二十歳の集いで武豊町長としての式辞!どの場所に住んでも武豊町に力を貸してください!
二十歳(はたち)を迎えられた皆さま、本日は誠におめでとうございます。また、二十歳になるまで温かく育ててこられたご家族の皆さまにも、心よりお祝い申し上げます。
今日、この「ゆめたろうプラザ」の壇上から皆さまの姿を拝見し、私は特別な感情を抱いています。なぜなら、この「ゆめたろうプラザ」が完成し、最初に行われた成人式で、そこの客席に座っていたのは、まだ何者でもない、当時二十歳だった私自身だからです。
あれから二十年以上の時が流れ、私は今、町長としてここに立っています。かつて同じ場所から出発した「一人の先輩」として、そして今は「町の責任者」として、皆さまにきれいごとではない、本音をお話ししたいと思います。
今、日本が直面している最大の問題は人口減少です。残念ながら、この武豊町も例外ではありません。これからは行政の力だけで、武豊町を維持・発展させていくことは、簡単な時代ではなくなりました。
だからこそ、これからの武豊町を担う二十歳となった皆さまへ、私から一つ、お願いがあります。
「私たち武豊町に、力を貸してほしいのです」
皆さまの中には、これからも武豊町で暮らす方もいれば、進学や就職で町を離れる方もいるでしょう。私自身もかつて、大学進学で武豊町を離れ、東京で働き、そして生まれ育ったこのふるさとへ帰ってきました。
それができたのは、きっと心の片隅に、常に「武豊町というチームの一員である」という意識があったからだと思うのです。
だからこそ、武豊町に住んでいるからできること、そして、外に住んでいるからこそ応援できることが、必ずあります。
武豊町に住みながら、地域に力を貸してくれる人。
武豊町外に住みながら、ふるさとを応援してくれる人。
そしていつか武豊町に戻り、この町を支えてくれる人。
どんな場所に住んでいても、ここにいるすべての人が、武豊町にとって必要不可欠な「力」です。ですから、皆さまも二十歳の大人としての第一歩を踏み出す今日から、それぞれの場所で、ぜひ武豊町に力を貸してください。
そしてもう一つ、これからの人生を歩む皆さまに伝えたいことがあります。
それは、「思考は現実化する」ということです。人は空を飛びたいと強く願ったから、飛行機が生まれたんです。
「できると思えば、できると思った理想が現実化します」
「できないと思えば、できないと思ったマイナスの理想が現実化してしまいます」
そして、この世界は「暗示」の世界でもあります。「君にはできない」「無理だ」と、誰かに否定的な言葉をかけられた経験はありませんか?
その言葉の暗示にかかって、「自分には無理だ」と思い込み、自分の可能性を閉ざしてしまう人が世の中にたくさんいます。
でも、自分だけでも「できる」と信じていれば、必ず道は開けます。実は、私もそうでした。
私が「町長になる」と志したとき、ほとんどの人に「君は町長になれない」「無理だ」と言われました。
しかし、私の周りで大きな成功をつかんだ仲間たちには共通点がありました。それは、人に「できない」と言われても、「自分にはできる」と、自分自身を信じ抜いていたことです。私もそうやって、自分を信じて挑戦したことで、今ここに立っています。
失敗したって構いません。失敗すればするほど、成功の確率は高くなるだけです。人間には無限の可能性があります。そして、その可能性を決めるのは、他人ではなく、自分自身です。
私は、二十歳を迎えた皆さまなら、できることが無限にあると信じています。どうか「自分はできる」と信じ、いろんなことに挑戦してください。
私は町長として、皆さまがいつ帰ってきても「やっぱり武豊はいいな」「また武豊町に住みたいな」と誇れる町を、全力で守り、創っていきます。
皆さまの挑戦を、心から応援しています。本日は、誠におめでとうございます。
令和8年1月11日
武豊町長 鳥羽 悠史
とば ひさし