スマホゲームはつまらない!最近のゲームがつまらなくなった理由
私は小学生のときから、友達と遊ぶことよりもゲームを優先していました。夢もゲームプロデューサーでしたし、かなりのゲーム好きでした。
でも、最近のゲームってつまらないと感じるようになりました。特に、スマホゲームはつまらないです。最近のゲームがつまらなくなった理由をお伝えします。
最近のゲームがつまらなくなった理由
二番煎じで同じようなゲームばかり
これだけたくさんのゲームが出ると、ある程度ゲームパターンも出尽くしたように思います。なので、どうしても二番煎じ感のあるゲームが多いです。
「ゲームのアイデアは出尽くしたのかな?」
「あれ?このシステムはあのゲームと同じだ」
と思うことも増えました。それくらい、同じようなゲームが増えてしまっているんです。それだけ、昔のゲームが面白かったということです。
攻略情報がすぐにわかる
インターネットが普及する前のゲームの攻略情報は、攻略本やゲーム攻略雑誌を買う、友人と情報交換をするくらいのものでした。
当時の私は小学生だったので、攻略本を買うお小遣いはありませんでした。また、ドラクエやファイナルファンタジーのような定番ゲームじゃないと、友達がそのゲームをやっているとも限りませんでした。
そのため、自分で考えながらゲームを進めることができました。だから、ゲームをすることが楽しかったのです。でも、最近はインターネットで検索するだけで、すぐに攻略情報がわかってしまいます。
wiki系の攻略情報もあれば、まとめサイトまであるゲームもあります。ゲームがアップデートした内容も、すぐにわかってしまいます。
だったら、ゲームの攻略情報を見なければいいだけのお話です。でも、ゲーム効率を考えてしまうので、ついつい攻略情報を見てしまうのです。仕事もありますしね。
そして、攻略情報を見ていると、ゲームをクリアした気分になってしまうんのです。ネタバレしたゲームって、あんまりおもしろくないんですよね。
攻略情報がすぐにわかる時代になってきたことが、ゲームがつまらないと感じる大きな要因のように思っています。
スマホゲームでゲームが変わってしまった
スマホゲームが登場してから、ゲームにガチャシステムがあることが一般的になりました。このガチャという存在は、ゲームのビジネスモデルを変化させてしまいました。
これまでのゲームは、何本売れるかというビジネスモデルでした。なので、多くの人にゲームを遊んでもらう必要があります。
つまり、「ゲームを面白くする」ことが大切だったわけです。まさに「ゲームの本質」をベースに、ゲーム開発をしていたわけです。
スマホゲームもゲームが面白いことは大事ですが、課金をしてくれるために面白さが重要になります。「課金>ゲームの面白さ」ということになりがちなのです。ゲームの面白さより、ガチャが優先されやすいのです。
そして、ユーザーに課金をしてもらうためにも、課金キャラを強くします。課金しないと成長に時間がかかるようになります。課金をしないと、ゲームが進めにくいゲーム設計になりがちなのです。
要は、どうすれば課金をしてもらえるかを優先して、ゲームを作ってしまうわけです。これでは、どんな面白いスマホゲームであっても、ゲームの面白さは半減してしまいます。
もちろん、最近ではスマホゲームも面白くないと、課金してもらえるような人気ゲームにはなりません。ゲームの面白さを優先し、広く薄く課金させるスマホゲームも増えています。
しかし、スマホゲームの中心にあるのは「課金」です。そりゃ、スマホゲームはつまらなくなりますよ。
ストーリーが薄っぺらい
最近のゲームはストーリーが薄っぺらいです。設定情報も薄っぺらいので、ゲームに深みがありません。ラノベ系の中身のないストーリーも苦手です。そりゃ、ラノベ好きな人はいいけど、そうじゃない人は置いてけぼりなのです。
なので、長いシナリオがあっても、読む気になれないのでスキップしてしまいます。長く続けているスマホゲームでも、シナリオは読まずにプレイしていることも多いです。
一方、昔のゲームはストーリーや設定情報がしっかりしていました。昔のファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、ロマンシングサガは、設定資料集を読むのが楽しみだったくらいです。
一方、スーファミ時代にゲーム開発をしていた人は、ゲーム以外にもいろんな知識がありました。神話、哲学、戦争などいろんな知識が入り混じっていました。人生の回り道がゲームに生きているわけです。
タクティクスオウガとか、今プレイしてもストーリーやシナリオがおもしろいですよね。
「ヴァイスそこで裏切るんかい」
と思うルートもあれば、カチュアなんてツンデレ時代の先取りじゃんと思っています。デニムは結構な割合でバッドエンディングだし、民族紛争とかよく考えさせられます。
でも、最近のゲームは、それっぽいシナリオを考えているだけのように感じてしまいます。また、ゲームを作るための勉強しかしていない人が増えたので、ストーリーに深みがありません。
だから、最近のゲームはストーリーにワクワク感がないんです。表面的なゲームだなと感じてしまうのです。ゲームの背景にロマンや美しさがないから、つまらないと感じてしまうのです。
それに、最近のゲームはシナリオを外注したりするそうです。そりゃつまらないゲームになるよ。
グラフィックを重視しすぎ
ゲームがグラフィック重視になってきたのも、ゲームがつまらなくなった原因かなと思います。
「ゲームのグラフィックがすごいだろ?」
「ゲームのグラフィックにお金かかってるんだぜ?楽しいだろ?」
と言われているように感じてしまいます。ぶっちゃけ、昔のファミコンなんてグラフィックはドットだけど、めちゃくちゃ面白かったんです。
そりゃ、グラフィックはきれいなほうがいいけど、スーファミくらいのクオリティがあれば私は充分です。ただ、現在はグラフィックが良くないと、ゲームが売れないのでしょう。
だから、グラフィックに予算がかかりすぎて、大切なストーリーやシナリオに予算がかけられないのかなとも思います。
独創性の高すぎるゲームは売れにくい
独創性の高すぎるゲームは、なかなか売れにくい傾向にあります。どうしても複雑なゲームになってしまうので、初心者だととっつきにくいのです。
やっぱり、ゲームって説明書なしでも、ある程度進められるほうがいいですよね。直感的にプレイできることも重要です。
攻略情報がないと進められないゲームって、ゲーム設計が複雑過ぎると思うんですよね。ゲームはわかりやすさと、独創性のバランスが大切だと思います。
人気シリーズ系がオワコン化している
人気シリーズがオワコン化しているのも、ゲームがつまらなくなっている理由です。昔はドラクエとかファイナルファンタジーとか、めちゃくちゃ面白かったんですよね。でも、途中からやらなくなりました。
KOEIの三国志、信長の野望もスーファミ時代の方が面白かったです。最近のシリーズは買っても、クリアしたら再プレイすることも減りました。
つまらない新作を出すくらいなら、スマホでリメイクしてほしいレベルです。まあ、人気シリーズでもプロデューサーが変われば、そりゃ別ゲーになるよなとは思いますが。サガシリーズはえらいなと思います。
周回前提のゲームが増えた
スマホゲームは周回前提となっていることが多いです。その影響からか、据え置き型ゲームでも周回前提となっているゲームが増えました。
もちろん、据え置き型ゲームにおいては、周回しないとゲームの全貌がわからないのはボリュームがあっていいことです。でも、そのために周回するのがだるい私のような人もいるのです。
例えば、クロノ・トリガーでも攻略情報をみれば、周回せずに満足する私のような人ももいます。一方、周回パターンを自分で全パターン試す人もいます。
実際、あらゆる時空のパターンを試した友人がいて、まじでこいつ変態だけどすごいなと感心しました。私にはそこまで周回できないのです。
そこまでゲームを周回する前に、ゲームに飽きてしまうんですよね。周回前提なら、周回しても飽きないようなゲーム設計にしてほしいものです。
昔のスーファミは容量の関係で、必要最低限のストーリーになっていました。不要な部分は削ぎ落とし、深みを持たしたストーリーが楽しかったのです。
そんなかんじで、周回しなくても完結できるゲームも増えてほしいです。
課金があるゲームが増えた
据置型ゲームはゲームソフトを買ったら、それ以上お金を払わずにゲームを楽しむのが普通でした。
しかし、スマホゲームが登場し、ゲーム機へのネット接続が当たり前になってからは、据え置き型ゲームでも課金システムが増えてきました。
「スマホゲームでも課金!」
「ゲーム機のゲームでも課金!
と言った感じです。課金ばかりでゲームが楽しめないんです。ゲームなんて買い切りで、やりたいときにやるのが一番いいんだよ。
ゲーム会社がスマホゲームを優先しがち
ゲーム会社がスマホゲームを優先することが増えたので、据え置き型ゲームに力を入れていないのも理由だと思います。据え置き型ゲームに力を入れているのって、任天堂くらいのように感じてしまいます。
こればかりは時代の流れなので、致し方ないところではあります。そりゃ、一発当てれば夢もあって、継続的に儲かるスマホゲームばかり作りますよね。
スマホゲームがつまらない理由
次に、スマホゲームがつまらない理由をお伝えします。本当につまらないスマホゲームが増えました。
ゲームよりガチャが楽しい
スマホゲームって最初はゲームが楽しくても、後半になるとゲームよりもガチャを引くことが楽しくなってきます。
なので、ガチャが引けなくなったり、ガチャ運が悪くなったりすると、ゲームを引退してしまうことが多いです。
ゲームの楽しさが「ガチャ」に変わってしまったことが、スマホゲームがつまらない大きな理由だと思います。課金が優先されすぎなんですよね。
「アイギスを引退!スマホゲームの面白さってガチャができるかどうか」も参考にしてください。
周回ゲームばかりで辛い
スマホゲームは周回ゲームであることが多いです。周回させることで、ゲーム寿命を伸ばさないといけないからです。でも、周回ってやつは、ハムスターのように車輪を回り続けているようなものです。
私はゲームの中でレベル上げが、もっとも嫌いな作業です。そして、レベル上げよりも嫌いなのが、周回作業です。
なんで意味のない作業を、毎日やらないといけないんだと思いながら周回しています。周回はゲームではなく、作業にすぎないなと思います。
毎日ログインが必須になりがち
ゲーミフィケーションが流行してしまった弊害なのか、スマホゲームは毎日ログインさせることが指標となりがちです。
ログインしないとゲームをしなくなると言われているからです。なので、毎日ログインしないと損する仕組みになりがちです。
「連続○日ログインすると、○○がもらえる!」
「毎日ログインする、素敵なログボがもらえる!」
といったエサをぶらさげて、毎日ログインを必須にさせているのです。なので、ゲームをしたくもない日でも、ログインだけはしないといけません。
ゲームによっては、毎日同じ日課をこなさなければいけません。ゲームをしたくない日だってあります。
毎日ログインすることに疲れてくると、スマホゲームってまじつまらんなと心から思うようになります。
競争ばかりで疲れる
スマホゲームはオンライン要素が強めです。競争や射幸心を煽る仕組みが強いです。そして、その裏には課金圧を感じます。
自分が強いときはいいんですが、石油王みたいにバンバン課金する人には勝てません。競争が激しすぎると、それはそれで疲れちゃうんですね。なんでゲームでも競争しなくちゃいけないんだ。ゲームは息抜きなのに。
スマホゲームだとソロゲームさえも、自分だけの戦いじゃなくなります。2chやらTwitterやらのせいで、ソロゲームなのに
「○○引いた」
「○○が被った」
とか射幸心を煽るような世界になってきています。なんか、ソロゲームでさえも楽しめるのは、「周囲の声を見ない&攻略情報を見ない&時間が無限にある人」だけなように思います。
感想
二番煎じの同じようなゲームが増え、攻略情報がすぐにわかり、スマホゲームがゲームのあり方を変化させてしまったことが、ゲームがつまらなくなった大きな理由だと思っています。ゲームでワクワクするあの時代が懐かしいです。