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人間として最大の愚かさとは?人間は思っている以上に尊い存在である件

2020年06月19日 更新2020年06月19日 公開

人間としての最大の愚かさとは何だと思いますか?人間は思っている以上に尊い存在である件をお伝えします。もっと自信を持とう!

人間としての最大の愚かさとは

「病や不運と絶えず吾が心を取組まして、明け暮れ悲観や煩悶のるつぼの中でのたうち回っているような人生に活きることが、およそ人間としての最大の愚かさである(中村天風、真人生の探求p34)」

人間としての最大の愚かさとは、病気や不運と常に心と取り組ませ、悲しまなくてもいい世界で悲しみ、苦しまなくてもいい世界で苦しんで、人生を生きることです。

このことに気づかない人は、知らずに人間としての最大の愚かな行為をしていると思います。私も病気になったら、病気のことばかり考えていました。「片頭痛辛いなぁ。私は不幸だなぁ。」とか。

そして、不運になったら不運のことばっかり考えていました。「仕事も私生活もうまくいかないなあ。私は不幸だなぁ。」って。

だから「辛いな、苦しいな、不幸だな」とばかり考えて人生を生きていました。でも、それは人間として最大の愚かさだと知らないから、出来ていたんでしょうね。

このことを知ったら、もう病や不運のことも考えたくないし、苦しんだり、悲しんだりして生きたくはないもの。

人間は多くの人が思っている以上に尊い存在である

「人間というものは、多くの人々の思っているものよりも、遥かに尊いもの、遥かに崇高なものだ。(中村天風、真人生の探求p34)」

私は自分が人間としての、最大の愚かな行為をしてしまった理由に、自分のことを低く評価していることがあると思っています。

自尊心が低かったので、不運な状況に陥ると、もう自分ではどうにもならないように感じて落ち込んでしまうのです。本当の自分の価値というものをわかっていなかったのですね。

でも、本当は人間というものは、多くの人が思っている以上に、はるかに尊い存在なのです。崇高な存在なのです。いわゆる「万物の霊長」というのが本来の人間なのです。

このことに気づくだけで、なんか心がワクワクしてきませんか?本当の自分は尊い存在なのだとわかると、自然と嬉しくなってきますよね。

人間の本質というものは、それだけ尊いものなんですよね。だからこそ、この尊い本質に悖った生き方をしてはいけないんです。そうしないと嘘の人生になってしまいます。

感想

人間としての最大の愚かさを知れば、病気や悲運に心を取り組ませることがいけないとわかります。そして、悲しんだり苦しんだりする愚行がわかります。

そして、本来人間というのは思っている以上に尊い存在であるということです。こうやって心をどんどんワクワクさせることが大事だと思うのです。自分を低劣な存在だなんて間違って考えないように。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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