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不幸は自分を高める幸運の試練だから、不幸なことにも感謝することが大切な理由

2020年08月29日 更新2020年08月29日 公開

不幸なことが起きると「ついてないな」「自分は不幸だな」と思ってしまっていませんか?でも、実は不幸は自分を高めてくれる天からの幸運の試練なんです。なので、不幸なことにも感謝することが大切な理由を紹介します。

不幸は天からの幸運の試練だと感謝しよう

不幸は、自分を高めてくれる天(造物主)からの幸運の試練です。声のない天から「君は間違っているよ」と不幸で教えてくれているわけです。

なすべき役目が果たせなくなったと天が判断すれば、その人は死んでしまっても天としては問題ないわけです。でも、あえて不幸を与えることで気づきを与え、生かしてくれているのです。

なので、不幸は天からの幸運の試練だと感謝することが大切です。役目がなければ死んでしまってもいいのに、まだ生かされているということは、まだまだ役目があるということです!

不幸は自分を高めてくれる幸運の試練

「熊沢蕃山が詠んだ有名な和歌に「憂きことのなおこの上に積れかし、限りある身の力ためさん」というのがあるが、按ずるに蕃山の心には、他人から見て不幸だ、不運だと思われるようなことも、少しも御当人には、そう感じなかったに違いない。というのは、不幸や不運を寧ろ自己錬成への感謝で考えておられたからだといえる。(中村天風、真人生の探求p149~150)」

熊沢蕃山(くまざわばんざん)とは、江戸時代初期の陽明学者のことです。幕末の志士たちに影響を与えました。この熊沢蕃山は次のような和歌を詠みました。

「憂きことのなおこの上に積れかし、限りある身の力ためさん」

この意味ですが「どれだけ自分の身に不幸がたくさん起きても、自分の力を試す」というような意味です。どんなときも自己解決するぞという気概が伝わってきますよね。

熊沢蕃山のような哲人になると、他人から見て不幸だと思われてしまうようなことがあっても、本人は不幸だと感じていないわけです。

むしろ、不幸は自分を高め、成長させてくれるので、不幸に感謝をしているほどです。この逆転の発想が大事です。

一般的に、不幸というものは、起きるとすごく消極的な気持ちになります。しかし、不幸を幸運の試練だと思えると、不幸が起きても積極的な気持ちを保つことができます。

こう考えれば、不幸は自分を高めてくれる幸運の試練なので、何でも感謝できるようになるわけです。この考え方があれば、人生は無敵だと思いませんか?

全ては心の置きどころ1つ

自分が幸せか不幸かは、心の置きどころ1つです。どれだけ不幸だと言われても、自分が幸せだと思えば、幸せになれるわけです。

だからこそ、不幸はすべて幸運の試練だと考えることもできるはずです。こう考えることができれば、人生に不幸なことなんて何一つないように思えます。全ては心の置きどころ1つという考え方の大切さもわかります。

感想

最近はいろんなことを幸運の試練だと考えることで、前よりも気楽に生きられるようになりました。

正直この記事をリライトしている今も、他人から見ればMAX不幸のような状況ですが、めげずにがんばれています(リライト前日は落ちてしまいましたが)。

なので、不幸は幸運の試練と考えることはとても大切な考え方です。こう考えれば、どんなことだって乗り越えていけるし、不幸が続いてもありがたいと思えるようになります。不幸にこそ感謝して生きていきましょう!

不平不満を思わず、常に感謝して生きる!不平不満が多い人でも感謝を習慣化できる考え方」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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