でも、これはパパが送り迎えをするのが多数派となり、当たり前の社会になるまでは仕方がないことなのかなと思います。

とはいえ、毎日こんな可愛い時期の子供の送り迎えをできることは、パパにとっても幸せなことだと思います。仕事だけがすべてではありません。もちろん、子育てだけがすべてでもありません。

でも、パパもママもどちらでも、保育園や幼稚園の送り迎えをすればいいじゃないか。多様性が受け入れられる社会が、子育てにはもっと必要だと思いました。

日本は今過渡期のように思います。あるべき論なんてどうでもいい。真理に基づいて生きていける社会構造や考え方が必要なのかなと思いましたとさ。おしまい。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
詳細プロフィール

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