MENU

やめたいけどやめられないゲームをやめるコツ

2023年01月23日 更新2020年02月25日 公開

私は学生時代にゲームばかりやっていた人間です。社会人になってからゲームをすることは減りましたが、スマホゲームが人気になってから、またゲームをやるようになってしまいました。

据え置き型のゲームはほとんどやらなくなりましたが、スマホゲームはやめようと思ってもまたやってしまう愚策を繰り返しています。やめたいけどやめられないゲームをやめるコツをお伝えします。

据え置き型ゲームをやめるコツ

据え置き型ゲームをやめるのは簡単です。ゲーム機とゲームソフトを全部売ればいいだけだからです。これまでのゲームの投資金額、セーブデータという思い出は全部消えますが、小銭稼ぎにもなります。

それに、一度売ったゲームをもう一度買う気にはなれません。面倒なら宅配買取に全部売ってしまえばいいのです。私は2010年頃に全部ゲームを売ってから、据え置き型ゲームは基本的にやらなくなりました。

とかいいつつ、子供にSwitchを買ってからは、たまに据え置き型ゲームはやるようになりました。ただ、スマホゲームに慣れすぎたせいで、画面をつけることすら面倒くさくなっています。

なので、電源を入れない限りは、据え置き型ゲームをやることはありません。ただし、やりだすとクリアするまではプレイしまいます。でも、学生時代のときほど熱中することはありません。

スマホゲームをやめるコツ

厄介なのがスマホゲームをやめることなんです。スマホがあると気軽にゲームができてしまいます。スキマ時間や暇な時間に、ゲームをしたくなる衝動にかられてしまうからです。

スマホを持たない

スマホを持たなければ、物理的にスマホゲームをやめることができます。とはいえ、スマホ必須の現代でスマホを持たない選択をするのは非常に難しいです。

私のようにスマホで仕事のメールやスケジュールをチェックすることがある人は、なおさら難しいと思います。

ガラケーにする

スマホを持たないという選択肢を取らなくても、ガラケーにすることでスマホゲームを物理的にやめることは可能です。

仕事では電話やショートメールが使えればいいというのであれば、別にスマホを持つ必要はないからです。あえてガラケーにするという選択肢を取るのも、イマドキと言えるかもしれません。

App Storeを非表示にする

iPhoneであれば、アプリをインストールできないように設定するのもおすすめです。個人的にはApp Storeが消せないアプリであることが、全ての悪だと思っているからです。

よって、App Storeがスマホ画面に表示されなければ、ゲームをインストールすることはできなくなります。

「設定→スクリーンタイム→コンテンツとプライバシーの資源→iTunesおよびApp Storeでの購入」

のようなフローで、App Storeを非表示にすることが可能です。設定方法は変わることもあるので、注意してくださいね。

この対策は設定を元に戻せば、ゲームをインストールできてしまうのが難点ではあります。ただ、設定変更する一手間が発生するので、ゲームをインストールするのが面倒になるのも事実です。

このように、ゲームをインストールする作業を一つ増やすだけでも、スマホゲームをやめるのに効果的です。ただし、アプリ更新もできなくなるデメリットもあります。

スクリーンタイム・パスコードを第三者に設定してもらう

スクリーンタイム・パスワードを第三者(家族、パートナー、親友など)に設定してもらうと、パスワードがわからなります。なので、ゲームをインストールすることが不可能となります。

私は自分が消極的になってしまうと、ゲームをインストールしてしまいそうな気がしたので、妻にスクリーンタイム・パスコードを設定してもらうことがあります。

この方法だとアプリを更新したいときだけ第三者に頼めばよくなるので、ゲームをインストールすることはできなくなります。

ゲームが飽きるまでプレイする

強引にゲームを禁止しても、結局ゲームをやりたくなることが私は多いです。だったら、ゲームが飽きるまで1日中やり続けたほうが、ゲーム辞めやすいこともあります。

スマホゲーだとスタミナ問題あるのでそうはいかないですが、飽きるまでやって辞めたほうがゲーム辞めやすいですしね。据え置きタイプのゲームなんて、ゲームクリアすると周回する気もなくなります。

ケチな私が1万円課金したTDゲームがあるのですが、1年くらいやり続けたらさすがに飽きましたからね。ガチャ爆死した&委任がないので、繰り返し作業に辟易してきたのが原因です。

たまにプレイしても、1時間も遊ばないですね。飽きるっていうのは、ゲームを辞めるコツなのかもしれません。だから、最近無理にゲームをやめようとせず、仕事を優先させながらゲームを飽きる瞬間を待ってることもありますw

あと、スマホゲームにありがちですが、複数のゲームを同時にやるとすぐに飽きる気がします。ゲームに支配されている感じがするし、一つのゲームが楽しくなると、他のゲームはプレイしなくなります。

スマホゲームをやめるための考え方

次に、スマホゲームをやめるための考え方を見ていきましょう。

ゲームに人生を支配されない

大抵のスマホゲームは、スタミナのようなものが設定されています。上限値が決まっているので、毎日定期的にスタミナ消費をしないといけません。

すると、人生がスタミナ消費に支配されてしまいます。通勤途中、お昼休憩中、仕事の休憩中、家でのご飯中、寝る前や睡眠時間までスタミナ消費に支配されてしまいます。

ゲームとは人生を楽しむための娯楽としてあるのに、その娯楽であるはずのゲームに、自分の大切な人生の時間が支配されてしまっているのです。

ゲームに支配されるイメージをすると、スマホゲームをしている時間がもったいないなって思えるようになります。

毎日ログインする必要はない

スマホゲームってある程度までは楽しんですが、ある程度プレイするとログボのためだけにログインすることが辛くなってきます。

ゲームがしたいわけじゃないけど「連続○日ログインボーナス」とかをもらうために、毎日ログインするわけです。毎日ログインしないといけないゲームは、ユーザーを考えていないゲームだと考えましょう。

周回作業は無意味

スマホゲームってすでにクリアしたステージを何回も、報酬や育成素材のためにハムハム(周回作業)をしないといけない設計になりがちです。

委任とかスキップできるならいいのですが、クソみたいなゲームだとクリアしたステージを何十回、何百回と繰り返し作業をしなければいけません。

最初は育てる楽しさがあるからいいのですが、後半はもう育てるためにハムハム(周回作業)をすることに嫌気が差すものです。ハムハム(周回作業)業を毎日続ける無意味さをイメージすると、急にゲームがやりたくなくなってきます。

また、「周回作業=ハムハム」と呼ぶのもゲームをやめるコツだと思います。ゲームをしている自分がまるでハムスターのように、ハムハムと意味もなく回転をし続けるように感じられるからです。

実際、ゲーム会社としてもやるコンテンツがなくならないように、わざと周回作業をさせているわけです。ゲーム会社からしてみれば、ゲームの周回作業をしているのはハムスターがハムハムしているように見えると思います。

自分が意味のない作業を繰り返したくないのであれば、周回作業前提のスマホゲームは今すぐやめるべきなのです。

据え置きゲームなら数日で終わる

据え置き型ゲームであれば数日で終わるようなゲーム内容でも、スマホゲームだと何年もやらせるようなひどいゲーム設計となっています。

例えば、ドラクエだって数日あればレベル99は達成できますが、スマホゲームは数日ではレベル99にすることはできません。

覚醒、第二覚醒、限界突破、好感度アップ、装備育成、装備、エンチャント厳選、限界突破、進化、昇進など育成要素がてんこ盛りです。

経験値だってスタミナ制限がある中で周回しなければいけないし、石割りをしないといけません。昇進素材の入手率が低いのに、アホほど数を集めないといけません。昇進するのに1ヶ月かかることだってざらです。

本来は数日あれば終わるようなゲームを、何ヶ月も何年もやらせるようなゲームを好んでやっている事自体アホらしいですよね。ドMなんじゃね?とか思ってしまうほど虚しいです。

ゲームよりガチャが目的になってる

スマホゲームって実はそんなに面白くありません。正直なところゲームをするよりも、ガチャをするほうが楽しいからです。

「多くの人が持っていないレアキャラを持っている自分」
「なかなか当たらないキャラを持っている自分」

という射幸心が楽しいだけなんです。だから私は、ガチャができなくなるとゲームが急に楽しくなくなります。

結局、私もスマホゲームに関しては、ゲームを楽しんでいるというよりは、ガチャを楽しんでいるというのが正直なところです。

だから、リセマラしている時が一番楽しかったりするんですよね。あとスレオンやまとめサイト見てるときだけですよね。単なるマウント取ってるだけですよね。

ゲームをしているのか、ガチャをするためにゲームをしているのか、自分でもわからなくなってきます。ガチャをするためにゲームをしているのであれば、それはゲームではないと思います。ただのガチャです。虚しいですよね。

アイギスを引退!スマホゲームの面白さってガチャができるかどうか」も参考にしてください。

ガチャをしても希望は打ち砕かれる

スマホゲームの本質はガチャなので、ガチャ運がないと急にゲームはつまらなくなります。ガチャを引いても、すでに持っているレアキャラだったら発狂します。

だからこそ、自分はスマホゲームに関してはガチャ運がないと考えましょう。ガチャ運が最悪なケースをイメージするのもいいです。

実際、ガチャを回す前は欲しいキャラが手に入るような気がします。しかし、ガチャは完全確率性なので、確実に手に入る保証はありません。

いくら天井設定があったとしても、ピックアップされていたとしても、100%欲しいキャラが手に入る保証なんてないんです。沼ることよくありますよね?

そして、ガチャを回す前の希望は大抵打ち砕かれるのです。そして引退へ…大体こんなところですよね。ガチャがメインのスマホゲームなんて。

課金しても欲しいキャラは出ない

「課金しても欲しいキャラが出なかった」

という偉大なる事実を思い出しましょう。この前だって天井前だったから2,000円課金したけど、欲しいキャラなんて出ませんでした。

課金しても欲しいキャラが出ないんだから、無課金ならなおさら出ないわけです。とっても虚しいんですよ。スマホゲームって。

スマホゲームに課金しないコツ」も参考にしてください。

ガチャが外れると引退する

私がゲームを引退するきっかけって、大抵ガチャが外れたときです。欲しいキャラが手に入らなかったときや、持っているキャラが被ったときです。

そんで、そういうときってガチャに石を全部突っ込んでいるので、もう取り返しがつかないんでしょね。また、石を集める日々が続くのかと思うと、げんなりして引退してしまいます。

ガチャが当たっているときはいいのですが、ガチャが外れるととたんに楽しくなくなって何度も引退したことを思い出せ。そうすれば、ゲームをやり直そうという思いはアホだということに自分で気づけるはずです。

ガチャ石は枯渇する

スマホゲームも最初のうちは、ステージクリアとか特典とかでガチャ石がたくさんもらえます。しかし、ゲームをある程度進めると、そのうちガチャ石は枯渇していきます。

配布がしぶい運営だと全然ガチャ石がもらえず、ガチャすら引くことができなくなります。ポカポカ運営だとしても、最初の頃のようにやたら滅多にガチャを引くことはできません。

スマホゲームはガチャを引けるうちが楽しいのですから、いずれガチャ石が枯渇する未来を考えれば、ゲームをやる無意味さを悟れる気がします。

かといって、ぽかぽか運営すぎてガチャがたくさん引けると、それはそれでつまらないものです。人間とはそういう生き物なのです。

すぐにインフレする

スマホゲームというのはすぐにインフレします。最初はうまくバランス調整していても、いずれうまくバランス調整できなくなってインフレしがちです。

それに、集金したいときはあえて壊れキャラを実装するものです。そのため、今の壊れキャラが1年も経過すれば、雑魚キャラになることはよくある現実です。

だから、スマホゲームって定期的にリセマラして、最初からやり直したくなるんですよね。後出しじゃんけんができるのがスマホゲームなんだから、最初からやっていても時間の無駄のように思います。

リセマラは人生の無駄

リセマラできるゲームは、最初にリセマラを繰り返して、強キャラをゲットするのが攻略のセオリーになっています。

しかし、リセマラというのは本当に時間の無駄です。何度もチュートリアルや同じステージをクリアすることを繰り返して、欲しいキャラが出るまでリセマラを繰り返すという賽の石積みのような単純作業です。

目的もなく石を積み上げては崩し、積み上げては崩しを繰り返しているようなものです。しかも、リセマラをしている時間で得るのは、リセマラの効率化だけですwどこをタップすれば早くリセマラができるかを記憶することだけw(ある意味向上しているがw)

だから、本当にリセマラというのは時間の無駄です。かくいう私もリセマラーです。スマホゲームが登場してからは、リセマラのためだけに最低でも1ヶ月以上の時間は費やしていると思います。

最低でも「24時間×30日=720時間」以上は、リセマラをしていることになります。この時間に仕事していたり、本をまとめていたりすれば、もっと人生は豊かになったのに!

リセマラ辞める問題とゲーム辞める問題は、同じようなものだと思っています。「リセマラしすぎてしまう私がリセマラをやめたコツ【人生で一番無駄な時間】」も参考にしてください。

時間とやる気が奪われる

ゲームをする時間だけ、仕事や勉強といった本来やるべきことの時間が奪われます。ゲームを1時間やると、本来やるべきことの時間が1時間奪われているわけです。

さらに考えてほしいのが、奪われるのは時間だけではないということです。ゲームをやるとゲームにやる気を奪われてしまうので、本来やるべきことのやる気も奪われてしまうのです。

時間だけでなくやる気も奪われてしまうので、やっぱりスマホゲームはやるべきではないのです。

ゲームに費やした時間を考える

スマホゲームって熱中しているときは楽しいのですが、引退をすると「なぜ俺はこんな無駄な時間を費やしていたのだろう」と後悔するときが来ます。

「くそ…なぜオレはあんなムダな時間を…」

引退したスマホゲームに費やした時間を計算すると、累計で1年以上あります。この時間を仕事や勉強に使っていたら、もっと大成することができたのに。そうだ、私が大成していないのはゲームのせいだw

ファミコン時代まで入れると、10年以上は軽くゲームに時間を費やしているよね。時間は誰にでも相等しく平等なのに、もったいないことをしたなと思います。

ゲームをしても何も残らない

据え置き型ゲームではゲームクリアという目標がありました。しかし、スマホゲームにおいて、ゲームクリアは目標ではありません。

そもそも、コンテンツ追加がいつでもできてしまうので、ゲームクリアという概念がないのです。ストーリーがクリアしてもイベントは追加されますし、高難度イベントは随時追加されます。もはや、イベントがメインみたいな感じです。

終わりのないゲームをするのは暇つぶしにはなりますが、終わりのないゲームをした先に一体何が残るというのでしょうか?何も残らんのです。

サ終はいつか来る

どれだけ人気のスマホゲームでも、いずれはサービス終了してしまうときがきます。サ終となれば、どれだけ課金していたとしても、ゲームはプレイできなくなります。

課金してゲットしたキャラはデータベースの情報に過ぎません。ゲームが終了すれば、現実化することもできずに、ただただ消えるのみです。

諸行無常が世の常です。終わらないものはないんです。いずれ終わることを考えると、そもそもゲームを始めないことが一番クレバーなんだと思いませんか?

ゲームをしても儲からない

ゲームをして儲かる人は、プロゲーマー、ゲーム攻略サイト、アフィサイトなどで稼げる人だけです。それに、ゲーム攻略で稼ぐって相当ゲームが好きじゃないと成り立たないし、継続性もないし、楽しくもありません。

ゲームをすれば給料がもらえて生活が成り立つならいいのですが、ゲームをしたってほとんどの人は何の儲けもないのです。儲けるどころか、課金してお金も時間もなくなるだけです。

私はゲームが好きですが、これまでゲームをやっていて得することってあんまりないように思います。

なので、ゲームに関しては否定的な考え方を持って、ゲームはやってはいけないものだと認識したほうがいいように思います。やってはいけないものなら、そのうち真理に従っていればやらなくなるでしょ?

ゲームよりやるべきことがある

ゲームを娯楽や息抜き程度に楽しむなら、ある程度プレイしてもいいでしょう。しかし、ゲームはあなたのやるべき役目なのでしょうか?

ゲームよりもやるべきことが他にあるのではないでしょうか?私なら、世のため人のためになる情報を発信することが、ゲームをすることよりも重要な役目です。

ゲームばっかりやっていないで、世のため人のためになる自分の役目を優先するべきなんです。ゲームが役目なら、ゲーム関係の仕事になると思うから。

また、基本的にゲームっていうのは自分の息抜きや娯楽のためです。なので、ゲームをしていても、基本的には世のため人のためにはなりません。自分のためなんです。自分の役目を全うして、世のため人のためになることに時間を使いましょう。

無課金は時間の無駄、課金は時間とお金の無駄

「スマホゲームにおける無課金は時間の無駄であり、課金は時間とお金の無駄」

であることを悟ってください。無課金プレイは無料ですが、たくさんの時間を要求されます。そして、課金は単純に時間とお金の無駄です。欲しいキャラが手に入る保証もないガチャのために何千円、何万円と課金するなんて愚の骨頂です。

据え置き型ゲームだったら、1万円もあれば新作ソフト買えるんだぜ。なんかスマホゲームのガチャって値段設定すごいよな。課金マウントを取るために、ゲームをやり続けることになり、無課金以上にゲームを費やすことになる羽目になるのです。

ゲームは老後に楽しむもの

老後になれば、ゲームはやっていいのではないかとは個人的に考えています。若いうちはゲーム以外にるべきことがあるのに、ゲームに人生を支配されて仕事や私生活に悪影響が出ることだと思うからです。

だから、今ゲームをする余裕がないのであれば、ゲームは老後や人生に余裕ができたときにやるものだと考えておくといいでしょう。いずれゲームをする時間は確保できます。今はそのときじゃないってことなんです。

感想

個人的にゲームを完全封印したかったので、ゲームをやめるコツをまとめてみました。

現在はアプリをインストールできないようにすることで、物理的にゲームができないようにしています。しかし、最終的にはいかにゲームが無駄であるかを理解することが、ゲームをやめるコツのような気がしています。

でも、最近は適度にゲームをしたほうがいいのかなと思っています。ゲームに飽きてくれば自然にゲームをやる時間も減るし、ゲームもやらなくなるからです。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

メインカテゴリ