とばひさし意見交換会【第1回目】
とばひさし意見交換会第1回目でいただいた意見、とばのコメントなどをご紹介します。高校生から大人まで13名の方にご参加いただき、本当にありがとうございます!
いじめ・不登校対策
「いじめ、不登校、暴力のない学校」
<武豊町の課題>
武豊町の不登校は全国平均の約1.5倍、校内暴力は約2倍となっていますが、いじめは約0.15倍となっています。いじめをいじめと認知しないことが原因で、いじめが原因の不登校、校内暴力が増えていると推測できます。
<解決案>
いじめの最先端モデルである「寝屋川モデル」を導入して、学校や教育委員会以外にいじめ相談ができるようにしたいです。「監察課」を設置して、いじめの即時停止ができるような体制にしていきます。
また、現在の学校制度ではいじめ、不登校、校内暴力をすべて解決することは難しいと考えています。フリースクールを推進して、不登校で学校に行けない子どものための新しい学び場・居場所を作るべきと考えています。
*いじめ、暴力行為の解決に向けたカウンセリング中心の精神診断、寝屋川モデルの導入について
子育て支援
「給食費無償化」
「子育て支援超強化!子どもまんなかからの人口増!」
<武豊町の課題>
武豊町は給食費が無償化できていません。愛知県は給食費の無償化が進んでおらず、知多半島では大府市が中学校のみ給食費の無償化を行っているだけです。
<解決案>
給食費の無償化には小中学校で約2.2億、保育園で約1億円かかります。給食費の無償化は絶対にやるべきで、国がやるのを待つのではなく、武豊町が率先して無償化し、国を動かしていくべきです。
また、給食費無償化などの財源確保の問題も解決案があります。保育園の民営化を進めれば、武豊町の保育園運営負担が約1/4となり、給食費無償化の財源が生まれます。
給食費無償化、0歳から保育料無償化、中学校制服の購入支援などを通じ、子育て支援を超強化して人口増加をするべきです。
「子どもの育つ環境を守って、保育園・学校の設備をきれいに」
「保育園、小中学校設備の修復」
【とばコメント】
武豊町は修繕費用を少ない傾向にあります。特に保育園は修繕費用が少ないことが多いので、子どもが安心して過ごせるように予算を増やすべきです。
また、民間の保育園(こども園)を増やし、民間サービスとして不具合があればすぐに修繕できるような保育園体制にしていくべきです。
イベント
「ばえるイベントで若者をあつめて!」
<武豊町の課題>
武豊町と連携してイベントを開催するのは非常に敷板が高くなっています。商工会や協働事業をしている団体以外は、独自でイベント開催しなければいけないため、持ち出しなどの負担も大きくなっています。
<解決案>
若者ならではの素敵な重要な意見です!若者がばえるイベントを主催して若者を集めていけたら、武豊町は若者向けのイベントが強い素敵な街になります。
若者が気軽にイベントを開催できるように、若者向けのイベントコンテストを開催したいと考えています。優勝者にはイベント運営資金に使える賞金、中央公園など町施設の利用料を無料にする、各種団体の支援などが無料で受けられるようにして、イベント開催しやすいようにしたいです。
まちづくり
「遊ぶ場所を増やす」
「ゲームセンターなどをつくって」
<武豊町の課題>
武豊町で遊ぶ場所は昔よりも少なくなりました。公園の遊具も減っています。最近の高校生はどこで遊ぶのかと聞いたら「中央公園」という回答でした。それだけ、学校帰りなどに遊ぶ場所がないなと思います。
ドン・キホーテの中に小さなゲームコーナーはありますが、ゲームセンターのように大型の遊ぶ場所ってありません。
<解決案>
若者の意見を取り入れながら、一緒にまちづくりをすることが重要だと考えています。若者が遊びたくなるにはどんな施設が必要か、どんな企業を誘致すればいいのか対話を通じて一緒にまちづくりをしたいです。
「駅前、高層の商業施設をもった高級ホテルができる」
<武豊町の課題>
武豊町のまちづくりって役場主導となっていて、夢が描きにくいまちづくりとなっています。実際武豊町にホテルは少なく、高層の商業施設も少ないです。
<解決案>
駅前にホテル併設型の商業施設などが作れたら武豊町はにぎやかになりますよね!役場だけで決めるのではなく、武豊町民との対話を通じて一緒にまちづくりすることが重要です!
「あさり池の公園整備をしてほしい」
<武豊町の課題>
都市計画課に確認したところ、あさり池の噴水設備は撤去するとの回答でした。武豊町の公園は遊具も壊れたら撤去して、新しい遊具を設置しないことが多いです。
<解決案>
現在公園の統廃合計画が進んでいます。遊具向けの公園、ドッグラン向けの公園といったようにまずは公園の目的を整理します。
そして、主要公園を決めて予算を集中させて、公園の設備や遊具を充実させます。対話を通じて一緒に公園を考えていくことが必要です。
交通安全
「通学路にある空き家なんとかして…」
<武豊町の課題>
武豊町でも人口減少が始まっており、空き家はどんどん増えていきます。平成30年で空き家数は1,950となっており、賃貸用住宅が1,210、売却用住宅が170、その他住宅が570となっています。
<解決案>
空き家をそのまま放置せずに、有効活用できるようにすることが重要です。移住支援として空き家バンクをうまく使い、空き家が有効活用できるようにPRすることが重要です。
また、有効活用できない空き家は補助金を利用して解体を促進させることも重要です。使える補助金をわかりやすくPRすることも大切です。
そのためにも、武豊町に相談しやすい雰囲気を作ることが重要です。
「夜歩くとき、道路の街路灯が暗い」
<武豊町の課題>
武豊町は夜が暗いです。駅前でも暗くて街路灯が少ないです。
<解決案>
主要道路や要望がある場所に、街灯路を積極的に設置できるようにしていくことが必要です。また、公式LINEなどでどこが暗いか、多く要望がある箇所はどこかを可視化していくことも重要です。
「高齢者、障がい者が安全に歩ける道路にしてほしい」
<武豊町の課題>
武豊町も昔よりは歩道が増えてきましたが、まだまだ歩道がない危険な場所も多いです。また、シニアカーの普及、車いすなど障がい者向けに配慮した歩道が少ない現状もあります。
<解決案>
シニアカーや車いすが通れるような安全な歩道を増やし、交通事故をなくしていくことが重要です。また、現在の歩道整備計画などを町民の方がわかるようにし、危険な歩道を減らすことが必要だと考えます。
「交通事故対策で何をやっているか?実効性のあるものを住民に発信すること」
<武豊町の課題>
議員になって感じるのは武豊町民へのPRが弱いなと感じます。実際にどんな対策をしているか町民がわからず、もったいないと感じることも多いです。
<解決案>
公式LINE、広報、動画などで、実効性のある交通安全対策をPRできればと思います。また、それでも解消されていない交通問題は、現場を確認しながら対策を取ることが必要です。
役場改革
「町長への手紙を役場にだせるように」
「古い考えの因習のない街」
<武豊町の課題>
武豊町は役場出身の町長が長い間続いており、行政の慣習やしがらみが強くなっており、民間の当たり前を取り入れることが難しい雰囲気になっています。そのため、新しい政策を取り入れることが難しくなっています。
<解決案>
町長への手紙も役場に直接出せるようにするべきです。また、いつでも町長に意見できるようにするべきです。そうやって、町長が率先して街の課題を把握することで、問題を解決するような政策を提案してくことが必要です。
また、行政の当たり前やしがらみにとらわれずに、武豊町民のための政策ができるようにすることが重要です。民間の考え方を取り入れる職員が増えて、その提案を受け入れる役場にしていくことが必要だと考えます。
「町の人とともに今後の武豊を考えるために、そのような場をつくるべき!」
<武豊町の課題>
武豊町やコンサルだけで、今後の武豊町を考えようとする傾向にあります。また、パブリックコメントなど町民が意見を伝えても反映されないので、町民が役場のために協力しない雰囲気が強くなっています。
<解決案>
とばが一番大切だと思うのは、武豊町だけで町政を決めるのではなく、町民と一緒にまちづくりをすることです。対話を通じて一緒にまちづくりをする、そんな武豊町に意識改革していきたいです。
本来武豊町は武豊町民のものであり、役場のものではありません。主役は武豊町民です。武豊町民のための役場になる、そんな器作りが必要です。
*役場移転と跡地の利用計画は?知多武豊駅西の再開発計画が武豊町の過疎化か復活の未来を決める
「税金は使うことが目的ではなく、住民目線で何が良くなるのか?目標をもってくものに集中」
「ムダをなくして利権をなくして住民のための政治を」
「まずは人材費を増やすべき(上の方の質向上にお金を使う)」
<武豊町の課題>
武豊町の予算の使い方は考え直すタイミングに来ていると思います。JERAの15年の償却資産で30億円税収がアップしましたが、15年でなくなってしまいます。
事業所数はこの10年で100以上減少しており、人口はこれから減少していくので税収は減っていくことが予測されています。
<解決案>
お金がある今だからこそ、本当に必要なことに投資し、将来を見据えて武豊町の固定費を減らしていくべきです。民間の考え方を取り入れながら、ムダをなくして町民のための政策ができればと思います。
また、役場職員の離職率も高くなっています。優秀な人を採用するための給与体系の改善、専門職を育てる仕組みなどを通じ、武豊町職員のレベルアップができる給与体系にしていきたいです。
「民間発信の事業、交通、観光などやる気ある人に予算わりしてほしい」
<武豊町の課題>
武豊町は役場でいろんなことをやろうとする傾向があります。また、役場が民間団体をコントロールしようとする傾向にあるので、民間団体が育ちにくく、武豊町のために動こうとする民間団体や企業が少ない傾向にあります。
<解決案>
武豊町の業務も積極的に民間団体に委託していくことが必要です。コスト削減や効果アップなどができるように、官民連携して業務を委託して小さな役場を目指すことが必要です。
また、民間団体が積極的に町政に関われるように、ワークショップや意見交換会などを積極的に開催することが重要です。
コミュニティ
「明るいあいさつが飛び交う街」
<武豊町の課題>
知らない人にはあいさつをしないという教育をしていた時期があり、年代によってあいさつを返さない傾向があります。
<解決案>
明るいあいさつをすることはとても大切です。とばも駅であいさつ運動をしていますが、あいさつが返ってくるととてもうれしい気持ちになります。あいさつマナーを身につけられる道徳授業などができたらいいなと思います。
議会改革
「町会議員の力を上げていただきたい!」
<武豊町の課題>
武豊町議会議員の平均年齢は高く、議員報酬が低いため若い議員が集まりにくくなっています。
<解決案>
16名の議員定数を12名まで減らし、その分の議員報酬を高くして優秀な若手が議員になれるような議員改革ができればと思います。そのためには、まず若い議員を増やしていき、新しい会派を作って議会改革をできる環境を作るべきです。
応援
「とばさんがんばって!」
【とばコメント】
ありがとうございます!励みになります!!
感想
初めての意見交換会でしたが、めちゃくちゃ楽しかったです!いろんな意見があって、自分では気付かないことがあると気付かされました。
武豊町役場だけでまちづくりをするのではなく、武豊町民との対話を通じて「一緒にまちづくり」をできるようにすることが重要だとわかりました!みなさまご参加ありがとうございました!
今後も定期的に意見交換会を開催していく予定です!