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非プログラマーのサイト運営者は、サーバが落ちると終わったと感じて絶望する

2023年01月23日 更新2020年03月04日 公開

自社サービスやブログ運営などで生計を立てている人からすると、サーバが落ちてしまうと収入がなくなってしまいます。

非プログラマーのサイト運営者であれば、自分ではサーバ復活はできません。非プログラマーのサイト運営者は、サーバが落ちるとこの世が終わったと感じて絶望するのです。

サーバが落ちた→地獄

リアルタイムアナリティクスなどの数字を見て、サーバが落ちていることがわかります。それまで楽しく過ごしていても、急に血の気が引いてしまい、脇からは冷や汗が「じわーっ」と出てきます。

心臓は恐怖でバクバクし、周囲の声も聞こえなくなります。ごはんもおいしくないし、食欲も湧きません。世界はいきなり地獄に変わってしまうのです。それまでやっていたことは、何も手につかなくなります。

サーバが落ちることを例えるならば、営業していたお店をいきなり休業することになり、売上がゼロになってしまうことなのです。

サーバが落ちても何もできない

非プログラマーのサイト運営者は、自分ではサーバ復旧ができないケースがほとんどです。サーバの再起動すらできないことが多いです。そして、再起動でなんとかならないことも多いです。

開発者の対応を待つしかない

自分ではサーバ復旧ができないので、サーバが落ちると開発者やサーバ保守会社にすぐ連絡をします。

しかし、即連絡をしても即対応をしてくれるほど世の中は甘くなりません。休日や連休中に落ちでもしたら、開発者と連絡がつかないということもあります。

保守契約をしていても、即対応できるわけではありません。そのため、休日にサーバが落ちてしまうと、地獄のような日々を過ごすことになります。

サーバが落ちていることに気づいても、何もできないのでサーバ復旧作業をしてくれるのをただ待つしかないのです。

サイト、グーグルアナリティクスのリアルタイムアナリティクス、開発者と連絡をしているメールやメッセンジャーなどを常に開いた状態にして待つしかないのです。

サイトにアクセスしたら504やら503と表示されたり、リアルタイムアナリティクスで0表示とかになっていると本当に辛いんですよね…

504という名の地獄

リアルタイムアナリティクス0という名の地獄

売上0の未来を考えてしまう

サーバ復旧は開発者任せとなってしまうので、サーバ復旧までただただ震えて待つしかありません。

「サーバが落ちていて検索流入が下がったらどうしよう…」
「このままサイトが復活しないで収入がなくなったらどうしよう…」
「こんな生活があと何年続けられるのかな…ウェブサイトって怖いな…」
「私の人生はどうなってしまうんだろう…就職したほうがいいのかな…」

などサーバ復旧までの間は消極的なことばかり考えてしまい、本当にしんどいのです。売上0の未来を考えてしまうのです。

サーバが復活すれば天国に行ける

ただ、人間とは不思議なものでサーバが復活すれば、一気に心は晴れます。こんなに幸せなことはあるのだろうかと思うほど、地獄から天国に世界は一変します。

サーバ復旧して、サイトやブログが普通に見れることが嬉しいのです。この不思議な気持ちは、サーバが落ちた人にしかわからないでしょう。

サーバが落ちても気にしない心も重要

長年ウェブサービスに携わっていますが、何度も何度もサーバが落ちるのを経験してきました。そのため、サーバが落ちるのは仕方がないと思う心も重要だと思っています。

実際にはサーバが落ちた日や翌日には復旧できることがほとんどですし、そこまでサイトの数字や売上には大きな影響を及ぼさないことが多いからです。

サーバが落ちても消極的にならずに、積極的な心を持ち続けることが重要なのです。しかし、サーバが落ちても、自動復旧するようなサービスがあればいいなとは思いますがね。

非プログラマーでも、常に安心できる仕組みが欲しいですよね。グーグルかアマゾンがそんなサーバサービスを開発してくれないかしら。

感想

サーバが落ちるとやはり地獄の気分を味わってしまいます。サーバ運用側からすると、サーバが落ちるのは当たり前だと思っているので、そこまで急いで対応してもらえるわけでもありませんし。

でも、非プログラマーのサイト運営者からすると、サーバが落ちているとサイト収入がゼロになってしまうので怖いんですよね。

絶対落ちないサーバなんてないのはわかりますが、サーバが止まらない新しいサービスができればいいのになと思います。

あと、サーバ復旧後は運営者のサイト監視が強くなりがちです。サーバ監視をしていても、開発者がすぐにサーバが落ちていることに気づくとは限らないからです。

そのため、常時サイトが動いているか確認するようになります。スマホにグーグルアナリティクスのアプリを入れ、リアルタイムアナリティクスを確認する時間が増えます。

平日だけならまだいいのですが、休日でも動いているかチェックしてしまいます。休日は仕事のことは考えずに過ごしたいものですが、生活がかかっているのでサイトが動いているか気になってしまうのです。

常に監視しているわけではありませんが、休日でも仕事のことを考える時間ができてしまうのです。完全に休んだ気がしなくなるのは、辛いところです。

そして、休日にサーバが落ちていることがわかるとまじで地獄です。休日だから開発者と連絡が取れないこともあるので、サーバ復旧まで楽しい休みも辛くなります。長期連休だともう地獄です。なんかいい方法なーい?

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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