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残るものは残るし、残らないものは引き止めてもいずれ消えるならば、残るものだけ残ればそれでいい件

2021年03月22日 更新2021年03月22日 公開

残ったものもあれば、残らずに消えたり去ったりしたものも多いです。残るものは自然に残るし、残らないものはどうやっても残らないんだなと、30代半ばのおっさんになってようやくわかってきました。

残るものは残るし、残らないものは引き止めてもいずれ消えるならば、残るものだけ残ればそれでいいと考えたい件をお伝えします。

残るべきものはどうやっても残る

残るべきものはどうやっても残ると思います。残らないようにしたとしたって絶対に残るものです。そういうふうに運命づけられているというか、見えない・離れられない関係性があると思っています。

例えば、家族はいい例ですよね。大学進学や就職をして一人暮らしを始めると、実家から離れて暮らすこともあるでしょう。でも、結婚して子供が生まれるとやっぱり実家を頼ったりするわけです。

また、介護が必要な年齢になると、両親と確執があったとしても介護をどうするかは考えないといけないですし、親子の縁は切ろうと思っても絶対に切れないわけです。口で縁を切ったとしても、家族という関係は絶対に残るのです。

運命の相手もそうですよね。本当の運命の相手であれば、別れたときがあったとしても、やっぱり自然と元に戻って結婚することはよくあるお話です。どうやっても残る関係性なのです。

友達だってそうです。ずっと残る友達もいれば、仕事をするようになってから会わなくなってしまう友達もいます。価値観が変われば、昔のように仲良くできるわけではありません。

仕事もそうですよね。ずっと継続するお取引様もあれば、1回やっておしまいというお取引様も多いです。仕事だって残るお取引様はずっと残るのです。パートナー企業だって同じですよね。

残らないものはどれだけ引き止めてもいずれ消える

一方、残らないものはどれだけ引き止めてもいずれ消えるものです。だって、本来結びつかなくても関係性なので、自然と離れるようにできているのです。

例えば、どれだけ自分が今好きだと思う相手がいたとしても、運命の相手でなければ、一生一緒にいてくれるわけがありません。だって、運命じゃないんだから。自然と離れるように仕組まれているのです。

ああ、あのときすごく好きだったなと思う人は私もいましたが、今思うと一緒にならなくてよかったなと思います。そういう経験が誰しもあると思うんですよね。

友達だってそうです。学校時代は仲が良くても、大人になると疎遠になってしまう友達なんてたくさんいます。私は仕事をするようになってからの友達のほうが多いですし、昔の友だちと一緒にいるより楽しいと思うことがほとんどです。

仕事だってそうです。どれだけ継続したいお取引様であっても、相手から必要がなければ切られるのは仕方のないことです。でも、こちらに価値を感じてくれるのであれば、末永くお取引させてもらうことができます。うれしいですよね。

残るものだけ残ればそれでいい

そんなこんなで、残る人もいれば、残らずに去っていた人もたくさんいます。捨て台詞もたくさん吐かれましたし、去らずに残って欲しかった人もたくさんいました。

残ってほしくてそのときの自分なりの努力したけど、結局残らず、思い出したくもない愚行を繰り返したこともあります。まさに黒歴史で反省しても反省しきれない。

でも、残らないものを残るようにすること自体が不自然なことなので、もう致し方ないかなと思うようになりました。

それよりも残るものだけ残ればいい。残ったものでやればいいし、残ったものを大切にすればいいと思えるようになりました。それが自然の姿というか真理というものです。

残らないものを残るようにすることは、思い通りにならないことを思い通りにしたいと思うことと同じかなと思います。だったら、残るかどうかは自然に任せればいいと思うのです。そう思えることでとても気楽になりました。

感想

残るものは残る。
残らないものは残らない。
ならば、残るものだけ残ればそれでいい。

とても名言チックな考えが浮かびまして私ホクホクでございます。これはポエム確定です。ネタ的な感想となりますが、これ自体は素敵な考え方だと思っています。

まじ残るものだけ残るし、残らないものはどうがんばっても残りません。だから残らないものを無理に残そうとする努力はやめましょう。

どれだけ一緒にいたいと思ったとしても、運命の人じゃなければ残りません。失恋したっていいんです。運命じゃないんだから。残るものが運命だ。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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