武豊町の少子化が急激に進行…出生数が少なくてヤバい【武豊町の大きな課題①】
武豊町の少子化が急激に進行しています。出生数、合計特殊出生率が大きく低下しており、このままでは武豊町の人口はどんどん減少していきます。武豊町の大きな課題の1つが少子化問題です。
少子化が急激に進行
武豊町では少子化が急激に進行しています。約30年間の間では、2001年の487人が出生数のピークとなっています。
しかし、出生数の減少が進み2023年の出生数は297人と300人を切ってしまいました。日本人だけの出生数は283人ともっと少ないです。
その一方で、死亡数は2001年に280人だったのが、2023年には464人となり、「出生数-死亡数」で計算される自然増減数は-167人となってしまいました。
武豊町に移住する人を増やさなければ、毎年どんどん武豊町の人口が減少してしまう状態になっているわけです。
合計特殊出生率も低下
人口維持には合計特殊出生率という数字が2.07必要とされています。1人の女性が2.07人子どもを産まなければ人口が減少してしまうわけです。
そして、武豊町の合計特殊出生率は、知多半島を中心とした近隣市町と比較して低い傾向にあります。大府市、東海市が知多半島内で高くなっています。
また、武豊町独自の合計特殊出生率のデータでは、2001年から2023年にかけて1.62→1.26まで低下しています。武豊町で1人の女性は1.26人しか子どもを産まない状況になってしまっているわけです。
2023年の日本の合計特殊出生率は1.20、愛知県は1.29となっており、武豊町の合計特殊出生率は愛知県の平均を下回ってしまいました。非常に危機的な状況となっています。
政策提案
少子化対策を行うにはさまざまな政策が必要となりますが、給食費の無償化、中学校のブレザーの購入支援、0歳児からの保育料無料、武豊町独自の返済不要の奨学金など子育て費用がかかりにくい武豊町を創ることが大切です。
次に、延長保育、病児保育、児童クラブ、てぶら登園、公園遊具の充実など「仕事と子育てを両立しやすい」環境を充実させることが大切です。知多半島で一番子育てしやすい町にすることが、少子化対策につながります。
「手取を増やす減税政策」でお金の不安を減らし、「いじめ・不登校対策」「親への子育て支援」で安心して子育てできる教育環境を創ることも大切です。
感想
武豊町には多くの可能性があります。しかし、少子化問題を中心に深刻な課題も山積みとなっています。今の武豊町の状況はもったいないんです。
財政が比較的豊かなこの10年が「知多半島で一番子育てしやすい町」を目指せる最後のチャンスです。子育て世代との対話を通じて、一緒にまちづくりができる武豊町になれば、明るい未来の武豊町にすることができるはずです!