2023年9月行政報告会【武豊町】
2023年9月1日に、武豊町で開催された行政報告会の内容をお伝えします。
町長報告
- 台風7号の災害対応
- みそたろうステッカー完成(ドライブレコーダー)
- 衣浦みなとまつり花火大会
- 名古屋鉄道への要望書の提出について(無人化などの対応)
半田消防署武豊支署移転建設工事における地中障害物の対応について
建設費1,219,814,288円で、2024年6月1日から供用開始予定の半田消防署武豊支署移転建設工ですが、地中障害物(ガラス瓶、スレートなど)を発見しました。
スレートからクリソタイル(アスベストの一種)を検出したので、建設工事を工期内で完了させるために、早期の予算措置を行いました。
検査費用:1,005,950円
処分費用:10,736,000円
合計 :11,741,950円
ただし、こちらの費用は瑕疵担保として、農研機構に対応してもらう予定となっています。今後も同様のことが発生する可能性もあるので、いつまで請求できるのかなどは弁護士と相談済みとのことです。
武豊町70周年記念プレイベント
2023年12月3日に冨貴小学校体育館で、浦島太郎、乙姫、亀の仮装をした人を集めるギネスに挑戦するとのことです。また、衣装を作るためのワークショップも開催するとのことです。
乙姫のコスプレをしたいアイドルを集めたり、コスプレイヤーを集めたりすることができれば、面白いイベントになりそうだなと感じました。せっかく攻めたイベントやるなら、盛り上がってほしいですね!
ギネス世界記録町おこしニッポンに挑戦! 挑戦日:令和5年12月3日(武豊町)
知多武豊駅東にぎわい広場(仮称)暫定利用者募集要項(社会実験)
知多武豊駅東土地区画整理事業区域内の公共用地で、移動販売車(キッチンカー)、イベント開催等の暫定利用を行うことができるようになります。
場所
知多武豊駅東土地区画整理地内、1街区18画地、19画地。約390平米。
期間
2023年9月16日~2024年3月31日まで
利用可能日時
期間内の午前7時~午後9時まで
※搬入・搬出時間を含みます
申込期間
2023年9月2日~2024年3月17日まで
*申込書類は都市計画課に持参するか、メール、または、FAXにより提出
利用料
試行事業のため、利用料は無料となっています。
駅東はさびしい状況になっているので、挑戦してみるべき社会実験だと思います。ただし、現状だと集客は難しく、駐車場がないのはかなりきびしいです。
そのため、半田市のキャナルナイトのような、行政のサポートと民間業者の連携が成功のヒントとなりそうです。
夜間だけでも、役場の駐車場を解放して駐車場利用したり、土日に開放している駐車場を利用できることをイベントでもお知らせすることなどを、行政報告会中に意見させていただきました。
武豊町教育委員会活動(令和4年度)分の点検及び評価に関する報告書
武豊町教育委員会活動(令和4年度)分の点検、及び、評価に関する報告をいただきました。詳細はホームページにて公表予定となっています。おそらく、以下のURLで確認できるようになると思います。
武豊町教育委員会活動の点検および評価に関する報告書(武豊町)
「ラーケーションの日」の実施予定について
「ラーケーションの日」とは子どもたちが保護者等とともに、校外(家庭や地域)で、体験や探究の学び・活動を、自ら考え、企画し、実行できる日のことです。
校外での自主学習活動であるため、学校に登校しなくても欠席とはならず、「出席停止・忌引き等」と同じ扱いとなります。
実施開始予定日
2023年11月1日
取得可能日数
2023年度は2日まで
介護保険料を遡って変更する事後処理の誤りについて
平成28年度から令和3年度までの介護保険料について、事務処理に誤りがあったとのことです。
過大に徴収:5人、680,40円
過大に還付:2人、636,90円
保険料を過大に徴収した方には、お詫びの文書とともに還付の手続きをお知らせする文書を案内します。
保険料を過大に還付した方には、時効により徴収できる期限を過ぎており、賦課権が消滅していることから、返還は求めないとのことです。
ミスの概要
平成27年4月1日施行の介護保険法改正により、介護保険料は、「当該年度における最初の納期の翌日から起算して2年を経過した日以後においては、賦課決定(変更)することができない」とされました。
この最初の納期について、特別徴収(年金からの差し引き)の場合は5月10日とシステム設定すべきところ、一律で普通徴収(納付書・口座振替)の第1納期限である7月末日が設定されていました。
このため、特別徴収の被保険者について、本来は賦課決定(変更)のできないとされる期間に、保険料を増額又は減額する処理を行う事案が発生しました。
再発防止策
法改正の際は、法解釈及び運用について組織内での情報共有を強化し、必要に応じて他市町村の運用等も確認するとともに、システム委託業者との情報共有及び運用確認をより綿密に行い、再発防止に努めてまいります。
他自治体でもミスが搬出
他自治体でも同様のミスが頻出しており、システムの改修内容よりも、法の解釈に問題があったので誤りが発生したとのことです。
運用面、システム面でのミスが起きない体制づくりが必要だと感じます。特に福祉関連は計算や法律も複雑なので、もっとシンプルな福祉体制づくりを国にもしてほしいなと思います。
そして、システムは各自治体にまかせていると、こういったミスが発生しがちです。全国で一律決まっていることは、国がシステム対応してくれるとミスが起きにくくなるようにも感じます。
「自治体DX推進計画」も参考にしてください。